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ねじれた家 みんなのレビュー

  • アガサ・クリスティー (著), 田村隆一 (訳)
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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
9 件中 1 件~ 9 件を表示

紙の本

紙の本ねじれた家

2004/10/20 23:47

決して最良のクリスティーとは言えない作品

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名づけえぬもの - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この『ねじれた家』という作品を読み終わってまず持った感想は、エラリー・クイーンの或る作品(ネタバレになる可能性があるのでここでは作品名を明かさない)に似ているということである。状況設定も犯人像も類似している。しかし、クイーンのその作品は堂々たる本格ミステリーという態をなしているのに対して、『ねじれた家』は何か喰い足りないような印象を与える。その理由の一つとしてはまず、いわゆる探偵役がここには存在していないということがある。もちろんこの作品にはチャールズという主人公がいて素人探偵のようなことをするのだが、彼はいつも何か頼りない印象でクイーン作品に出てくる探偵とは全く異なる人物像をなしている。さらに、クイーン作品とは異なり、『ねじれた家』では犯人を見つけ出すための様々な痕跡、証拠、アリバイ、証言などが列挙されることはなく、ただ漫然と犯人を探し出すためのヒントがちりばめられているだけであり、犯人発見も探偵が論理的推理に基づいてなされるのではなく、また漫然と外部からもたらされるという印象を受ける。
 
 結論を言えば『ねじれた家』という作品はゆるくなった或るクイーン作品以上のものではないだろう。

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紙の本

紙の本ねじれた家

2024/04/30 16:42

クリスティーのお気に入り

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

クリスティーは気に入っていたようですが、全体的に陰鬱な雰囲気が漂っていて何回も読み返したくはなりませんでした。犯人の意外性や、家族それぞれの性格の描き分けなどは面白いです。

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電子書籍

電子書籍ねじれた家

2021/06/18 13:29

衝撃的な異色作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あきちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

先にDVDを見て、話の内容は知っています。知ってて見ても、小さな悪魔の存在感は凄いですね。衝撃的な最期といい、動機にしても、納得できます。

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紙の本

紙の本ねじれた家

2018/01/29 16:54

第二次世界大戦後

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る

女性も昔のような秘書や女優(も出てくるけど)だけじゃなく、外務省の役人や科学者も登場。多分初読。  このタイプの犯人の小説も書いていたんだー、という感想。遺伝性/生来性犯罪者的な、今となっては炎上必至の内容だけど、主人公のちょっと間抜けな良い人ぶりにも助けられて楽しんだ。  しかし被害者、それ程「ねじれて」いないよなぁ。

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電子書籍

電子書籍ねじれた家

2017/12/20 17:45

類型作とは見事に違う切り口から描かれた作品

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ザパンダ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は犯人像から某有名作と比較されがちだが、
この犯人像の作品にありがちな「犯人に人格描写がない」という事はなく、
きっちりと犯人に人格が与えられ、探偵役と交流を持てている点が好感を持てる。
某有名作の犯人が意外だったのは実は「〇〇が犯人」だったのではなくそれに加えて「人格がほとんど描写されていない影の薄い人物」が犯人だったという点が大きいと思う。
それに対してこの作品はキッチリと違う切り口から挑戦している。そのため犯人は比較的わかりやすいが、それでも楽しく読める作品だ。
あと、動機については、表面に出された動機はキッカケでしかない気がする。
本当の動機は「遊び」もしくは「注目を浴びたい」といった愉快犯のような気がする。
少なくとも一件目の殺人を行ってからの犯人の行動は尋常ではない。

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紙の本

紙の本ねじれた家

2021/11/19 11:48

面白かったです

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る

あるお屋敷で大富豪が毒殺され、その犯人はどうも家族の一員らしい。怪しい人が二転三転し、最後は一番意外な人が犯人で終わるという、ある意味クリスティーの典型のような作品です。「犯人は自己主張し、そして常にしゃべりたがる」という大ヒントがありながら、今回も最後まで犯人が分からず、終始ドキドキしながら読み進めてまいりました。

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紙の本

紙の本ねじれた家

2020/05/31 15:03

隠れた名作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねったいぎょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

アガサ・クリスティーといえば、「そして誰もいなくなった」や「オリエント急行殺人事件」が有名ですが、こちらも負けじと名作でした。今まで読んだミステリー小説の中では、ベスト5に入ります。
 物語の面白さも素晴らしいですし、犯人を知ったときの驚きのすごさを考えると、もっと有名になってもいい作品だと思いました。

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紙の本

紙の本ねじれた家

2019/06/02 00:09

そうきたか・・

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ばぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る

2019年、この作品が映画化され「自身の最高傑作」と紹介されていたので
(映画は観ず)原作を読んだ。

何十冊と連続してアガサクリスティ作品を読み、何作品か犯人を当てることができたがこの作品はわからなかった。

登場人物が曲者揃い。
さすが、アガサクリスティと唸ってしまった。

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紙の本

紙の本ねじれた家

2018/10/17 17:59

頼りにならない主人公の味わい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る

他の方のレビューにもあるように、他作家の作品と比べられがちな、この作品。比べられた挙げ句に酷評されている場合もありますが、私にとっては、かなり好きな作品です。
探偵役の男性が出てくるわけですが、びっくりするほどの頼りなさです。読んでるこっちが「いやいや、こうしろって言われてたのに、何でやらないの!?」と心配してあげなきゃいけない始末です。物語的には探偵役のはずなのに、まるでポアロに感謝される余地のないヘイスティングズです。
こういう部分のせいで、“いつの間にか謎を解いてる万能探偵”を求めていた人々に酷評されてしまうのかもしれません。
しかし、その主人公を心配しつつ応援しながら読んでいた“親心のような感覚”だった人ほど、結末を経て、本当に心に残る作品になるのではないかと思います。
確かに、ポアロやマープル好きの方には、微妙かもしれません。クイン氏や愛の小説が好きな方なら、結構いけるのではないかと予想します。

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