累 みんなのレビュー
- 松浦だるま(著)
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2017/10/23 17:41
おまけまんが好き
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケンタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
驚きとともにハマってしまい、気づけばもう12巻。最終局面に入ってきたのかな、とワクワク、アンドさびしい気持ちです。累がどんな形であれ、最後に幸せに笑って欲しいと思いますが、まだ目が離せませんね。
累 10 (イブニングKC)
2017/05/22 11:32
物語は新章へ・・・
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画『累』第10巻。
母である誘の死の真相と、相手と顔を永久に交換する方法があることを知る累。
野菊の計画が失敗したことを知り、彼女の救出のために動き出す天ヶ崎。
高校時代の一学年上の先輩である五十嵐幾の登場。
物語は、新しく動き出す。
以下少しネタバレになります。
累は、母親である誘の死の原因が自身にあることと、彼女のためにも女優「咲朱」として輝き続けなければいけないことを羽生田から聞かされます。また、顔を相手と永久に交換したままにできる方法があることも聞かされます。それに関係しているかもしれないことを、誘は死ぬ間際に累に伝えていたみたいですが、累はそれを思い出せません。累は女優として活動しながらも、その方法を探っていくみたいです。
累は、再び演出家の富士原から出演オファーを受けます。その舞台で、ダブルキャストとして同じ主人公を演じるのは、高校時代の演劇部の先輩、五十嵐幾でした。彼女は、累が演じた「ジョバンニ」を超えることができず、スランプに陥っていました。そんな彼女は、「二ナ」の姿をした累の「サロメ」を見たことで再奮起しました(この時の彼女の心情も、舞台『サロメ』の主人公サロメにリンクしていると思います)。累によってスランプに陥った彼女が、累によって復活することが、なんとも言えません。咲朱と共演することになった幾は、彼女に二ナの面影を感じ取ります。
一方、野菊の計画が失敗したことを理解した天ヶ崎は、彼女の救出のために動き出します。累(咲朱)が五十嵐幾と共演することを知った彼は、幾に累の秘密を説明しますが・・・。
物語がどう動くのか、今後も目が離せません。
2017/11/04 01:43
終章突入
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
実写映画化決定の告知と終章に入りました、とあります。
累の母・いざなの故郷である朱磐から始まり、
口紅に混ぜてあったものの正体、それに気づくきっかけにフォーカスされていきます。
顔の永久交換についても突き詰められていき、いよいよ終幕に向かっている印象。
そこに羽生田さんのシナリオです。
美女を野菊の顔で累が演じ、鬼女を幾先輩が演じる。
幾が累の顔を借りて体験するエピソードと配役で、もしやと思う。
累は累のままで舞台に立つことがようやくできるのではないだろうか…?
(一読者の予想に過ぎませんので、今後の展開を見守りたいです。)
累 1 (イブニングKC)
2017/05/21 12:42
少しでも面白いと感じたならば、この先も読み続けてほしいです。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
松浦だるまによる漫画『累』。
この作品は、演技力やオーラはあるけど醜い容姿をしたヒロインの累が、他人の顔を奪う能力のある口紅を使って他人の美しさを手に入れ、舞台女優としての道を歩んでいく物語です。外見の「美しさ」や「醜さ」をめぐる人間ドラマを通して、人間の本質を描いているのが魅力です。また、作中に出てくる演目が『かもめ』、『サロメ』、『マクベス』など人間の内面と向き合う題材が多く、累の立場や心情とリンクしているのも特徴です。
第一巻は、累が成人して女優になるまでの学生時代を描いています。言うなればプロローグみたいなものです。累以外の主要人物である演出家の「羽生田」や、物語開始時点ですでに故人である元女優の母親「淵透世」、同世代の女優「丹沢二ナ」、そして他人と自分の顔を交換することができる「口紅」についても、登場したばかりでまだまだ謎に包まれています。これから明らかになってくるでしょう。
第一巻は、物語が本格的に始動したとは言えないので、少しでも面白いと思ったならば、一巻で切らずに二巻も読んでほしいと思います。
以下少しネタバレになります。
第一巻では、累が「自信」と「賞賛」を手に入れるために「美しさ」を欲するまで、舞台の上で「輝きたい」と願うまでの過程を描いています。それに真実味を持たせるために、小学校時代や高校時代に、醜い容姿ゆえに累が受けた陰湿ないじめが丁寧に描写されています。その時の感情が、累が演じる題材とリンクしているのも、本作品の魅力だと思います。
小学校時代の題材の『シンデレラ』では、魔法により王子様と夢のようなひと時を過ごした「シンデレラ」と、初めて使う口紅の力で西沢イチカの顔を奪い舞台に立った「累」の心情が見事にリンクしています。高校時代の題材の『銀河鉄道の夜』は、五十嵐幾と一緒に星を見たときの思い出と一致しています。
ここだけ読んでも、『累』の魅力が最大限伝わってくると思います。
2021/12/31 19:56
何故かひかれる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:comiclike1234 - この投稿者のレビュー一覧を見る
口紅を使って赤の他人と入れ替わること全く違う道を手に入れる。どこかで見たことあるような話だけど何故か惹かれる。
2021/05/06 13:00
演劇 × 美醜
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投稿者:まい - この投稿者のレビュー一覧を見る
演劇マンガといえば『ガラスの仮面』が名作で、
才能と演じることへの渇望はマヤと同じなのですが、
こちらは美醜がテーマ。
物語の主人公は醜悪な顔をもつ少女、累(かさね)。
そんな彼女に反し、母親は美しい舞台女優。
母親と似ても似つかない容姿だと、
醜いバケモノだと小学生の頃から卑劣ないじめの日々。
そんな彼女に転機が訪れる。
母が遺した1本の口紅。
それは口づけると他人の顔にすり替わるというものだったー。口紅を使い、憧れの舞台女優として成功を目指す、累。
美しさへの妬みと渇望、口紅の秘密に迫る異母姉妹など、まるで仄暗い水底の暗がりから一筋の光を見つけ出すような、ドロドロした感情渦巻く、惹きつけられるストーリーです。
彼女の母親の物語、スピンオフ小説の『誘(いざな)』もおすすめです。
2020/12/26 19:05
怖い
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投稿者:バタコさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと怖いけど面白いシナリオですね。口紅使いまくってますが使い切らないか心配です。もうちょい恋愛する話もあった方が好きだったかなーと思いました。
2020/11/22 07:18
ぞくぞくする面白さ
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投稿者:ぽむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
素直に応援できるタイプの流れではなくなったけれども、それだけに、この危うさがどう着地するのか気になる。
2020/04/08 18:41
11巻
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投稿者:カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲネプロで無茶をして飛び降りたことが、姿を消す理由になった皮肉。
幾と野菊の出会いが何をもたらすのか、血塗られた姉妹の物語は最終章へ。
2020/02/08 10:31
苦悩
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投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
目を覚まさないニナ。
そんなニナにキスをする累。
美しい顔でふるまうかさねに、迷いが出てきた。
そんなかさねに疑問を抱く者が...
2020/02/08 07:57
乗っ取り
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投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくできてるストーリー設定ですね。
眠り病のニナ。眠れる森の美女...って感じ。
その眠りを利用?しようとしている口紅の秘密を知る演出家。
続きが気になりますね。
2019/05/25 01:03
皆可哀想
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニナ、意識があったなんて…可哀想過ぎる。野菊によって最期に救いを得られたことだけが良かった。ニナのお母さんも可哀想過ぎ。いい人なのに…。
それでも累も可哀想なので、誰を憎めばいいのか…
2019/05/25 00:58
友情が…
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
累と野菊、お互いにとってどちらも大切な友人になり、可哀想な二人にとって救いになったかと思いきや…早速野菊が気付いてしまう。悲惨なのに読むのがやめられない。
2019/05/25 00:55
サロメ
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
サロメの話が面白くて切ない。演劇の設定と累がダブるっていう描き方が斬新でとてもいい。
新キャラ野菊もいい感じ。
2019/05/25 00:44
烏合さんの件で
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
烏合さんが「本物のニナ」に違和感を持ったことで、ニナ本人が最初から会ってたらうまくいってたのか、累本人も愛される可能性があったのか、どちらも可能性がありそうで無さそうなのが切ない。どちらも本物の自分では求められないのだから。