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一般書

椿井文書―日本最大級の偽文書

著者 馬部隆弘 著

中世の地図、失われた大伽藍や城の絵図、合戦に参陣した武将のリスト、家系図……。これらは貴重な史料であり、学校教材や市町村史にも活用されてきた。しかし、もしそれが後世の偽文...

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椿井文書―日本最大級の偽文書

税込 990 9pt

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商品説明

中世の地図、失われた大伽藍や城の絵図、合戦に参陣した武将のリスト、家系図……。これらは貴重な史料であり、学校教材や市町村史にも活用されてきた。しかし、もしそれが後世の偽文書だったら? しかも、たった一人の人物によって創られたものだとしたら――。椿井政隆(一七七〇~一八三七)が創り、近畿一円に流布し、現在も影響を与え続ける数百点にも及ぶ偽文書。本書はその全貌に迫る衝撃の一冊である。

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みんなのレビュー52件

みんなの評価4.2

評価内訳

良質のドキュメンタリー

2020/08/31 22:22

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、椿井政隆が近世(江戸時代後期頃)に著作した偽文書である「椿井文書」を巡り、その偽文書が書かれた時代背景や、それが現代に至るまでどのように流布し、一部の自治体などにおいて公的な資料として受け入れられてきて、歴史研究や社会にどのような影響を与えたかについて切り込んでいる。
事実を積み上げていき、謎を解いていくさまが、ドキュメンタリーのようであり、推理小説のようでもあり、とても惹き込まれる。

本書でも触れられている「東日流外三郡誌」や「竹内文献」は、その荒唐無稽な内容から研究者からは相手にされていないものの、一般の人(特にオカルト好きな層)には一定の支持がある。研究者が、わざわざそれを否定するための研究を行わないために、一般に流布された内容が打ち消されることがないという指摘は面白かった。
また、歴史研究では古代・中世・近世・近現代といった時代ごとや、文献史学と美術史学などの学術ジャンルなどで研究が蛸壺化し、ある研究者たちでの偽書に対する共通認識が、他の研究者たちには共有されていないという指摘も興味深い。
偽文書の活用として、偽史が出てきたこと自体に対しての歴史研究や、大衆文化史への影響研究などに触れられていたので、これからは各分野を横断的・総合的に見ていく研究学問も面白そうである。

今の時代は、インターネットに非常に多くの情報が流れているが、その情報は玉石混交であり、「偽史」や「偽書」というべきような情報も多い。
インターネットだけではなく、本や雑誌、テレビなどが発信している情報であっても、「真実」かどうかは受け取り手が判断をしなければならない。この傾向は、昨今の新型コロナ禍を巡る騒動で顕著になった。

「偽史」や「偽書」を作成する目的が、自分自身の利益など利己的な動機であれば分かりやすいが、世の中には、そのような理由からではなく、良心から「嘘の情報」を広めてしまい、それがデマや流言となることがある。
椿井政隆がどのような動機で「椿井文書」を作成したのか、正確な動機は分からないが、一人の人間が生んだ「偽文書」が、様々な人々のそれぞれの動機から広まり、利活用され、その影響が広がっていく過程はとても好奇心を揺さぶられた。
日本の歴史研究に一石を投じる衝撃的な一冊。

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全歴史好きが読むべき書

2020/06/14 17:52

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸時代に作られた偽文書が現代の自治体史のお墨付きを得て町おこしに使われてしまっているという衝撃の内容。こういう偽史の話は東日流外三郡誌をめぐる騒動のように過去の出来事だと思っていたが今でもその手の話が残っているのに驚くばかりである。式内社の神社の由来とかも椿井文書が根拠になっているところがあるなど現代に与える影響が大きすぎる。

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驚きの連続だ

2020/04/26 11:47

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

椿井文書の存在は知らなかった。まったく驚いた。まずは著者の椿井文書の研究に敬意を表する。
しかし、この偽文書が未だに色々と影響しているというのはもっと驚きだ。その意味では椿井政隆の罪は重い。行政も町おこしをすることではなく歴史の真実を正しく市民に伝えることを優先すべきである。

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これはもう日本史版「ファクトチェック」

2021/09/08 14:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

中世の地図や家系図など、とても貴重な歴史文書の中には、後世に創作された偽の文書が多数存在する。その中でも、椿井正隆という一人の男によって創作されたニセ文書ものを「椿井文書」という。この椿井文書、1つや2つといったかわいらしいものではない。なんと数百点に及び、近畿地方のあちこちに散らばっており、現在も各地で市町村史やまちおこし、学校教材に活用されてしまっている。椿井正隆はなぜこんなことをしたか。なぜ偽の文書がこんなにも広まり受け入れられてしまったのか。どこで偽物と判明したのか。なぞとしか言いようのない椿井文書の全貌と椿井正隆の軌跡を紐解いた研究記録。私たちが偽の歴史をうのみにしないためには。学校で習わなかった歴史がここにはある。日本史の裏側、衝撃の事実に迫る。めちゃおもろい!

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椿井さんは頭がいい

2020/06/14 21:53

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者はこの偽書について、こう書いている「椿井文書の存在に気づいても、基本的には全否定することなく、注意しながら活用することを促すのである。椿井文書の多くが、地域の由緒を語るうえで欠かせない存在になっているため、地元感情に配慮してこのような書きぶりになっているのであろう」、つまり専門家はこの文書のうさん臭さを知っていながら、「この文書は信じちゃダメ」と言えずに、地元の町おこしの機運を損ねない配慮を優先したということ。椿井文書ではありえない年月日がよく登場する(つまり、平成31年5月1日みたいな)のは、訴えられたときに、戯れで作ったと言い逃れするためではなかったかと作者は推測する。私の出は高名な武家だったんだということにしておきたい人は、椿井にとってはいいかもであったであろう

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都合のいい歴史

2022/02/13 20:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いて座O型 - この投稿者のレビュー一覧を見る

古文書に書かれている=真実、とならないことは、史料検討を行っていれば当然理解している。しかし、古文書に書かれている=何らかの真実の反映、と考える人はまだまだ多く、それこそ偽書が歴史的事実として流布して行ってしまう下地だろう。
本書でも、重層的に作られた偽書群が、相互依存して地域の歴史を作ってしまっていた上、それが受け入れられて諸研究が積み重ねられていったため、否定することがどんどん難しくなっていったり、そういう文書が残るだけの根拠があったんじゃないの?という、史料検討には全くそぐわない姿勢での抵抗にあったりして、偽書がまるで正しい史料であるかのようになってしまっている状態を、詳細に描いている。

いま、歴史修正主義者たちが、自分たちの趣味で、偽書的な歴史物語を作ってる間は、おかしな人で済むかもしれない。でも、それが累代重ねられると、一説に曰く的に真実と化すかもしれないと思うと、ほんとに怖い。

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願えば叶う?

2021/02/16 10:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:われこそは・・・ - この投稿者のレビュー一覧を見る

町おこしなど、理由は何でもいいので盛り上がることが目的であれば、という風潮は、現代社会とそう変わらないのかもしれない。そうあってほしい、との願いが叶ったと思う人も多かったろう。
由来を語るプレートは真実よりも奇なり。
そういえば、子どものころ、〇〇の埋蔵金探しというTV番組で、〇〇探検隊長が出ていましたね。その根拠となる伝説の出どころも、そうあってほしい、との願いからなのでしょうか。
伝説は、それ自体が真実であることを欲している。

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偉大な偽歴史家

2020/08/14 17:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る

椿井氏は基本の歴史知識や全体を俯瞰する能力に優れている。今で言えば、歴史小説や絵画が書ける人である。古事記や日本書記も類似した経緯を辿っていると思う。但し類似の他文書がないため真偽を証明しにくい。
今後、椿井文書を分析をすれば、その時代の事実が解明されると思う。

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面白くて恐ろしい

2020/11/03 18:36

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

非常に面白かった。と同時に怖くもある。偽りをごまかすのが比較的困難な自然科学と違って、利害で嘘をつく人間を相手にする人文科学は難しい。それでも救いがあるのは、「主犯」の椿井政隆に茶目っ気が感じられることと、そんなに評価されないだろうに、こんな研究をする著者のような人がいることだろう。椿井政隆の残した未来年号や架空の人物、不自然な文書書式は、バレたときの予防線じゃなくて、後世の(自分のような)歴史家に残したヒントじゃないのか。彼も歴史家になりたかったんじゃないかな。そう思うと一層楽しい。

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2020/03/20 20:47

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2020/03/23 16:30

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2021/02/07 01:34

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2020/04/13 20:51

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2020/04/28 13:45

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