電子書籍
九十八歳。戦いやまず日は暮れず
著者 佐藤愛子
『九十歳。何がめでたい』の待望の続刊! 2016年に発売した『九十歳。何がめでたい』は2017年の年間ベストセラー総合ランキング第1位になり、現在までに130万部を超える...
九十八歳。戦いやまず日は暮れず
九十八歳。戦いやまず日は暮れず
商品説明
『九十歳。何がめでたい』の待望の続刊!
2016年に発売した『九十歳。何がめでたい』は2017年の年間ベストセラー総合ランキング第1位になり、現在までに130万部を超えるベストセラーになりました。
本作は、あれから5年、時は平成から令和にうつり、今秋98歳になる佐藤愛子さんが断筆宣言をした「さようなら、みなさん」を収録する「最後のエッセイ集」となります。
タイトルは、1969年に発売され直木賞受賞作となった佐藤さんの小説『戦いすんで日が暮れて』の本歌取り。夫が作った莫大な借金をひとり背負い込んで奮闘する妻(=佐藤さん)の姿を活写し、愛子センセイが世に出るきっかけになった代表作のひとつです。
それから52年、自身の最後となる本エッセイ集のタイトルに『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』と付けたのは、借金は返済したけれど、人生の戦いはやまず、今も日も暮れていない――。愛子センセイが97年を生きて来た人生の実感です。愛子センセイがヘトヘトになりながら綴った、抱腹絶倒のエッセイ全21編をぜひご堪能ください。
(底本 2021年8月発行作品)
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紙の本
面白い
2021/08/13 13:21
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白い。すいすい読める。
筆者は大正生まれで、戦争を生き抜いて来た人だが、その感性が非常にいい。
筆者は誠に常識人である。
「釈然としない話」だけでもこの本を買った意義があるというものだ。
また、「昼」「読む」「売る」など、戦後に改悪されてしまった漢字が、正漢字で書かれているのもよい。
電子書籍
なるほど98歳
2023/04/13 15:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐藤さんのエッセイは時々読んでいましたが、この本はご本人も自覚されているように内容が散らかり気味で、そこはやはり御歳98歳だなぁと思いました。
ただ、98歳でちゃんとご自分で編集者が判読できる文字を書かれているのかと思うと凄いです。ウチの父は70後半で既にヨロヨロの字でしたから。
ふらっと外に散歩?に出たところで行きずりに病院に入るあたりは佐藤さん節が垣間見える気がしました。
もう書かない、と終わられてますが、なんだかんだ書いてらっしゃる気もします。
紙の本
何となく元気が?
2022/02/26 12:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ken - この投稿者のレビュー一覧を見る
先生の本はいつも楽しく拝見させていただいております。今回読んで先生何となく元気がなくて、いつもの歯切れの良さがないようで、心配になりました。こんなこと書いたら、先生ご立腹かもせいれません。TVCMでまさかの断筆宣言?というが流れていて、本当なら残念でなりません。しかしながら、もうご高齢(またまたご立腹?)ですから、体調に気を付けながら、書き続けていただきたいと思います
紙の本
本当におしまい?!
2022/02/06 17:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年で99歳になられるとは、信じがたい。
いつも自分なりの尺度で色んな事を判断される。
この尺度が近頃、長いものに巻かれる傾向になってきているだけに、佐藤愛子さんのような自己の判断力をもって公言される方が貴重だと思う。
面白いお話も多く、今まで沢山愉しませていただいただけに、ここで筆を措く、とは凄く寂しい感じ。
まだまだ語って欲しい。
紙の本
再会を信じて
2022/01/26 14:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生の大先輩である著者の、言葉の数々が胸に響きました。これが最後と言わずに、またお目にかかる日を楽しみにしています。
紙の本
97歳で断筆
2021/11/02 21:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者にとって、ものを書くことが生きている証である。日々の想いを原稿用紙に記し、それを眺めては、書き直すことに、生きている徴を残している。一日をボーとして過ごす姿は、傍から見れば無為に見えるかもしれないが、それが老いた人の姿、老耄であろう。筆を憶ことにより、著者はどう変わるかは不明であり、見守るしかない。
電子書籍
ポジティブ!
2023/06/17 21:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて、真っ先にポジティブ!という言葉が出てきました。佐藤愛子さん、本当にポジティブです。読んだのは、少し前のコロナ禍真っ最中で、だから、余計にそう感じたのかもしれませんけど………。