- 販売開始日: 2023/01/19
- 出版社: 笠倉出版社
- レーベル: Cross novels
- ISBN:978-4-7730-6366-0
愛を知らない竜王と秘密の王子【honto限定特別版】(イラスト付き)
【honto限定特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録、honto限定特典として、フェア用で配布された番外編を追加収録】デリカテッセンで働く天真爛...
愛を知らない竜王と秘密の王子【honto限定特別版】(イラスト付き)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
【honto限定特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録、honto限定特典として、フェア用で配布された番外編を追加収録】
デリカテッセンで働く天真爛漫なミカは、幼馴染のシュリと兄弟のように育てられた。逞しく成長したシュリは竜騎士となり、人々から尊敬される存在に。自身との差を感じるミカだが、彼はまったく気にせず、「二人だけのおまじない」を続ける毎日。だがシュリは、ミカに隠し事がある。実は「暴虐の竜王」と恐れられる竜だったのだ!魂の番であるミカへ一目惚れして人間になり、必死に求愛し続けているけれど、ミカにはイマイチ想いが伝わらず…?
初めて愛を知った竜王×竜に愛された無垢な青年、不器用すぎる愛の行方は――!?
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二千年の寿命を持つ銀の竜王が、初めて恋に落ちるお話
2023/01/22 20:29
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コリラックマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
竜の王であるシュリシュマと人間の王子ミカのお話。
ファンタジー?とも少し違うような気がしますが、愛を知らなかった
竜が番を見つけて一途に思い続けて傍で生き、恋愛を知らなかった
王子がシュリを好きな自分に気づいていくお話でした。
よくあるファンタジー一辺倒な感じでもなく、シュリシュマの恋の
痛みがとても切なかったり、無垢なミカが嫉妬を覚えていったりと
きちんと恋愛している感が良かったと思います。
何より、設定もあまり無理を感じさせず最後まで一気読みさせる筆力
は凄いと思います。純粋に面白かったです。
竜は嘘をつけない(つかない?)、という設定も良かったです。
寿命を分け合うことの幸不幸にとても考えさせられました。
挿絵と内容がマッチ すれ違いがいファンタジー
2023/01/29 11:08
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文がとても上手くて読みやすい。
世界観に引き込まれて、あっという間に読了してしまった。
構成上手で引き込まれる展開は、さすがだと思う。
みなかね先生の絵が綺麗で、可愛い。
暴れん坊の竜王が、恋するミカにだけは頭が上がらない、
箱入り育ちで世間知らずのミカは、シュリが言う大人の恋が理解できず、
怒ることもできない竜王が、勘違いばかりのミカに振り回されるラブコメ。
ミカがどこまでも恋愛音痴で鈍感なので、シュリが少し気の毒。
可愛いお話
2024/04/26 13:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
愛を知らない竜王シュリと隠された第二王子ミカの恋物語。素性を明かさないまま長年傍に居続けるシュリの純情がミカにはまったく通じないのが可笑しくて面白い。
箱入王子と竜王
2023/03/20 07:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
ネタバレというか・・・すべての秘密は
ミカ以外には初めからバレている。
こんなにあっさりと秘密が開示されている物語もあまりないのではと思います。
シュリが「愛を知らない竜王」ですが
「愛を知らなかった竜王」っていうのが正しく
ミカに恋してするりとすっぽんぽんの人型子供で出現
竜として乱暴ものだったらしいがそれもミカに出会うまでの話で。
秘密の王子であるミカは王子であることはミカ以外は街のみんなも知っていて
しかも街ぐるみで王子とその母を暗殺者から守ってさえいるのだ。
いや、とんでもないですよ・・・
ミカが王子だと知らないのはミカだけという状況
街ぐるみで過保護に育てられたせいか
あるいはもともとの性質もあってミカは純粋無垢な状態
それでも独立しようと頑張ったりするので
なんか読んでいる私もボリスか街の人々と同じような気分になってきます。
恋を知り、性愛を知り、少しづつ成長していくミカを見守るように
物語を読んで行きます。
シュリと同棲しはじめて、えっちなことも徐々に知っていくのですが
「あああ」ってボリスな気分で読みましたよ(笑)
もちろん誤解や痛い目にあったりもしましたが、
それよりも最後の寿命問題がいきなりシリアスに痛かった。
二人の選択したことは妥当だと思うけれど、
とても重いものがずっしり残りました。
(というか竜同士の寿命問題は凄いなぁと)
ミカの言葉が芯があってこれが王子の血かと思ったりしましたけれどね)
その日のために二人がこれから長い時間を一緒に幸せに過ごせたら良いなぁ
と思った読み終わりです。
気弱な王がミカ母子にわりと塩対応されているのは仕方ないよね。
王太子だってなんか弟溺愛のいい人ぽさで描かれているけれど
王妃母を止められなかったのだし・・・とちょっと思ったりもしました。
ミカは母やボリスに愛され、街の人々に愛されて、竜王に愛されて
幸あれと願います。
余談
最後の方に「入籍」って言葉が出てきたのですが
この国は「戸籍制度があるのか」っていらぬ突っ込みをしてしまいました。
ちょっと気になったので記しておきます。
(これ校正対象だよねぇと思ったり)
☆3.5評価の4です。
幸せな天罰
2023/01/26 22:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名『愛を知らない竜王』シュリは、冒頭でミカと出会った際には既に愛を知った竜となります。
暴君であったのも過去の話。
なので正しくはミカが成長し、愛に気付き、育むまでの物語なのかなと感じました。
みずかねさんの挿絵が絶品でした。
人間になったシュリが脱ぐと凄い!筋肉質なのも、竜ならではですね。
竜体姿ももっと見たかったなぁ。
「泣くのも笑うのも、二人一緒だよ」本文より。
2024/05/11 10:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
竜が人に求愛する、異種間BLファンタジーです。
ネタバレがあります。
●銀鱗の竜の王攻め・シュリシュマ(通称シュリ)
●母子家庭で育ち竜に好かれる天真爛漫の受け・ミカ(リンドランド王国の第二王子)
●遠い国から嫁いできたミカの母親・ソニア(リンドランド王国側妃)
●リンドランド王国の竜騎士だった大家でデリカテッセンの主人・ボリス(筆頭護衛騎士)
●サンベルム一帯を縄張りにするシュリと契約した竜・ドゥドゥ
●亡き王妃が産んだ王太子でミカの異母兄・アダム
○両視点
8歳のときに森でシュリと出会った、竜騎士に憧れる箱入り息子のミカ。訳あってボリスがシュリを引き取ることになり、ミカは弟(のような存在)が出来たと喜びます。そして十二年後、20歳になったミカは母と一緒にボリスが営むデリカテッセンで働き、シュリは竜騎士になりました。
実はシュリは竜の王でミカに恋したため人の姿となり、ミカが年頃になると恋心をアピールするように。ところが無垢なミカは気付く気配がありません。また、シュリの正体とミカの秘密を知る父親代わりのボリスは二人の仲を認めず・・・
人間や魔物そして竜がいる世界を舞台に、庶民として匿われながら育てられた第二王子ミカと、ミカの魂に惹かれた銀鱗の竜・シュリが「愛を知らぬ竜」の伝説のように結ばれるお話。
家族愛のミカと番いたいシュリのあいだにあった、勘違いやすれ違いそして温度差が、恋心によって少しずつ埋められていく様子がよかったです。未来を語るシーンで「いやだ、いやだ」と泣くシュリにもらい泣きしてしまいました。
また竜の巣作り、中◯し後の観察など萌えたぎるシーンも!竜は一途で変態でなくては。
そしてみずかねりょう先生による美しいイラストで、完璧な作品に仕上がっています。いろいろな年代のミカとシュリが見られて嬉しい。
竜が登場するBLファンタジーが好きな方、おすすめです!
竜王様はステキだけれど
2023/01/23 23:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
竜王様に関する設定は大好きでした。違う種の番に出会ってしまうと、番の種に合わせた姿に変異してしまう。嘘がつけない。などなど。
でも、なぜだか没入できず。ミカの純粋培養具合が腐った心に眩しすぎたのでしょうか。
すれ違いじれじれ
2023/04/03 17:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
愛を知らない竜王シュリシュマと自分の出自を知らず町ぐるみの過保護で育った青年ミカ。どちらも恋愛経験がないし特にミカは初心で無垢すぎるからすれ違いの連続でなかなか事が進まない。
ミカは知らないながらも元妃の母親とミカが命を狙われながら平民として暮らしていたのに悲壮感はないし、護衛騎士はミカに友人も作らせないほどめちゃくちゃ過保護にして何がしたかったのかと不思議に思う。