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Vシリーズ みんなのレビュー

  • 森博嗣 (著)
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みんなのレビュー36件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (8件)
  • 星 4 (14件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
43 件中 1 件~ 15 件を表示

朽ちる散る落ちる

2006/04/13 22:22

関西弁が混じると正直、面白い話まで冴えなくみえることがあります。でも、このお話ばかりは別。関西弁がうまーく、活きてます

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「解決したかに思えた六人の超音波科学者事件。現場となった研究所の地下室に新たな密室が。そして宇宙から帰還した有人衛星では乗員全員が殺害されていた」本格推理小説。
お馴染みの瀬在丸紅子シリーズというか小鳥遊練無シリーズというか、森博嗣最高のキャラクターが活躍します。
以前出た『六人の超音波科学者』は、瀬在丸紅子の推理によって見事に解決されました。その舞台となった土井超音波研究所の地下に、閉ざされた部屋が残されていたというのです。さらに、その下にはマンホールでしか出入り出来ない空間が。そこには不思議な死体がありました。地下室を再調査していた祖父江七夏と、現場に招かれた以前の事件の関係者、紅子、小鳥遊練無、大学の仲間 香具山紫子、探偵の保呂草潤平の面々。
瀬在丸紅子は彼女の屋敷を買い取った数学者の小田原長治から、国立大学の周防教授に会って話を聞く事を依頼されます。彼が語ったのは、地球に帰還した海外の有人宇宙船を巡る謎でした。海上に着水した4人乗りの宇宙船。回収に向かった人々が見つけたのは、矢で射られた3人と首を絞められた1人の計4人、乗組員全員の遺体だったというのです。
片や地中、片や宇宙空間の密室。なぜ、関係者全員が嘗ての事件の現場に招かれたのでしょうか。前回、事件で被害者となった小鳥遊練無は、今回はゴム風船にご機嫌になりながら、香具山紫子の豪腕から繰り出されるソフトボールの直球に顔をしかめ、あるいは教授に疑いを掛けられながら、華麗に拳法の技を披露します。関西弁の会話が、いつに無く楽しいお話です。
保呂草への依頼は、何でしょうか。男装の麗人でジャーナリストの各務亜樹良の狙いは。前回の事件で土井研究所へ、紅子を派遣した資産家でもある数学者 小田原の真意は。林を巡る元妻 紅子と、現在の恋人七夏との鞘当も、紫子の潤平に寄せる思いも絡んで、事件は展開していくます。今回は、再び瀬在丸の意地の悪さが強く感じられるのですが、それを練無と紫子との会話、同級生の森川とのデートなどで中和した印象。
毎度書いて恐縮ですが、この森博嗣作品の出版ペースの速さは、何でしょう。おまけに、作品が思いつきで書かれたような気配が少しも無く、章の冒頭に付いた引用も、読んでいるだけで何か奥深いものが感じられます。今までの様々な文章から推理して、この人は建築学科の助教授だと思われますが、作者にそういったレッテルを貼ることが無意味に思える見事な作品です。トリックをではなく、話全体を楽しみたいもの。恐るべし、森博嗣。素朴な疑問で恐縮ですが、これを何故Vシリーズと言うのでしょう。ファンの方、教えてください。

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六人の超音波科学者

2006/02/09 21:00

どうしちゃったんだろうなあ、小鳥遊練無。元気かなあ、他の人物なんてどうでもいいから、練無の小説を読みたい、と思わせる孤島化した研究所の事件

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

《超音波科学研究所の新聞発表パーティーに招待された瀬在丸紅子と小鳥遊練無。研究所へ通じる橋が爆破され、孤島化した会場では連続殺人事件が》
超音波科学研究所の新聞発表パーティーに招待された瀬在丸紅子と小鳥遊練無。二人を車で送ってきた香具山紫子と保呂草潤平は、用事を終え一足先に帰ろうとするのですが、自動車のバッテリーが上がってしまい、二人は駐車場で助けてくれる人を待つ羽目に陥ります。また、祖父江七夏は、恋敵の紅子が居るとも知らず、爆破予告があった研究所の橋に向かうのです。彼女が橋を渡り終わったとき、爆発が起き橋は崩れ落ち、研究所は孤立します。そう、これで古典的な孤島が完成します。
一方、研究所ではドレスに身を包んだ紅子と練無が、六人の科学者 土井、レンドル、宮下、ファラディ、園田、雷田と事件も知らず、のんびりと談笑をしています。土井博士への取材に来ていたTV局のレポーターの手伝いに狩り出されていた紫子と潤平が、やっと仕事を終えて帰ろうとしたそのとき、研究所の部屋から悲鳴が。
仮面の研究者 土井博士の声明。玄関ホールに飾られた六人の顔が描かれた絵画。切断された遺体の意味するもの。降りしきる雨の中、電話も通じない陸の孤島での奇怪な事件。女装の大学生 小鳥遊練無の華麗なドレス姿に忍び寄る魔手。瀬在丸紅子と祖父江七夏が見せる女の意地、そして怒りの告発。
ま、お話はそんなところで充分でしょう。むしろ私が一番好きなのは、パーティー会場で食べまくる練無ですね。その姿が何とも言えず可愛らしい。警察官の祖父江でさえ舌を巻く、ドレスを抱えて身動きする練無の軽やかな動き。何十年と小説を読んできていますが、小鳥遊練無ほどのキャラクターは、宮部みゆきの『ぼんくら』に登場する二人の少年くらいしか思い出せません。彼(彼女?)を創出しただけでも、森は推理小説史に名を残すと私は断言します。最近のティーンズノベルにはありがちなキャラでしょうが、この小説の小鳥遊練無には敵いません。

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赤緑黒白

2006/01/19 20:59

どんなに瀬在丸紅子や林が嫌いでも、小鳥遊練無がいてくれるだけで楽しくなります。しかも、今回は色が沢山。とびっきり奇妙な謎が読者を迎えてくれます

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私が今も森博嗣の作品中、最も好きなVシリーズ第10弾です。といっても私は小鳥遊練無がお気に入りというだけで、特に紅子は大嫌いなんですが・・・
今回も話は、シリーズの特徴である保呂草潤平の語りで始まります。自分がコレクターであるということを静かな口調で説明するのですが、その優しい語り口は、決して明るいものではないのが不思議です。どこか、しっとりとして温もりもある。シャイなところもある、それが如何にも大人の保呂草らしいですね。
事件の現場に駆けつけた祖父江七夏は、そこに愛する林警部を見つけ、周辺を一緒に歩き始める。二人が見つけた地上のペンキ。そして七夏が後輩の立松が案内した駐車場には、ペンキで真っ赤に塗られ銃殺された死体がありました。
とにかく赤いのです、顔も髪も、服も靴も、さらには周囲の地面までも。もっと言えば、男の名前も赤井寛。
保呂草潤平の前に現れた田口美登里は、犯人が小説家の帆山美澪であると確信して、保呂草にその証拠を見つけることを依頼するのです。ところが、関係あるとされた小説家は、赤井のことを知らず、肝心の時間にアリバイがあると主張します。その帆山の書いた小説は「虹色の死」、毎週誰かがペンキを塗られて死んでいく小説でした。
相も変らぬ香具山紫子と小鳥遊練無の会話が、楽しいですね。大阪弁が、決して下品にならず、柔らかで温かいのです。そして広場でフリスビーで遊びに興じる紫子、練無、森川の前に現れた美少女。図書館に兄と来た彼女は、練無が男であることを見抜いて姿を消します。
本格推理小説ではあるのですが、なにか恋愛小説の様相を呈してきたところがいいですね。しかも、それが中心になると、いい加減な印象を与えることが多いのですが、この作品に関して言えば、絶妙なところで踏みとどまっています。これは、イアン・ランキンのリーバスものや、P・D・Jの新作などに似ています。
そういう部分が小説の足を引っ張らないのですから不思議です。唯一不快なところがあるとすれば、瀬在丸の七夏に対する乱暴な言葉遣いと、二人の女性の間で優柔不断な態度を取り続ける林と、先輩に馴れ馴れしい口を利く立松の存在でしょうか。あれ、唯一どころか三つもありました。
それでも練無の魅力全開の一冊、といえるでしょう。はやく戻っておいで、練無、それが私の今の気持ちです。

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キャラクターの面白さ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:忍者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

Vシリーズの魅力はさまざまなあると思いますが、個人的にはキャラクターが魅力的だなと思いました。瀬在丸紅子をはじめ、キャラ一人一人が自分なりの価値観や興味を持っていて、それが混ざり合って、いい化学反応を起こしているなと思いました。

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恋恋蓮歩の演習 A sea of deceits

2021/08/01 06:55

恋愛に於いて、その性質的に演習することが難しい。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る

だからといって、その性質的に「間違い」があるだろうか。ちょっぴり切ないこの回が、とても居心地良くて、自分が恋愛下手な人間だろうなと思った。笑 好きなシーンは、船に乗り込むために1時間でせっせと支度をする女性3人?に素直が「まだ?」っていう所。人は名前にされる事が往々にしてある。言葉というコミュニケーションを持った人間にとって、名前は重要だ。

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最後にビックリ、でも納得

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichi - この投稿者のレビュー一覧を見る

大笛梨杖にビックリ、保呂草潤平にはすごすぎ、でも、すごく人間味のある人物としみじみ思った。

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内容が良いヨイ!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドラドラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

個人的な意見だけど、私はVシリーズの中で内容が一番好きです。航空ショーはスカイクロラシリーズのように飛んでいる姿が思い浮かべれる上、おきた事件もわかりやすい。謎解きもわかりやすい。そしてなによりも主要登場人物の皆の個性が出てて良かった。
口数少ないへっ君の会話まであるし。

多分Vシリーズでは一番読みやすいと思いますよ。

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六人の超音波科学者

2004/12/06 20:41

Vシリーズ、三本の指に入る面白さ!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うさしー - この投稿者のレビュー一覧を見る

舞台は橋が爆破され、孤立した研究所。
研究所には六人の科学者と使用人とパーティに招かれた六人。
そしてたまたま居合わせる事になってしまった三人。
そして死体が発見されて…

Vシリーズ7作目です。
1作目から読んできて、これはちょっと番外編みたいな感じでかなり楽しく読めました。
語り手はいつものように保呂草さんが務めているのですが、紅子さんがいままでとは違った面をみせてくれて、七夏さんも砕けてきた感じがして良い雰囲気です。
いつものメンバというとマージャン仲間4人組でしたが、そこに七夏さんも入れて欲しい位です。

本編は事件云々とかトリック云々とかより(もちろんこれらも大事ですが)森博嗣さんならではの言い回しや会話を楽しみつつ、爽やかさを感じながらもちょっぴり笑える結末まで、Vシリーズ読んでいる方も、未読の方も十分堪能できる一作だと思います。

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魔剣天翔 Cockpit on knife edge

2003/11/14 12:08

それぞれの墓標

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紫月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

飛べないことを
知らない連中が
飛んでいるのだよ

生きられない理由を
知らない連中が
生きているように

すっかりこのシリーズのファンになってしまい、二冊目のレビューです。
航空ショーの只中、アクロバット演技中のパイロットが撃たれた。しかし彼が座っていたのは後部座席。
空中密室の謎とエンジェル・マヌーヴァと呼ばれる幻の美術品の謎が絡み合って、最後まで夢中で読んでしまいました。

前半、ただただ空中密室の謎に振り回されますが、後半は魔剣と天才画家にまつわる謎が重みを増してきます。軽快な語り口で読みやすいミステリですが、いつものようにちょっぴり切ない物語。

人が死に、墓標には、文字が残る。
天才の描いた絵もまた、墓標の文字に等しい。

一人一人、墓標となるべきものは違うのでしょう。言葉以上に重みを持つものが、それぞれの人生にはあるのかもしれません。

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捩れ屋敷の利鈍

2006/09/03 22:28

正直、私にとっては恋愛小説以外の何ものでもなかったんですね、しかも極上の。そこだけを取り出せば★五つなんですが・・・

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「富豪が自宅の庭に作った巨大なメビウスの帯。内部が部屋となったコンクリートの巨大なモニュメント。奥まった部屋に厳重に蔵われた秘宝が消えた」本格推理小説。森博嗣の二つの人気シリーズがクロスする、謎に満ちたノベルスの20周年記念作で、それに相応しい出来と言えるでしょう。
いつもなら小鳥遊練無たちと冒険をする、美術の鑑定家で泥棒でもある保呂草潤平がビートルに乗って向うのは、富豪の熊野御堂 譲の邸宅です。その脇をフェラーリで追い抜いていくのは私立大学の助教授 国枝桃子と美貌の大学院生 西之園萌で、彼らが案内されたのは、メビウスの帯構造の、巨大な円形の捩れ屋敷というのですから、さすが工学部の助教授・森らしい設定。
そして、直径150メートルにもなろうというその捩れ屋敷は、内部が36の小部屋に仕切られ、部屋の両側の扉で繋がる構造だといいます。しかし各扉はインターロックが掛けられ、片側の扉が施錠されない限り、反対側の扉は開かないというのです。その再奥の部屋のコンクリートの柱には、宝石を散りばめた工芸品の剣「エンジェル・マヌーバ」が取り付けられています。
その屋敷の主人である熊野御堂 譲が彼らに申し出たのは「この密室が解けるかな。この謎を看破したものに、エンジェル・マヌーバを譲ろう」というものでした。
それを聞いて瞳を輝かせたのは、密室を解くことを得意とする西之園萌でした。彼女の期待に違わず起きる事件。捩れ屋敷の死体。消えた宝剣。そしてもう1つの密室と殺人事件。屋敷に居るのは熊野御堂 彩、宗之の娘夫妻と孫の保少年。そして執事とコック。謎の客。
とまあ謎に満ちた小説ではあるのですが、最初に分類こそしたものの、私にとってこの本は本格推理小説ではありませんでした。最近は、小鳥遊練無の勇姿を見ることがなくなってしまった森博嗣の小説ですが、絶世の、それで居てどこか少しずれた感じの美女大学院生 西之園萌は相変わらず絶好調。で、私にはその萌が探偵 保呂草と交わす視線が気になってなりません。読んでいて、わくわくしてくるのです。これって恋愛小説じゃん・・・。
相手のことが気になってならない2人の交わす言葉の、何と切なく甘いこと。思わずため息が出そうになります。実は、この本と、並行して伊集院静「白い声」を読みました。その何と苦々しいこと。その世界に比べれば、森の世界は天国です。同じズレでも、西之園の頭に指をたてて、くりっとひねる不思議さと、盲目的に神を連呼する女性では、同じ美女でもまったく違います。正直、恋愛小説としても私は、伊集院のものではなくて、森のこの作品を取りたい。
それほどに、2人の関係は微妙で、夢物語のようでありながら、宗教を前面に押し出した伊集院の世界より、リアルなのです。これは本当に面白いことです。だから、私は保呂草が、墓場まで持っていこうとするものが何なのか気になってならないのです。一体何のことだって?それは読んでのお楽しみ。本当に森博嗣は面白い。西澤保彦のタカチに、森の西之園。ウーム、困ったものです。

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朽ちる散る落ちる

2005/09/15 22:35

クライマックスが近いよという気配がぷんぷん

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うさしー - この投稿者のレビュー一覧を見る

いよいよVシリーズも9冊目です。
ここまでのVシリーズは、登場人物はかなりアクの強いキャラクターばかりで、しかもまだ裏があるような雰囲気を漂わせながらも登場してこない。そしてシリーズでのポイント(であろう・・・多分)エンジェル・マヌーヴァもそう出てこない、といった感じでした。
このままの流れで、無難にシリーズも終わってしまったらつまらないなと思っていたら、ここにきて一気に盛り上がってしまいました。
まず、小田原長治、纐纈苑子といった懐かしいキャラクターや、なかなか出てこない各務亜樹良といった人達が登場します。
話もでかいです。宇宙船を舞台にした密室殺人と地下室で起きた密室殺人です。
大きく広げられた話がどう纏められるのかが見所ですが、瀬在丸紅子ファミリーも見所です。
一気に転がったストーリーがどうなるのか、次のシリーズ完結編が楽しみです。
また「黒猫の三角」、「六人の超音波科学者」、「地球儀のスライス」収録の短編「気さくなお人形 十九歳」とは話がリンクしている部分があります。特に「気さくなお人形 十九歳」は思いっきりリンクしてますので、絶対読んでから本編を読んだほうが良いです。

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すべての始まり

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bena - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近Vシリーズが好きになった。様々なシリーズのすべての始まりはここということからか。最も人間臭い描き方がなされているためか、ただ単に自分自身がキャラクター達よりだいぶ年をとってしまったためか。

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赤緑黒白

2023/10/29 16:08

最終回だなんて思わないで読んでいたけれど、

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっと憂いを含んでいて、寂しさを感じた。学生は学生らしく、探偵は探偵らしく、紅子は紅子らしく奇怪な事件と向き合うところに、彼らの生活がこれからも続いていくのだろうと思った。さて、次に出会うのは、どこでどんな事件が起きた時だろうか。

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黒猫の三角

2022/12/26 10:04

新しく出会った感じ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:永遠の黒柴 - この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズの続編を読みたいと思いました。

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六人の超音波科学者

2022/01/16 11:56

紅子さんの応対に振り回されているなあ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る

見た目は大事だけど、その人にとっては重要でないこともある。美男美女の悩みだと思う。それはおいておいて、練無が危険な目に遭ってしまうなんて!今回は音。超音波という耳に聞こえない音の研究から、普段聴いている和音の話、神秘的な数に至るまで、全て繋げて推理してみせた紅子さんは、やっぱり科学者だ。素敵。ちょっと子どもっぽいところもあるけれど。

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