猫を処方いたします。2
著者 石田祥(著)
京都市中京区、薄暗い雑居ビルにある「中京こころのびょういん」。評判を聞きつけ、メンタルの悩みを持った人々が訪れるが、そこで処方されるのは薬ではなく、なんと本物の猫だった!...
猫を処方いたします。2
商品説明
京都市中京区、薄暗い雑居ビルにある「中京こころのびょういん」。評判を聞きつけ、メンタルの悩みを持った人々が訪れるが、そこで処方されるのは薬ではなく、なんと本物の猫だった! 彼氏との関係に悩む女子大生、妻に先立たれた老人、保護猫センターで働く男・・・・・・。「処方猫」と過ごす時間によって、患者達の心の傷は少しずつ癒えていく。一方、猫を処方する“ニケ先生”には何か秘密があるようで――? 猫と人の絆を描いたシリーズ第二弾!
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前回よりもさらに強い処方薬、命の重さを感じる待望の第二弾
2024/03/09 16:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
前回は千歳さんの話でしたが、
今回はニケ先生の謎が書かれています。
また、気軽に猫を預かるなんて無責任という意見や、
保護猫センターの内情の話もあり
今日の猫ブームの中でも
命を預かるということ、可愛いだけでなく
色んな状況下で育って来たからこそ見せる
猫の表情がリアルに描かれていて
ニケ先生の言葉につい涙してしまったと思ったら
千歳さんからのキツいお言葉をもらって
これはニケ先生も、千歳さんと言うお薬を処方されてしまったな。と感じました。
千歳さん、ニケ先生と話がきて
これで終幕か?と思いきや
同じビルの胡散臭い業者の描写があったので
まだまだ、猫を処方してもらう人々は訪れるのでは?と
続編に期待しています。
待ち人来る
2024/02/02 22:47
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
心に小さな悩みを抱いていたり、自覚しない問題を抱えている人が行きつける謎のクリニック。
ニケ先生の待ち人がやっと受診します。
運命を受け入れる覚悟の猫と、飼い猫の寿命を受け入れがたい飼い主の対比が自然の厳しさを際立たせます。
今回も千歳さんがカッコいいです。
シリーズ第二弾です
2023/12/01 11:18
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
四話構成です。
相変わらず、ニケ先生と千歳さんとの絶妙な掛け合いが楽しい。
相反して、保護猫の現実なども折り込み、とても読み応えがありました。
最初、ニケが寝っぱなしなのは、昼間の診察で疲れているから?などと単純に考えていたけど、かなり奥深い設定だったのですね。絶対、シリーズ化して欲しい。京都弁が過ぎるかなと思ってたけど、飄々としたニケ先生には、無くてはならないものです。大好きです。
第二弾
2024/03/24 15:16
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投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も愛らしい表紙とタイトルそして小気味よい会話になごみますが、胸が痛くなる現実が盛り込まれていてページをめくる手が遅くなる。
「命」と「覚悟」の言葉を意識する読後です。
猫のアバター
2024/03/03 18:17
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
「大抵の悩みは猫で治る」と、はっきりとしない悩み事に生活のリズムを狂わされている人を、運と勘まかせに、猫を貸し出して処方とする医師ひとり、看護師ひとりの不思議な診療所。猫と一緒に暮らすということは、いろいろと世話をしなければならないけれど、耽溺してしまうと猫の世界を壊してしまうらしい。人間の抱える悩みを、猫とともに暮らすことで、和らげるかもしれない。猫なりの生活があり、それを大切にして過ごしている猫なのである。猫のアバターもどきの医師と看護師が、今後も物語を広げるかもしれない。
すっきりしない
2024/05/31 16:18
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作のほうが良かったな。
医者と、愛護センターで働いてるお兄さんがそっくりっていうのは
どっかに行っちゃったのかな?
本人同士が会ってるんだけど、何も反応してないよね。