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電子書籍

岳物語シリーズ みんなのレビュー

  • 椎名 誠
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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (6件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本大きな約束 正

2012/05/18 02:18

名著『岳物語』から27年、「じいじい」となった椎名さんの日常を私小説的に描いたシリーズ最新作、待望の文庫化。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しのはら - この投稿者のレビュー一覧を見る

可愛い孫の風太くんと海ちゃんを授かり、いまや「じいじい」となった椎名さん。じいじい生活やいかに?と手に取った、久しぶりの椎名本。
これは、名著「岳物語」に連なる私小説的作品群の、わりと最近の部分なのですね。
本書の中で岳くんは、サンフランシスコ在住。一男一女の父なのです。働き盛りの椎名さんと少年・岳くん、体ごとぶつかるような子育ての日々がつい昨日のようなのに。これだもの、おばちゃん年とる訳だわー(遠い目)

 野菜中心の食事に切り替え、カツ丼の事、「もうそんなあぶらぎったものは食う気はしない」なんて仰るけれど、美味しいお店のは召し上がる。
そんな風に、加齢による衰えをほとんど感じさせぬ椎名さん。熱い心失わず、西へ東へ南の島へ北海道の山荘へ、執筆と旅から旅の忙しい日常。ふいに降りかかるアクシデント。
 そんな中、時折かかってくる風太くんからの国際電話には、たちまち「じいじい」の声となり、他愛のない会話を交わす。
そこで「じいじい」が風太くんと交わした約束とは・・・。
繰り返し挿入される電話のシーンは、孫ちゃんも「じいじい」も可愛らしく、一服の清涼剤のような反復ギャグのような。読んでる身にも楽しみで、「早くまたかかって来ないかなー」と思ってしまう。

 また、長年の読者は、岳くんちの赤ちゃん(女の子)の名前が「海ちゃん」である事にグッと来るでしょう。椎名さんご自身の第一子(女の子)赤ちゃん育児体験を元に書かれた「海ちゃん、おはよう」という小説を思い出さずにはいられません。
(椎名さんの著書で同タイトルの小説が二編ありますが、私が好きなのは妻目線で書かれた中篇の方。「はるさきのへび」に収録)

 椎名さんの文章と、椎名さんの目を通して見るこの世界は、(思うに任せぬ事も多々あれど)やはり魅力的でした。
冬山の雪が木の根の周囲から鹿の子まだらに解けて行くのを、「樹木の根がその成長していく熱で周囲の雪を溶かしている」と表現する心の持ちようが好きだなあ。(人は自分にないものに憧れるのだ)
日常を淡々と描いているようでいて、不穏さや大きな動きの予兆も隠されているような本書。
「続 大きな約束」も文庫化。そちらも楽しみです。

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紙の本岳物語

2002/07/31 14:22

素晴らしい親子の関係

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しんや - この投稿者のレビュー一覧を見る

僕が初めてこの小説の存在を知ったのはつい最近のことだった。高校の国語の教科書で続岳物語の一部が載っていた。
そして夏休みの宿題の読書感想文を書くため読んでみた。

椎名さんと岳の関係は素晴らしいと思った。親子というより友達のように思えた。
僕は二人の関係を読んでいてとても羨ましく思えた。
椎名さんの時々カタカナで書く方法はとても好きになれた。登場する人物も個性が強くてよかった(といっても実際にいる方達なんですが)特に椎名さんの奥さんはとても面白かった。
父親になったばかりの方にはぜひ読んで頂きたいし、僕もいつか父親になったときに読み返してみたいと思う。

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紙の本家族のあしあと

2017/09/28 07:02

シーナ少年、ふんばる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本の著者椎名誠さんは1944年(昭和19年)生まれである。
 この作品では椎名さんの少年時代の話が楽しく描かれている。
 ただ楽しいというのは語弊があるかもしれない。
 もともと東京世田谷の大きなお屋敷のような家にいたが、四、五歳の頃に酒々井に移住、そして小学生の頃に幕張へと転居した椎名さん。しかもどうやら自分には異母兄弟もいるようで、父は厳格、母の親戚もなにやら事情がありそう。
 そんな少年時代を送った椎名さんの話が楽しいというのはおかしいはずなのに、どうしてだろう、椎名さんの書く文章の弾むような快活さはどうだろう。

 椎名さんはこの作品や名作『岳物語』シリーズで「家族という、まあ基本はあたたかく強いつながりであるはずの集団は、実はあっけなくもろい記憶だけを残していくチーム」ということを書こうとしたと、「あとがき」に記している。
 なんともシニカルだが、きっと椎名さんは自分が少年だった頃の家族、自分が親になってからの家族を経験して、そのことに気がついたのであろう。
 だが、椎名さんはそのことを悲しんではいない。
 悩んでいるかどうかはわからないが、少なくとも、少年時代には「家族がそろってみんな嬉しそうに笑って寛いでいる風景」はあったが、実はそんな素敵な風景は「人生のなかでもそんなに沢山はない」ことに、大人になって椎名さんは気づく。

 おそらく明るく描かれている椎名少年の時代であるが、そこには家族の難しさが内包されている。
 ページを閉じたら、じんわり滲んでくる。

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紙の本岳物語 続

2016/10/21 12:54

のびのび椎名家に拍手!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トニー - この投稿者のレビュー一覧を見る

岳君が少しづつ大人に近づいていて、椎名家にも子離れの時期が迫ってきているが、読者の私もちょっとさみしい。
岳君ののびのび育ちぶりは変わらず、周囲の一部の大人、特に学校の先生の無理解も相変わらずだ。私なら、学校へ怒鳴り込んでしまうかも、という場面でも椎名夫妻は決してモンスターペアレンツ化はしない。これがえらいところだ。
岳君の親友、カヌーイストの野田知佑さんの犬、ガクの名の由来も明かされる。 椎名夫妻も、野田さんも好きだが、犬に人のうちの息子の名前をつけるのってあり?こういう大らかさが岳君を育んでいるんだろうなあ〜。

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紙の本岳物語

2016/10/16 22:21

子育てに勇気をくれる本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミカちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

小学生の息子用に購入したが、結局面白くて自分が先に読んでしまった。
椎名家の一人息子、岳君ののびのびと育っていく様子が読んでいて気持ち良い。
時々、その「のびのびさ」のために事件を招くのだが、それは岳君を理解しようとしない大人の誤解や偏見から起きていることが多い。椎名夫妻は二人の会話の中では周りの考え方への不満を漏らしつつも、決して学校などへ怒鳴り込んだりしない。心の底で息子を信頼しているのだろうな。

私は、椎名家の教育方針にはかなり共感できる。(共感できる人ばかりではないから岳君は事件に巻き込まれるのだろうが…)
この本を読んだ息子が、わかる人はわかってくれる、そんなことを感じてくれれば嬉しい。

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紙の本岳物語

2002/05/08 18:38

暖かくなるエッセー集

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:M.O - この投稿者のレビュー一覧を見る

「父と子のケンゼンな付き合い」とは何だろう。
椎名誠氏は息子・岳クンの成長を見守りながら、こんな事を思っていたに違いない。

椎名氏本人が大自然と真っ向から付き合うように、
父親として息子に隠し事一切無しの本気の付き合いを試みている。
その真剣であり、暖かで、どこか抜けた感じのする2人の関係を、
椎名氏の見事なペン使いが絶妙の笑いと共に表現している。

続編と合わせて、皆さんにも是非読んで欲しい作品だ。
健全をあえて「ケンゼン」と表現するような、お馴染みの椎名誠ワールド全開の
親子の何でもない日々の物語。

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紙の本岳物語 続

2002/07/11 11:18

家族というもの

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りゅうこむつみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 前作(岳物語)で「いいなあいいなあ男親と息子っていうのはこんなのがいいなあ」と思った私はもちろんこの本を読んでさらに「いいなあ」と思った。しかし父親だけではまかないきれない部分もあるのだ。岳少年は父親の友だちを師としたりしてどんどんと大きくなってゆくのだ。
 私はこの「いいなあ」が大きくなってこの本(前作を含む)をテキストに卒論を書いてしまったほどなのだ。もちろん父親と息子の関係から家族というものを考える、というものだったのだが。
 だからぜひとも、家族ってなんぞ? とか、男親ってどういうものなんだろう、なんて思った人にはちょっとは参考になるかもしれませんよ。

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