蜜蜂と遠雷 みんなのレビュー
- 恩田陸
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紙の本蜜蜂と遠雷 上
2023/10/25 20:31
長くて吐き気がする。クラシック好きなら面白い。
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投稿者:狂ったチワワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まるでフィボナッチ数列のような構成だ。
冬芸社なので、ほんとに作家が自由に書いている。
だからこそ表現が自由であり、理解が難しいと思う部分がある。
そんな事を、半分ぐらい読んだ辺りから思うようになったが
続きが読みたいと思わせるぐらい、引き込まれた。
これだけの力作。作者に脱帽
紙の本蜜蜂と遠雷 下
2023/05/31 21:50
コンクールに挑むコンテスタントの群像劇
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説一冊かけそうなキャラクターをふんだんに使っていて、かなり贅沢な仕上がりでした。一番のキーキャラクターは、故ホフマン先生でしょうか。
紙の本蜜蜂と遠雷 上
2023/05/31 21:49
ピアノコンクールを舞台
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。クラシック音楽が好きじゃなくても楽しめます。ピアノが好きならもっと楽しいと思いました。
紙の本蜜蜂と遠雷 下
2023/05/15 16:45
淡々と描かれているのに
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノコンクールの様子が淡々と描かれているだけなのに、
それだけではない。
4人の若き(10代から20代。この世界では20代後半は歳らしいが、
私から見たらまだまだ!)コンテスタントたちが何を思うか。
すがすがしいラスト。
紙の本蜜蜂と遠雷 上
2023/05/15 16:40
聴いてみたくなった
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台はピアノコンクール。若きコンテスタントたちの長い勝負の時。
いや、ピアノは徒競走のように競うわけではないから勝負ではなく、
いかに自分を高めて自分のベストを尽くすか。
そしてその中で何を思うか。
下巻も楽しみです。
紙の本蜜蜂と遠雷 下
2023/05/01 19:47
聴きたくなる演奏シーン
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
この下巻、三次予選のところは、正直ちょっと間延び感がありました。特にマサルの演奏の表現シーンは、正直よくわかりませんでした。でも最後のトリの亜夜の演奏は文字ですが、すごかった。こんな演奏を聴いてみたいと思わず、思いました。でも残念なのは本選の章。三次予選に比べ、すごく尻すぼみに感じました。これがいいという人もいるかもしれませんが、亜夜の曲シーンも読みたいと思いましたし、何よりも結果発表や受賞のシーンとかもあった方が良かったと思い、最後はすごく残念でした。とは言いながらも、満足できました^_^
紙の本蜜蜂と遠雷 上
2023/04/24 19:41
音楽を文字で表現する凄み
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノコンクールに出場する4人の天才ピアニスト。この4人みんな性格もよく、特徴的で応援したくなります。音楽を扱っていて、文字だけでこれだけ4人の表現の違いを描き表すことができる著者の技量に凄さを感じました。一方で、ピアノの音だけでこんないろんな世界を感じれるものなのか、音楽音痴の私には、そこは理解できませんでした。一次予選の発表でこの感動。最終になれば、どんなことになるのか、下巻に期待です!
電子書籍蜜蜂と遠雷(上)
2022/12/17 18:02
小説の行間から、美しい音色が聞こえてくる。 登場人物の喜怒哀楽が、我が事のように胸に迫ってくる。
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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノとは、音楽とは、こんなにも身近で、素晴らしいものだったのか!
小説の行間から、美しい音色が聞こえてくる。
登場人物の喜怒哀楽が、我が事のように胸に迫ってくる。
芳ヶ江国際ピアノコンクールにエントリーした4人のピアニストを通して、熱く激しい物語が繰り広げられる。
「彼は『ギフト』だ。恐らくは、天から我々への。だが、勘違いしてはいけない。試されているのは彼ではなく、私であり、審査員の皆さんなのだ」(ユウジ・フォン・ホフマン)
天真爛漫に自在に音を掴み、奏でる風間塵(かざま・じん)16歳。
彼のピアノへの評価は、絶賛と非難に真っ二つに割れる。
かつての天才少女 栄伝亜夜。
20歳になった彼女は、新しい出会いを経てこの舞台に戻ってきた。
「君はスターだ。華がある。オーラもある。持って生まれた素晴らしい音楽性がある。しかも、強靱で寛容な精神力もある」(ナサニエル・シルヴァーバーグ)
フランス人の物理学者の父と、日系三世ペルー人で原子力研究者の母を持つマサル・カルロス・レヴィ・アナトール19歳。
マサルは亜夜と電撃的な再会をこのコンクールで果たす。
楽器店勤務の会社員 高島明石28歳。
仕事を抱え、所帯を持ちながら、今一度夢に向かい合い、勝ち上がってきた。
一つの舞台の中で、たくさんの人生が交錯し、葛藤が渦巻き、情熱が弾けあう。
難しいことなどわからなくても良い。
音に触れ、文章に親しみ、心から感動する。それだけでいい。
芸術は庶民のために。
人と人を結ぶ文化の結晶。
電子書籍蜜蜂と遠雷(上)
2022/10/18 19:50
読書という音楽
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投稿者:koffie - この投稿者のレビュー一覧を見る
見事な表現力で音の世界へ連れ出してくれます。その意味では、素晴らしい読書体験ができます。
ただ、内容的には浅いので(少々マンガっぽい)、それにガッカリする読者はいるかも。
内容が浅い分、グイグイ読めるので、気分転換などには最適です。
紙の本蜜蜂と遠雷 上
2021/10/15 09:38
芸術は庶民のために。 人と人を結ぶ文化の結晶。
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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノとは、音楽とは、こんなにも身近で、素晴らしいものだったのか!
小説の行間から、美しい音色が聞こえてくる。
登場人物の喜怒哀楽が、我が事のように胸に迫ってくる。
芳ヶ江国際ピアノコンクールにエントリーした4人のピアニストを通して、熱く激しい物語が繰り広げられる。
一つの舞台の中で、たくさんの人生が交錯し、葛藤が渦巻き、情熱が弾けあう。
難しいことなどわからなくても良い。
音に触れ、文章に親しみ、心から感動する。それだけでいい。
芸術は庶民のために。
人と人を結ぶ文化の結晶。
紙の本蜜蜂と遠雷 上
2021/09/14 08:18
「音楽が大きい」
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「音楽が大きい」、最初はぴんと来なかったこの言葉が理解できるようになって俄然この物語が面白くなった。
マサルも亜矢も、そして塵も口よりもずっとピアノのほうが雄弁。むしろ音楽で語りたいのだ。
下巻で彼らが音楽で何を伝えてくれるのか、楽しみ。
電子書籍蜜蜂と遠雷(上)
2021/07/18 00:43
日常の調べすら物語の一部になる
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投稿者:hatonohi - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題になった作品だし…とりあえず、と、ぼんやり読み始めた。
何日かかけて、のんびり読書を楽しむつもりだった。
が、この作品はそれを許してくれない。
決して少なくない登場人物も、みな個性的に、そして愛おしく感じる。
頭の中に聞こえない筈の音楽が聞こえる。
ふと日常に戻ると、身体が無意識に秒針でリズムを取っていて、短くない読書生活でも始めての事におののいた。
上巻を読み始めたその日、息をするように下巻も手に入れました。
電子書籍蜜蜂と遠雷(下)
2021/07/17 18:09
喝采と余韻
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投稿者:hatonohi - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻が終わり、矢も盾もたまらず読み始めた。
ページを閉じた後、最初に感じたのは達成感だった。
無論、私はこのピアノコンクールには出場していない。
しかし、感動よりなにより先に感じたのは達成感だったのだ。
その明確な理由は分からない。
今このレビューはそれから何日も経って書いているが、
未だに目を瞑ると舞台とピアノが浮かび上がる。
きっと、何年経っても思い出せる作品。
きっと、何度でも出会い直したくなる作品。
電子で読んだが、久々にハードカバーを本棚に並べたいと思った。傑作。
紙の本蜜蜂と遠雷 下
2021/05/10 09:57
蜜蜂と遠雷 下
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投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラヴェルが描いた風景を、
ピアノごと風景の中に移動し、観客をも景色の中に連れ込む。
その場にいたら、自分だったら、、
いったいどんな景色が見えるのだろうか
実際に体験してみたくなりました。
巻末の解説によると執筆前に5年かかり、執筆始めてから7年の連載
その間コンクール4回も取材してようやく完成した小説とのこと。
それを知ったらもう一度じっくり読み返したくなりました。
紙の本蜜蜂と遠雷 上
2021/04/20 07:58
蜜蜂と遠雷 上
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投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノを奏でながら描いていく風景
心で感じる風の匂いや温度
映像ではなく文章でこんなに情景を思い浮かべたこと
今までなかったかもしれません
初めて垣間見たピアノコンクールという未知の世界も興味深かったです