- 販売開始日: 2020/07/03
- 出版社: 祥伝社
- ISBN:978-4-396-63587-9
ヒポクラテスの試練
著者 中山七里
偏屈だが解剖の腕は超一流の光崎藤次郎教授が率いる浦和医大法医学教室に、城都大附属病院の内科医・南条がやって来た。前日に搬送され急死した前都議会議員・権藤の死に疑問があると...
ヒポクラテスの試練
商品説明
偏屈だが解剖の腕は超一流の光崎藤次郎教授が率いる浦和医大法医学教室に、城都大附属病院の内科医・南条がやって来た。前日に搬送され急死した前都議会議員・権藤の死に疑問があるという。肝臓がんが死因とみられたが、九カ月前に受けた健康診断では問題がなかった。捜査に駆り出された埼玉県警の古手川は、権藤の甥が事故米を使って毒殺を目論んだ証拠を掴む。しかし、光崎が司法解剖から導き出した答えは恐るべき感染症だった! 直後、権藤の周囲で新たな不審死が判明。感染源特定に挑む新米助教・栂野真琴が辿り着いた驚愕の真実とは――!?
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良い本です
2024/09/29 16:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズ3作目です。前2作と毛色が違っており、アメリカにまで話が膨らみます。いろいろと楽しめました。
突然死の裏に
2020/10/04 10:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
突然死の原因が肝臓がんであることに疑問を持ったコトから始まります。
解剖を拒む親族に事件性を見出し、それで解決するのかと思いきや、そうは行かないのがこのシリーズです。
掘り下げて調べれば調べるほど闇が広がっていきます。
今回、光崎教授がアグレッシブ。
虫と毒
2021/08/11 13:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山七里のヒポクラテスシリーズであるが、本著の標的となるのは"虫"であり"毒"である。
ネタバレになるので詳細は省くが、"虫"が発する"毒"を見付け出し、それがどう影響したのか。
時として「病理解剖」を拒否する家族を説得し、病巣を見付け出す。そして、あるツアーに行き着く。
日本では恐らく起こり得ない事としても、海を越えれば生活習慣だけでなく、食習慣も変わる。"旅の恥は~"とはいうが、今作の登場人物もそんなところか。
「感染症で最も恐れるべきは疾病本体の脅威ではなく、人々の無関心だ。」
コロナ渦中の我が国ではあるが、この作品に秘めた"メッセージ"があるとすれば、正に"無関心"になることに対しての警告だろう。
私の体内に入った、中山七里という"毒"は、まだ暫く抜けそうにない。
何故ならまだ数冊、中山七里の未読作が手元にあるからだ。
それにしても、中山七里の作品を読む度にどんでん返しに驚かされる。いや、それを楽しみに読んでいるのか。それとも"気付かず"に読み耽っているのか。
次はどんな"どんでん返し"が待っているのか、今から楽しみである。
社会性
2021/04/29 10:47
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投稿者:タンタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと重たい最後だった様な気がします。
生活が豊かになれば陰で悪さをして平気で居る大人が居る世の中は宜しくない!と!!
古き良き日本を!模範とならない迄も後ろ指を刺されるような大人にはこれからの子供たちにはなって欲しくないと願います。
色々考えさせられた内容でした。
虫
2021/10/31 23:49
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
一体……虫からの毒でこんなことになるのか……と。その最初の死因は、肝臓がんと言われていたわけですからね……。もし、こんなことになったら、と、想像するだけて怖いです。特にコロナ蔓延の世界では
シリーズ第三弾
2020/09/21 22:18
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
法医学をテーマとした「ヒポクラテス」シリーズの三作目。よく調べていると思いますし、読みやすい長編小説ですが、期待ほどストーリー展開が良くなかった感じです。