三河雑兵心得 みんなのレビュー
- 井原忠政(著)
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2021/01/17 13:35
生活感がこもっている。
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代を舞台にした小説は大変に多いが、農民から足軽になった人間を主人公にしているところがなかなかにいい。有名武将の話ではなく 庶民 雑兵の話であるだけに生活感がこもっている。語り口が当時の登場人物が直接 実際に語っているように感じられるほど 実感がこもっていて実に生き生きとしている。
馬廻役仁義
2023/09/04 08:43
やはりこのシリーズはいい
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者井原忠政の他の作品も読んでみようとして、「うつけ屋敷の旗本大家」を読んでみたがあまりしっくり来なかった。改めてこのシリーズの魅力に気付かされた。主人公の茂兵衛を始め登場人物たちが皆いきいきとしている。しかもストーリーの大筋は史実を踏まえているので、明らかに創作と思われる色々なエピソードも大変にリアル感がある。
百人組頭仁義
2023/03/22 10:58
北条家との戦い前夜
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公も、順調とはいえないまでも出世し、また世の中は、秀吉の九州征伐を終え、少し落ち着いてきた時代設定。しかし、次の大国北条家がどのように処遇されるのか問題となる時代へ突入。架空の侍大将手前クラスの武士の立場から、歴史の渦に巻き込まれながら、時代を描いていく様は、相変わらず楽しく読むことができる。
足軽仁義
2022/01/12 16:02
足軽出世物語の開始である
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代を足軽を主人公にして、駆け巡る戦国足軽出世物語である。史実に基づき、血だらけの泥臭い戦いの場を描きつつ、しぶとく生き抜こうとする雑兵・足軽たちの奮闘は、躍動的で面白い。このシリーズは癖になりそうだ。
奥州仁義
2024/04/01 09:43
題名通りの「仁義」
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
コミカルな作風が特徴のこのシリーズであるが、この巻はやや哀愁が漂っている。父親の名前を呼び捨てにする習慣がなかなか治らない一人娘の話はまあ親ばかの話と思っていたが、巻末のエピソードの伏線だったんだな。建設が始まったばかりの江戸城の話は、純粋に歴史的興味をそそられた。千鳥ヶ淵は本当に淵だったんだ。
小田原仁義
2023/11/07 10:55
相変わらずキャラが立っている
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズもどんどん巻を重ねているが、相変わらず主人公の植田茂兵衛とその一党の面々のキャラが立っている。小田原合戦の内幕 黒幕 謀略戦などが、「本当にこのようなことがあったかもしれない。」というリアル感を持って描き出されていて、大変に迫真感がある。おまけに使い古された手法であるが、最後の一文で次巻へつないでいる。
2023/05/24 22:53
恋の勝者は?
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投稿者:ぶちでぶねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
茂兵衛の活躍ぶりに、胸がスカッとします。綾女さんの頑なな防備が溶けて、茂兵衛にも春が訪れてほしい。夏目様の立派なご最期も、見事でした。三方原は散々な負け戦どしたが、徳川方の奮戦ぶりも見事でした。おもしろいシリーズを見つけて嬉しいです!!
2023/05/15 22:42
茂兵衛ついに足軽に出世
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投稿者:ぶちでぶねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだか若々しい茂兵衛の活躍に、胸がスカッとして気持ちがいいです。ちょうど大河ドラマ「どうする家康」の真っ最中で、六栗村の夏目様は全国区の知名度です。読んでいて嬉しくなりました。茂兵衛の将来やいかに!?楽しみです!!
馬廻役仁義
2022/11/15 16:00
植田茂兵衛はなかなかしぶとい
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第10作、第一次上田合戦後の主人公植田茂兵衛の活躍を描く。戦いのシーンはほとんどないが、討ち死にしたと思われていたが、囚われの身となっていた。ご都合主義そのものかもしれないが、徳川家康の最終勝利までまだ時間があるので、生き抜く形となっている。伝えられる歴史をなぞるように、裏方の苦労を描きながら、かの時代を楽しんでいる、私は。
上田合戦仁義
2022/10/05 09:00
巧みな人物設定
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
徳川家康や豊臣秀吉など歴史上の実在の人物と植田茂兵衛という架空の人物を巧みに組み合わせ、大変生き生きとした物語に仕立て上げている。茂兵衛と実在の人物たちとの会話は実に自然で作り物臭さがまったくない。人物設定に大成功している作品である。
砦番仁義
2022/01/14 12:00
いよいよ内乱か
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国足軽から出世の階段を上りつつある主人公植田茂兵衛は、鉄砲頭・侍大将へ昇進する。農民とは異なる武士の世界観は、主人公にとって違和感を抱くも、なじんでいかなくてはいけないのが、つらいところのようだ。己の中にある義の心を拠り所として考え行動するのが、侍そして武士だと気づかされていく。農民出の足軽上がりの、弱きものにやさしくするを基軸に行動する主人公のままでいてほしいと願う。
旗指足軽仁義
2022/01/12 22:14
戦国時代を駆け抜ける足軽
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代を足軽を主人公にして、駆け巡る戦国足軽出世物語の第2巻である。主人公茂兵衛は、植田という名字を名乗るようになり、本多平八郎忠勝の麾下となり、遠州掛川城責めに加わり、武功を挙げながらも、瀕死の重傷を負う。血だらけの泥臭い戦いの場では、しぶとく生き抜こうとする足軽たちの奮闘は、続く。姉川の戦いを終えて、いよいよ侍となっていく。これからの活躍、そして出世が楽しみだ。
2021/11/16 18:21
相変わらず面白い
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
多くの連作小説は巻を重ねるにつれマンネリ化して力が落ちてゆくものであるが、このシリーズは面白さが継続している。農民上がりの主人公が出世しても農民時代の気性をしっかり保ち、家康を始め上司たちをやや斜めに見ているところがとても面白い。昔の岩井三四二の作品を思わせるところがある。
2021/11/02 11:09
ワクワクする
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代人の感性、視点から描かれた立身出世物語である。合戦場面だけではなく行軍や駐屯風景なども、専門家の目にどのように写っているかは知らないが、素人読者の目からは、十分なリアル感に富んでいる。(もっとも織田信忠とのやり取りのシーンは、ありえない気がしたが)
いずれにしても読みやすい文体でワクワクしながらどんどん読みすすめることができた。
伊賀越仁義
2021/10/17 06:03
伊賀越仁義
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投稿者:たかちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
家康さん大好き。今、はまってます、やっと地元の三河大浜の上陸地点の話に来ました。茂兵衛さん頑張ったんだね。三河武士の心意気、真面目さを伝承していきたいと思ってます。大浜生まれの老武将です。