不滅のあなたへ みんなのレビュー
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高い評価の役に立ったレビュー
紙版付録はハードカバー
投稿者：アザラシ好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
手塚治虫の『火の鳥』を彷彿させる『不滅のあなたへ』。付録目当てに紙版を初めて購入。付録はハードカバーでコミックと同サイズ。青白モノラルな表紙はフシ。裏表紙は聲の形の男の子(？)。表紙と背表紙に金色箔押しローマ字タイトル入り。
そのカラーな中身は目次を含めて32頁(ただし、聲の形の1頁だけはモノクロ画)。マルドゥック・スクランブル2-8、聲の形9-18、不滅のあなたへ19-32。2頁使用の見開き画は、不滅のあなたへが3枚、他は各1枚。
本体の帯には2020年7月末応募〆切のカラー複製原画3枚セット(前述の各1枚)全員プレゼントの応募券1/2枚が……。入手時にはもう〆切を過ぎていて悲しい( ；∀；)。もっとも、1～12巻を全て電子版で購入済みな私にとっては〆切前でももう一冊紙版を買うのは微妙なところではありましたけどね…。
本体の方は、カバーの下は誰かが板壁に描いたみんなの似顔絵。他の巻のはどんななのかしらん？ 『これまでのあらすじ』は今回は無し。前巻のお尻からのスムーズな繋がりです。
スマホが普及した現世だけど、どこか別な世界の物語の始まり。前巻巻末に登場したミズハが魅力的な主役で、全部持って行きます(部長、副部長、副部長のおじいちゃん、妹、ミズハのママ、敵対する女子達…も各々生き生きしてはいますが…)。ほのぼのした、フワフワもこもこや、笑えるシーンを交えつつ、嘘だと言って欲しい辛い巻末へ…( ；∀；)。
低い評価の役に立ったレビュー
イマイチ
投稿者：pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
なんかもう興味が持てなくなってきたなぁ。
ミズハはハヤセの子孫らしく独善的で感じ悪いし、最後になってやっとノッカーが人に化けてるとか別に悪さしてるわけではないとかわかっただけ・・・
みんなが学校通い出した時点でもうダメだった。
紙の本不滅のあなたへ ９ （講談社コミックス週刊少年マガジン）
2021/08/02 21:22
話がだんだんでかくなってる？
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投稿者：ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ボン王子って結構イイ奴。だから好かれるのね。既に死んでいる人たちまで、彼についてくる。
黒い人とノッカーとの考え方の違い。う～ん、どうなんでしょうね。でも読者はフシに感情移入しているから…佐藤史生の『ワン・ゼロ』を思い出しました。深いですね。
ノッカーと共生しているカハク、ちょいヤバい感じがする。
この先が楽しみです。
紙の本不滅のあなたへ ８ （講談社コミックス週刊少年マガジン）
2021/08/01 21:58
酒爺が可愛い
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投稿者：ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
フシを捕らえたボン王子。嫌な奴なのかなぁと思ったら、そうでもない。彼には死んだ人が見えるらしい。そういう普通の人に見えない人と会話しているから、変な人だと思われているみたいだ。死んだ人を大切に思っているということ、フシの思いと通じるところがある。
そうやってフシにはまた大切な人たちができてしまった。かつては敵だったハヤセの子孫、カハクも重要な仲間だ。
フシは死なないけれど、強いわけではない。ノッカーと戦うたびに大切な記憶を失う。
なんだかボン王子が好きになった。かつてグーグーがフシを支えてくれたように、ボン王子が色々な意味でフシを助けてくれるような気がする。
紙の本不滅のあなたへ ７ （講談社コミックス週刊少年マガジン）
2021/08/01 21:44
思ってた以上にスケールでかい？
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投稿者：ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピオランの死後四十年くらい彼は無人島に暮らしていたが（ノッカー食ってた・笑）。
ハヤセはマジだったんだな。子孫は彼女の意思を継いでいて、フシの前に姿を現す。
ノッカーは謎だ。ま、黒い男も謎だけど。ハヤセとノッカーは上手くやっているみたい。単純な「敵／味方」って構造でなくなってきている。
フシが無人島に隠遁していた間も、世界は動いていた。少女は大人になり、世界は昔のかたちをしていない。
フシは伝説になっている。救世主なのか？悪魔なのか？
いずれにせよ、フシが新たな力を得るのが、大切な人の死であるということに変わりはない。そのことが切ない。
紙の本不滅のあなたへ ５ （講談社コミックス週刊少年マガジン）
2021/07/31 22:14
トナリという少女の物語
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投稿者：ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
囚人の島でピオランと離れ離れになってしまったフシ。今度であった少女トナリは「仲間」の必要性とそれを失う痛みをフシに教える。
フシの学習には常に痛みが伴う。必要なことなのだろう。けれど読んでいて辛い。
フシは学ばなければならない。そんな彼に過去が迫ってくる。
思った以上に重い話になってきている気がする。
2021/07/29 21:56
フシが獲得してゆくもの
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投稿者：ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人になりたかったマーチ…表紙の絵を見ると切なくなる。
フシは姿を獲得してゆくだけでなく、その人の思いも繋いでゆくのだな。でも、彼が姿を獲得するというのは、その人が命を失うということでもある。
思った以上に重たい話だ。
そんな彼の前に、今度は敵が現れて…どういう展開になるのか？
フシは何を獲得してゆくのか？
電子書籍不滅のあなたへ（２）
2021/06/29 22:24
表紙に泣かされた
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投稿者：じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙のマーチを見て希望を持ったんですが…そういうことかー…
だんだん主人公フシのことがわかってきたのも面白いんだけど、そのフシと次なる旅に出るのがまさかの人選でちょっと笑ってしまった。これは読めなかったなあ。
電子書籍不滅のあなたへ（１）
2021/06/29 22:20
壮大
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投稿者：じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界観と登場人物が魅力的。主人公（だよね？）だけは設定上まだほとんど喋れないし、どころか性格も何を考えているのかもよくわからないのに全然読めてしまう。面白い。
電子書籍不滅のあなたへ（２）
2021/06/29 21:02
悲しい
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投稿者：ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
マーチの、大人になりたい、まだまだやりたいことがいっぱいある、という願いが叶わず、辛い話でした。観察者やフシの敵も出てきて、これから話がどう進んでいくのでしょうか。
電子書籍不滅のあなたへ（１）
2021/06/29 20:09
深い話
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投稿者：ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定が壮大で、物語の進行も奥深いですね。観察者って、神様みたいな存在かな。フシが、出会う人たちの情報や感情を獲得していき、成長していった先に何があるのか楽しみです。
2021/04/20 14:21
永い旅路
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投稿者：るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
たった一人で生きる少年と狼に姿を変えた正体不明の球の出会いから始まる物語。
少年の深い孤独が悲しい。
球は少年を一人ぼっちで逝かせなかったことが救い。
そして少年の願いを背負って歩き出すことに。
死を繰り返して出会ったイケニエの少女を巡る戦い。
どうなるのか気になる。
球の生は果てしなく永い旅になる。
それだけはわかる1巻。
電子書籍不滅のあなたへ（６）
2019/06/09 14:32
面白い
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投稿者：とぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る
お話が分かった方がいいと思うのでもちろん1巻から順繰り読んでいった方がいいと思うのですが、どのページも美しくて、作品として素晴らしいと思います。
紙の本不滅のあなたへ ９ （講談社コミックス週刊少年マガジン）
2019/02/26 07:47
考えされられる
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投稿者：ドングリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気なしに読み始めたこの作品も気がつけば9巻目に突入していた。なぜだろうか、読み進めると自分をよく知れる気がする。次回作も期待
電子書籍不滅のあなたへ（４）
2017/12/07 20:47
共に過ごす日々にさようなら
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投稿者：hontoカスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る
顔と、心に大きな傷を持つグーグーのお話の完結編。フシと関わる人間は誰も不幸で心やさしいが、グーグーもそのひとり。フシも4年間その地にとどまり共に生活します。リーンとも心通わせ幸せになってほしいキャラなのですが、最後は・・・
紙の本不滅のあなたへ ２０ （講談社コミックス週刊少年マガジン）
2023/08/27 21:16
未来編ですー
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投稿者：ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
思い出してください。フシが気に入った人形のことを。マーチが気に入るだろうと、フシが作ったあの少女の姿の人形です。
今回はその人形がほぼ主人公。
未来なので（なのかな？）人形にも自意識があります。
でも人間ではありません。
現代編のラストはハッピーでした。選ばれたのはノッカーと共存する世界でした。
でもデストピア（他の小説や漫画や映画でも、何でみんな「未来」はデストピアなんだろう？）「グッド」で人が計られる超格差社会。
でも不滅の仲間たちは健在です…ってことは、彼らは人間の一生を終えた後も、楽園へは行かずに、フシの手伝いをするために残ったってことですよね。
古い話ですがピオランが死を前にして、ミスターブラックに、楽園には行かないと言っていました。この長い話のどこかで、ピオランが戻るんじゃないかって期待しています。
2019/03/22 22:09
壮大なファンタジー大河
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投稿者：ポンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作に比べるとスケールがでかいと言うか時間軸が恐ろしく長いです。読者は主人公？の不死身の存在を追いかけながら様々な人々の生きざま、一瞬きらっと瞬いてまた消えていく様を見ながら熱さ寂しさを感じていくことでしょう。群像劇というか人間ドラマのオムニバスのような連なりです。
