ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 みんなのレビュー
- 辻村深月
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紙の本ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
2023/03/07 00:05
娘の母殺し
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
単なる殺人事件……。どうも、読み続けていくと、単なる殺人ではなく、奥が深い展開になりました。ネタバレにならないように少しだけ書くと、幼馴染だったみずほとチエミは、三十歳。みずほは都会で結婚し、チエミは未婚で地元企業で契約社員、そのチエミが……という。
紙の本ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
2020/11/21 01:59
母、娘、女とは厄介
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
息苦しい作品でした、この人のこの気持ちはわかる、とか理解はできないけどそういうのよくあるよなぁみたいな…
親友のことをどれだけ知っているか、相手のためにどれだけのことができるか…自分だったら何をどこまでやれただろうかと考えさせられた。
なんといっても、タイトルが謎だったけど真相はかなりつらい…母は娘を想っていたのか。
紙の本ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
2019/11/17 12:11
女性同士の友情の物語
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
辻村さんの作品にしては、捻りがなく、ちょっと残念な印象。第1章では、みずほが母親を殺して逃亡する幼馴染みを、友人たちを当たって話を聞きながら捜索します。第2章では、逆に殺人を犯したチエミの視点で描かれます。終わりも、えっ、これでおわり?といった感じで終了。まあ女性同士の友人の物語として読めば、それなりの作品なのでしょうが、ちょっと合わなかったです。
電子書籍ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
2019/05/24 18:20
母と娘
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
健全な母と娘の関係とは何か、お互いに理解し合う努力が必要だと思った。
最後までハラハラドキドキ。面白かったです。
電子書籍ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
2018/05/19 03:29
いろいろ考えさせられた
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』は女同士の友情と母娘関係をテーマにした作品です。地元を出た娘と残った娘の対比は辻村深月がよく取り上げる題材ですが、本作品では地元娘・チエミが仲が良かったはずの母を殺した(?)後に失踪し、東京で結婚し、雑誌記者をやっているチエミの幼馴染・みずほがチエミの行方を追っていきます。みずほの事情はチエミの行方を追うためにいろんな人と会う過程で徐々に明かされて行きます。
後半はチエミ視点で事の起こりから彼女を探しに来たみずほと再会するまでが描かれています。この作品はミステリーとしてはいまいちですが、扱われているテーマは色々と考えさせられるものがあります。
地元を出る出ないという話は身近な話題だったことがないので、いまいちピンときませんが、母娘関係の描写はいろいろと身につまされるところがありました。チエミと母親の近すぎる関係も、みずほと彼女に虐待的なしつけをした母親の関係も、どちらも私と母の関係には当てはまりませんが、うちもかなり衝突があって、時々思い出したように疼く傷跡もなくはないです。メールのやり取りや折々の贈り物はしても、実際に会うのは3~4年に一度のみで、一緒に居て数時間も経つともう耐えられなくなるような居心地の悪さを感じます。どうやら逆立ちしても仲のいい母娘にはなれないようです。このため、みずほの母親に対する気持ちにより多く共感しました。
友人関係については、例えば職場が同じであるとか、家が近所であるとかいう日常的に避けられない関係以外は、男女にかかわらず、続ける努力をしなければあっという間に疎遠になってしまうものだと思います。一度疎遠になってもまた何かのきっかけで連絡を取り合うようになることもなくはないですが、大抵の場合一度疎遠になってしまうとそれっきりですよね。なので、いくら事件がきっかけとは言え疎遠になっていた幼馴染を探そうとする意欲と勇気は尊敬に値します。また、チエミとみずほの共通の友人というか知り合いである地元で結婚したという政美はリーダー格で様々な付き合い上のこだわりがあるらしくて、実際の人物だったら付き合いきれないように私なら思うでしょうけど、でもその反面「あなたとは絶交」みたいにきっぱりと宣言するところには共感が持てました。なんにしても曖昧で何をどう思っているのかわからないよりはずっと気持ちがいいのではないかと思いました。
紙の本ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
2015/08/28 00:25
あぁ…
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投稿者:ねこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。そうか、そういう意味だったのか。悲しい、そして暖かい母の言葉。娘は母に傷つけられるけどその母も娘の時は傷ついていたんだろうなと思う。
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