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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2021/09/24
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • ISBN:978-4-10-125026-7

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電子書籍

ゴールデンスランバー(新潮文庫)

著者 伊坂幸太郎

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない――。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲され...

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ゴールデンスランバー(新潮文庫)

税込 1,100 10pt

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ゴールデンスランバー A MEMORY (新潮文庫)

税込 1,155 10pt

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商品説明

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない――。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。(解説・木村俊介)

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みんなのレビュー1,559件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

読了

2020/03/07 11:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ムギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画化している作品だけど、映画では描かれていない細かいシーンも削ってはいけない大事な伏線。伏線回収がいつも見事な作者だけど、ゴールデンスランバーはとくに秀逸だと感じる。読み終わった後についついエレベーターのボタンを親指で押したくなる。誰か花丸をわたしにくれないかな。
映画も本もどちらも楽しめる作品だと思うから、両方チェックすべき。個人的には配役が100点満点花丸だと思う。映画と本で二度おいしい作品。

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電子書籍

逃亡劇

2021/10/29 05:39

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

首相殺しの犯人にされてしまった青柳の逃亡劇です。その青柳が逃げるのを、何年も会っていなかった友人たちが手助けする……というのが、メインなんですが……。結構、はらはらする展開に。映画の方がよかったかな

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紙の本

面白かったです

2021/11/19 10:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る

何やら大きな力が働き、首相暗殺の犯人にでっち上げられたごく普通の男が主人公。その後、警察の手から脱がれるための逃避行はまるでジェットコースターに乗っているかのような素早く迫力満点の展開でした。どう決着がつくのか全く予想がつきませんでした。

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紙の本

ケネディ暗殺事件に着想を得た小説

2021/04/25 19:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

首相が仙台の街をパレード中にドローン爆弾で殺害された事件の犯人は?という始まりで、ケネディ暗殺事件のオズワイルドに当たる男性が主人公。国家権力が主人公を犯人に仕立て上げようと、かなり悪辣な行動に出て、本当にこういう風に犯人扱いされたらどうしようもないと怖くなりました。
ゴールデンスランバーはビートルズの曲名だとか。

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紙の本

読後感がいまいち

2019/10/17 20:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

スリルがあってドキドキしながら読みましたが、読後感がいまいち。わざわざそんな風に整形しなくても、なんて思ってしまいました。

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紙の本

期待したほどでは

2017/07/06 12:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

賞をとったり映画化したりと話題になっていたもので読んでみました。期待し過ぎたか どうも今ひとつ。余計な要素が多過ぎる印象です。

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紙の本

「国家」から逃げ伸びろ!

2014/04/02 10:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

設定自体は、そんなに突拍子もない物ではない。突然起こった、日本国首相暗殺事件。衆人環視のパレード中に起こったその大事件の犯人として、一人の男の名前が挙がる。そして警察がその男を追い詰めて行くのだが。ところがその犯人とされた本人は、全く身に覚えが無い。しかしマスコミによって上げられる、数々の証拠。どう考えてもねつ造された物ばかりのその証拠に、唖然とする男。はっきりとは明かされないが、どうやらこの事件は「国家レベル」で画策された物らしく、犯人とされた男はスケープゴート、全くの冤罪なのだ。ところが国家が本気を出せば、冤罪だって犯罪者に出来る。そこから、どう逃げ切れるか、というような物語。あのケネディ暗殺をオマージュとして描かれている所からも、それほど斬新な設定とは思えない。
だけどこの作品の白眉たる所は、物語の構成だと思う。犯人とされた本人はもちろん冤罪だと分かっているけれど、それ以外にもそれと分かっている者たちがいる。家族や友人、元恋人などがそれだ。彼らは(特に元恋人)は彼の潔白を信じ、彼を助けようと動き出す。それを、章を変わるごとに犯人とされた男の目線と切り替える事で、作品に立体感を与えて読む者を飽きさせない。「そんなバカな」と思わせられるような所も所々見受けられるが、社会派というよりエンタメ作品としてとても楽しめた。

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紙の本

娯楽作品として十分楽しめる

2011/03/03 07:30

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:JOEL - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いきなり首相が暗殺されるシーンから始まる。犯人と間違われて、必死の逃走劇を展開する主人公。暗殺事件には、どうやら巨大な犯罪組織が関係しているらしい。

 米国でかつて起きたケネディ大統領暗殺事件は、犯人とされたオズワルド容疑者が逮捕された上、別の人物に殺されたことで、真相が藪の中にはいってしまった。本作は、そうした史実と巧みに重ねあわせようとする。さまざまな仕掛けと伏線がほどこされていくのだ。

 主人公の逃亡劇に、随所で手を貸す人物たちが現れる。しかも、その手助けにはとても工夫が凝らされている。やや強引かつ不自然なところもあるが、読者を楽しませるに十分である。

 こうも必死の逃走劇を繰り広げるには、相当の理由が必要だが、そういう手もあるかと思わせるストーリー展開に持ち込むのがうまい。

 ただ、弱点は人物の作り込みが甘い点ではないだろうか。主人公からしていまひとつぱっとしない。

 もともと平凡な人物が暗殺犯に仕立てられるのだから、そうなるのかもしれない。しかし、逃走劇を続けるうちにもっとたくましい男に変貌していけば、ハリウッド映画さながらになっただろう。

 逃走劇の最後の方では少したくましくなりはするのだが、まだ頼りなさと、周囲の助けが必要なままだ。これは、評者がハリウッド映画を見過ぎなだけなのかも知れないが。

 主人公を助ける周囲の人物もいまひとつ性格づけが弱い気がするのだが、そんなことはないだろうか。両足を骨折して入院している人物は最後にいい働きをするが、それ以外の人たちは、明確なイメージが浮かびにくい感じがする。

 いや、こうして本書の弱点に目がいくのは、ほとんどの要素が上出来だからだろう。素直に読めば、はらはらドキドキの連続で飽きさせない本になっている。

 核心的事件であるはずの首相暗殺が早々に起きてしまっても、そこから最後までぐいぐい引っ張り続けてしまう。これは簡単なことではない。なにしろ500ページにおよんでも、途中でだれてしまうことがないのだから。

 これまでに何作もこなしてきた作家の力量が、惜しみなく注ぎ込まれている作品と評価したい。

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紙の本

かっこいいとかじゃないけどよかった

2024/01/27 19:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:恵恵恵 - この投稿者のレビュー一覧を見る

みんな助けてくれるのがいい。
国家むかつく。
思ってたのと違う終わり方だった。
とにかくみんな助けてくれるのがよかった。
三浦と森田どうなったの?本当に死んだの?
生きててほしいいな。
国家まじむかつく。中心だけ知ってる。末端は何も知らない。結局そうなる。知らない.気を逸らされてることも知らないあいだに改憲されてるそういうのがまさに今って感じだった。
1週間かかった。最後にまた岩崎がでてきたときこの人誰だっけって思い出せなかった。歳を感じた。。

国家がムカつくから★4

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紙の本

読む手が止まらない

2024/01/14 12:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

あらすじに惹かれて購入。内容もハラハラ、ドキドキして読む手が止まらなかった。700ページ近くあるが、長さを鬱陶しいとは思わないくらい面白く、本屋大賞なだけある。

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紙の本

仲間

2023/02/25 20:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:K - この投稿者のレビュー一覧を見る

首相暗殺の容疑で日本中から追われることになった主人公。真の犯人は秘密結社よりも巨大!!生き残るために必死に逃走しながらもこれまで築き上げてきた信用と信頼を元に無実を証明できるのか!そんなドキドキハラハラのミステリー小説でした。過去が現在の設定の穴を埋めるように出てきたので前のページに戻らずに済んだ。展開が早いので次は次へとページを捲る手が止まらなくなるような小説でした。

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紙の本

突然首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇

2022/11/29 21:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る

現在の逃亡劇を補完するように大学時代の思い出とリンクしていて、数々の伏線の回収しつつ目まぐるしく展開し、疾走感があって面白かった。

また、所々ケネディ暗殺のオズワルドを髣髴とさせる展開があってよく作り込まれているなと感じた。

ラストは良いのか、悪いのか…。生きているけど死んでいる、そんな状態だと思う。
人の一生を台無しにした責任を誰も取らないまま真実は闇に葬られたのは残念。

ただ青柳を知っている人には分かる、そんな知らせ方にちょっとほっこりした。

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紙の本

スカッとした

2018/02/03 11:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る

首相殺人事件の容疑者となった主人公が、色んな人の助けを借りて逃走を図っていくもの。様々な伏線が張り巡らせており、それが繋がっていく。展開もスリリングで読み応え十分であった。

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紙の本

もしも首相暗殺犯人に仕立てあげられたら

2016/02/25 00:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヒロユキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

出版された年の本屋大賞を獲得し、堺雅人主演で映画化された作品なのでタイトルだけは知っていましたが、実際に読んだのは最近です。
首相暗殺、管理社会、情報操作など、恐らく出版当時は一定のリアリティーを感じつつも「まさか現実にこんなことは起こらないよね」と思われていた内容だったと思います。しかし、現在本作を読んでみると荒唐無稽と笑い飛ばすことのできない危うさが現実社会に蔓延っていることを嫌でも実感させられます。本作を読んで「もし自分が暗殺犯人に仕立てあげられたら?」と心の準備をしておくべきかも知れません。

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紙の本

映画をきっかけに。

2015/08/27 14:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

たまたま映画を見て、とても引き込まれたのをきっかけに、本の方も手に取りました。どちらも面白かったです。こんなストーリを創り出す著者はすごいと思いました。

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