海が走るエンドロール みんなのレビュー
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紙の本海が走るエンドロール ５ （ＢＯＮＩＴＡ ＣＯＭＩＣＳ）
2023/08/19 11:44
男女が逆だったら
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：海風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
5巻まで読んでふと気がついたのは、登場人物の男女が逆だったら、こんなに面白くなかったということでした。
妻に先立たれた初老の男が、若い女性の言葉で新しい世界に舟を漕ぎ出す話だとしたら、よくある話だと思っていたかも。画家や小説家なら実話にもあるし。
初老の女性が主人公の冒険談はごく少なく、若い男性が初老の女性を応援する話はほとんど見かけないような。(当社比。偏りあり)
これからの展開がとても楽しみです。
紙の本海が走るエンドロール １ （ＢＯＮＩＴＡ ＣＯＭＩＣＳ）
2021/12/12 15:44
本心と衝動。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「創造する」という大海原に誘われた65歳の女性が主人公の本作。
高齢の人物を主人公に添えることにより、物事に対して本気で打ち込むことに時間的制約はないというメッセージ性を強調すると同時に、若い世代に対して歳を重ねるということは必ずしも悲劇ではないという希望を示すことにも成功している。
私自身映画に魅せられた一人であるため、映画を制作する側に憧れたことは一度や二度ではない。
しかしその度に怖気づき、波が引いてしまうのをただ茫然と見送ってきた。
だからこそ、主人公・うみ子の決断は他人事とは思えない。
本作で最も感心させられたのは、自らの願望や欲求を肯定できないが故に、自らの言葉で自分自身を苦しめようとする描写だ。
本心ではない自虐や言い訳を重ねる度、「創りたい」という波はどんどん引いていってしまう。
そしていつしかそうした言葉によって本心を押し殺してしまうようになるのだ。
夢を実現するための第一歩は、自分の心にどれだけ素直になれるかどうかに懸かっている。
その抗いがたい衝動に怖気づくことなく身を委ねることができるかどうか。
身を委ねた後に何が待ち受けているかは誰にも分からないが、少なくともその決断を下した人の表情は素敵なものに違いない。
夢を持ち、それを実現するために行動することを肯定してくれる作品だ。
電子書籍海が走るエンドロール １
2021/11/03 17:37
思いがけないストーリー！
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：キタイルカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の設定自体はそれほど珍しくないが、心情描写の的確さと、ストーリーの展開の斬新さに、これまでになく引き込まれる作品。
2021/08/17 14:56
ワクワクする話
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：はちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かを始めたいけれど、年齢が気になったり、どうしていいか分からなくて立ち止まってる人(というか私)に勇気をくれる作品だと思いました。
試し読みしたのですが、早速1巻を購入したいと思います。
紙の本海が走るエンドロール １ （ＢＯＮＩＴＡ ＣＯＭＩＣＳ）
2022/12/16 21:25
カイソウ１
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投稿者：うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の…というか、うみ子さんのビジュアル年寄りすぎないだろうか。65歳といったら今みんな普通に働いているし。世間的にはおばあちゃんというより、まだおばちゃんな気がする。初老ではある。が、健康年齢でいえばあと5年はピンシャンしていると思う。65歳はそんな年齢。。だから、なんだってやれる。それにほら、これからの人生の中では今が一番若いというしね。
紙の本海が走るエンドロール ２ （ＢＯＮＩＴＡ ＣＯＭＩＣＳ）
2022/03/18 00:37
理解していないが故のカテゴライズ。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きなジャンルと嫌いなジャンル。
映画に限らず、小説や漫画に対しても人は皆往々にしてカテゴライズしたがる。
それはなぜか。
区分けし線引きすることで、自分は理解しているのだと目を背けることができるからだ。
もちろんこうしたカテゴライズは、上記したフィクションに対しての姿勢だけとは限らない。
政治や宗教、文化などありとあらゆるところでカテゴライズは行われている。
私たちは誰かが作った枠組み、誰かが定義した言葉で世界を認識し、そしてそのことに気付くことなく全てを理解したつもりになってしまう。
理解できないこと、理解していない恐怖から逃れるように、これはこういうものだと一括りにし拒絶するのだ。
しかしそうした傾向を自覚することこそが、本当の意味での理解に向けて非常に重要な一歩だと本作は私たちに語り掛ける。
理解できないものを理解できないと認識すること。
海が自身のカテゴライズを自覚したように。
うみ子が自らの感情を広義的に受け入れたように。
自らだけの船で大海原へと旅立つことと、カテゴライズせず恐れを抱くことなく理解しようと試みることは決して無関係じゃないはずだ。
紙の本海が走るエンドロール １ （ＢＯＮＩＴＡ ＣＯＭＩＣＳ）
2022/01/23 21:49
なにか新しいことを学びたくなる
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投稿者：eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公が映画を作るのに、大学へ入学する勇気を見習いたい。人生に刺激がほしい、なにかが足りないとモヤモヤしている人に読んでもらいたい作品です。
2021/09/09 19:16
進化と若返り
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投稿者：青えんぴつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
メタモルフォーゼの縁側っぼいなと思い読み始めました。
若返るのか、進化するのか、恋愛も絡むのか？楽しみです。
電子書籍海が走るエンドロール １
2021/08/19 01:18
表紙が素敵で買いました。
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投稿者：ら・くか - この投稿者のレビュー一覧を見る
歳を重ねた人が主人公。夢を見つけて走り出す。自分のペースで。
取り上げて下さるだけで嬉しい事です。
紙の本海が走るエンドロール ６ （ＢＯＮＩＴＡ ＣＯＭＩＣＳ）
2024/03/19 02:31
残された時間を考える
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投稿者：キッシ― - この投稿者のレビュー一覧を見る
周りの学生より、自分は若くない
〜焦っているのではないが、
残された時間を考える、機微が
描かれた回なので、主人公の
人生進展はゆっくり。
表紙の人物は、谷間をガッツリ
出してるが、別にセクシー要因
ではない。新刊出てる♪と
手に取って読んだ後に、見えて
いるのに気付いたくらい、
個人のファッションです
状態だった。
電子書籍海が走るエンドロール １
2023/11/30 22:25
絵のみせ方が上手い
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投稿者：ふるかわぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
構図というべきか。
特に波。
感情を揺らしてくる。
内容は、主人公のおばあちゃんが映画作りに挑戦する。だけではあるのだが。
心がざわめく。年相応のふるまいをという、おばあちゃんの気持ちが理解でき、その気持ちを大学生の子に崩されていく。
凄まじい漫画。
2022/05/05 22:33
かわいい絵柄
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投稿者：qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
ボニータコミックスというところに驚いた。映画の専門的な話になっていくのか、とりあえず、続きが気になります。
電子書籍海が走るエンドロール ２
2022/03/15 01:52
美大生って。。。
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投稿者：Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
周囲にいないせいか美大生って普通の大学生とちょっと違うのかな？ と思うところがあった。 うみ子さんだけでなく海とかその友人や同級生とか大学生がいろいろ出てきて 今時の。。。でおもしろかった。 うみ子さんがどんな映画を撮りたいのかまだよくわからないが。。。
電子書籍海が走るエンドロール １
2022/03/15 01:48
映画とは。。。
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投稿者：Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
退職後とかパートナーとの死別後とかに趣味を見つけるとか新しいことを始めるとかはよく聞く話だが、うみ子さんの場合、それが映画を見るだけでなく作ることで美大に入学しちゃうというのが ちょっと驚きの展開。 美大とか映像とか知らない世界なので それだけでもおもしろい。
紙の本海が走るエンドロール ２ （ＢＯＮＩＴＡ ＣＯＭＩＣＳ）
2022/02/28 10:23
海が広がっていく
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投稿者：Ap - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供が成長するには、家族以外の大人と接するのが効果的との話を読んだことがある。いわゆる何のしがらみもない第三者と出会い、交流することで本当に世界は、生きていく海は広がるだろうとこの本を読んでて思った。
次はもう少し早く読みたいです。
