リウーを待ちながら みんなのレビュー
- 朱戸アオ(著)
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リウーを待ちながら 3 comment on y travaille,comment on y aime et comment on y meurt (イブニングKC)
2018/03/27 23:50
もっと沢山の人に読まれてほしい良作
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペストパンデミック漫画、完結。
解決できないかもしれなくても挑み続ける。諦めながら頑張る。簡単な答えに飛びつくのではなく、地道に治療や研究を積み重ねて行く。
冷たく見られがちな医師や科学者たちの、暗闇に小さな明かりを灯すような戦いの日々を描く、良作。
被害は膨大だが、そこここに局地的な勝利も有って嬉しかった。ここから活かせることが必ず有る筈。
もっと沢山の人に読まれてほしいなあ。
ゆるキャラ横走綱太郎とカルロスが、最後まで和ませてくれました。ありがとう。
リウーを待ちながら 1 comment on y travaille,comment on y aime et comment on y meurt (イブニングKC)
2022/10/02 22:44
コロナ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オデダンクス - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ前の作品ですが、これこそコロナな作品です
カミュのペストもそうですが、想像したことが現実になってしまっていることが恐いです
ただ、ただ、疾走感ある展開に一気に読めるのですが、
リアリティーしかないですね
リウーを待ちながら 1 comment on y travaille,comment on y aime et comment on y meurt (イブニングKC)
2017/06/27 12:38
今自分の居る場所でやるべき事をちゃんとやる漫画
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
横浜がモデルの横走市。ゆるキャラがちゃんとユルい!そんな横走で集団感染発生!!
自衛隊の海外派遣からの感染なので政治風刺もあるのかと思ったが、そこが中央アジアだろうが横浜だろうが変わらず自分の仕事をする人々の熱い話だった。
ちょっとネタバレだが、
病原菌の変異からのアウトブレイクも、この作者のファンとしては待ってましたの燃える展開。
何故ならそこには必ず、あきらめない女が居るからだ。
潤月ちゃんの家族の話に泣かされる。そして潤月ちゃんを励ますカルロスがまた良いキャラなんだ。玉木先生の「こらカルロスマスク!!」にはルチャドールかと思ったよ。マスクしろってことね。
衛生は大事!!
リウーを待ちながら 3 comment on y travaille,comment on y aime et comment on y meurt (イブニングKC)
2022/10/05 21:19
勝利なのか・・・
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投稿者:オデダンクス - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終巻です。
伝染病に戦ってきたメンバーですが、ついに身近なところに感染者が出ます。
ちゃんとしていても、ひょんなことからの感染
良い行動をしても、感染してしまう。
哀しいことです。
乗り切ることはできるのですが、勝利と言えるのか、なんと言うのか?
人間は、病に勝ち切ることはできないのかもしれません。
日本の一つの市だけを題材にした漫画ですが、壮大なテーマに感じます
リウーを待ちながら 2 comment on y travaille,comment on y aime et comment on y meurt (イブニングKC)
2022/10/04 22:27
手をうってもうまくいかない
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投稿者:オデダンクス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペストの流行を考えて、原神教授は、次々と策を講じます。
コロナを経験しているわたしたちにとっては、
とても理にかなった正しい方法
でも、うまくいかない
最善の方法を講じてもうまくいかないときどうするのか
まともそうに見えているひとも狂っていく
伝染病の恐ろしさを感じます
誰でも言う事ですが、病よりも人の方が恐ろしくなりますね
2022/01/02 12:12
時節を超えて人の心の奥底へ響く
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍の時節がら非常にタイムリーな作品ではある。しかし、レベルの高いストーリー内容は、時節を超えて人の心の奥底へ響く。パニック 危機になったときこそ、その人の実力、本性が現れるということをしみじみ感じた。絵柄はさほどうまいというわけではないが、極端にグロテスクにならず、読みやすい。
リウーを待ちながら 2 comment on y travaille,comment on y aime et comment on y meurt (イブニングKC)
2021/01/27 19:01
世界は複雑
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投稿者:ニッキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この漫画のタイトルでもある第十話、十一話の「リウーを待ちながら」(前編、後編とつづく)が、とくに印象深い回だった。
世界は複雑なんだよと言った原神先生のセリフが、全てにつながっていて、まさにこの作品のテーマなのかと思えた。
まだまだ澄み切っている高校生二人のシーンと、感染後、意識を取り戻した若い自衛官のシーンとの対比が、あまりにも辛く、深く心に刻まれる。
同じ場所で、同じ瞬間に、その背中合わせに起こる、相反する事象。正義と不義。受容と排除。清潔域と感染域。光と闇。生と死。そしてその「間」もまた、確実に存在する。
答えはシンプルでなんかいてくれない。
どこまでも意地悪だ。それがこの世界。
複雑さから逃げずに、感情を一旦そばに置き、絶えずその間を行き来し闘い続ける主人公たちの日々は、それこそ容易に想像なんか出来ない。
決してしたくないはずの、選別と、「その瞬間」の、医師としての判断の連続。
認めなければならない、敗北。
それでも、だからこそ、絶望もあれば希望もあると、繰り返し教えてくれる原神先生の言葉は、読んでいて本当にただただ、優しく、救いだった。
記者会見をする時のアドバイスをするシーンでの一連のセリフ、忘れられない。
2020/07/05 09:09
良く練られている
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投稿者:Gonta - この投稿者のレビュー一覧を見る
Covid19のパンデミックの前に発表された作品であるにもかかわらず、非常に良く練られている。マスクが売り切れたり、周りの住人から村八分にされる様子などは、既視感があった。終わり方はとても衝撃的だったが、逆に印象に残った。素晴らしい作品だと思う。
2020/05/24 16:30
感染症が広がる話
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投稿者:et.et. - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
新型コロナが広がって、今カミュのペストがブレイクしているらしい
リウーはそのカミュのペストの主人公の名前でストーリーとは関係ない
この本は
抗生剤の効かない つまり治療法のないペストの広がりの話
自衛隊の方のご協力もあるようで
今のように日本中で感染が起こっているわけではなく、一地域の話なので
封鎖、自衛隊協力、テント設営なんかの話もある
今の世をみていると ここまできっちり封鎖できるかな?とおもうけれど
そこはお話
緊急事態宣言、ネット拡散、風評による差別、隔離
などの話もあり
全国でなくて、一地域だから本当は比較できないけれど
今の日本よりもしかして、もっとうまく対処してる?
などとおもうところもあり、
今読むと、現実世界とクロスするところがあり、じわっと胸に染みる1冊でした
リウーを待ちながら 1 comment on y travaille,comment on y aime et comment on y meurt (イブニングKC)
2020/01/23 05:58
カミュのオマージュ
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投稿者:つくだだん - この投稿者のレビュー一覧を見る
カミュの「ペスト」を思わせる。リウーはその主人公。はたしてリゥーは来るのか?リゥーとは?
2018/11/29 10:51
リアルな描写が良い
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投稿者:イー - この投稿者のレビュー一覧を見る
パンデミックものです。医療機関の描写や感染拡大の様子にとてもリアリティがあり、ドキドキハラハラと、まるで映画館でパニックムービーを見ている感覚になりました。
リウーを待ちながら 2 comment on y travaille,comment on y aime et comment on y meurt (イブニングKC)
2017/10/24 18:13
絶望と希望を存分に
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまで単行本1冊で収まる短期連載だった朱戸アオの初めての第2巻。
3巻も、恐らくその次もあるという制限なしの状態で、存分にペスト禍を描いていく。
つまり悪い事が次々起こる。
抗生剤も効かない。横走市が隔離される。福島避難民に対してあったような差別も。ペストを持ち込んだ自衛隊への非難。米軍の撤退。顔も碌に見ない内に家族が離され死ぬことも珍しくない。
絶望に慣れてしまわない為に何が出来るのか。一人一人が誠実に悩み、色々な顔を見せる。
クソ真面目なことが魅力になっている朱戸ヒロインには珍しく原則を曲げる選択も、だからこそ尊い。
今この漫画で起きていることを見届けたい。
2018/10/29 04:49
ホラーファンタジー
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
中央アジアから肺ペストなるものが自衛隊によって静岡県の横走市に持ち込まれた。 自衛隊員、看護師、町の住民、病気が特定される前から短時間の間にどんどん患者が出てきて。。。 主人公の女医さんはかっこいいけど 怖い話だ。
リウーを待ちながら 3 comment on y travaille,comment on y aime et comment on y meurt (イブニングKC)
2018/05/07 09:37
映像化希望
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投稿者:はまのなまけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年は、沖縄でのはしか感染が話題となった。すでに本土にも広がっている。というようなレビューの書き出しすら、死亡フラグの気分がただよってしまうのが感染症の爆発的流行(パンデミック)を扱ったジャンル特有の気分ではなかろうか。
日本におけるペストのパンデミックを扱った「リウーを待ちながら」は、この巻にて完結。事態は大きな犠牲を出しながらも収束するが、封じ込めに成功するこのコミックの展開すらも楽観的シナリオのように思える。
地方都市、病院、アパートと場面は限られているので、映像化にも適していそう。
読み終わったら、未見の方にはぜひインフルエンザものの映画「コンテイジョン」をお勧めしたい。
2021/04/24 18:13
感染症
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投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
急激な悪化
吐血
高熱
そして死
今、世界規模で大流行の新型コロナウィルス
初動が大切だけど、ひた隠す国や機関
この作品はペストだけどコロナが脳裏をよぎる作品ですね