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読割 50
紙の本
冷たい檻 (中公文庫)
著者 伊岡瞬 (著)
北陸地方の村の駐在所から、警官が失踪した。調査官・樋口透吾は、後任の駐在・島崎巡査部長と謎を追う。過去の事件が、村に存在する大型複合医療施設に関係していると気づくが、さら...
冷たい檻 (中公文庫)
冷たい檻
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商品説明
北陸地方の村の駐在所から、警官が失踪した。調査官・樋口透吾は、後任の駐在・島崎巡査部長と謎を追う。過去の事件が、村に存在する大型複合医療施設に関係していると気づくが、さらに凄惨で不可解な殺人事件が発生し…。【「TRC MARC」の商品解説】
日本海沿いにある小さな村の駐在所から警官が失踪した。後任として駐在所に着任した島崎巡査部長の下に、県警本部から送り込まれた調査官・樋口が現れる。警察内で密かに失踪事件を調査することのようなのだが……。過疎の村にふきだまる欲望! 巨大福祉施設に隠された恐ろしい秘密を二人は暴けるのか。そして、樋口の正体とは!? 一気読みの警察小説巨篇!【商品解説】
著者紹介
伊岡瞬
- 略歴
- 伊岡瞬
一九六〇年、東京都生まれ。二〇〇五年に『いつか、虹の向こうへ』(「約束」を改題)で第二五回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞し、作家デビューした。代表作の『代償』四十万部を超える、『悪寒』は二十万部を超えるベストセラーとなった。近著に『不審者』がある。
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紙の本
謎の福祉施設
2022/04/24 18:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どらやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
代償、祈りを先に読み、本作には直樹や、達也のようなキャラクターが出てくる様子がないので、存分に本格ミステリーを楽しめそうです。 巨大商業施設タウンと、福祉施設を巡る面々に、これから出てくる真相を早く知りたくなります。
紙の本
冷たい檻
2022/02/18 16:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
樋口さんの子供が誘拐され、家族がバラバラ、離婚後、民間の警察と違う裏組織でいきる樋口調査官の活躍が面白いと思いました。子供の犯罪心理もわかり考えさせられる作品だと思いました。
紙の本
伊岡瞬氏の一気読み必死の警察小説の傑作です!
2020/07/17 10:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、2005年に『いつか、虹の向こうへ』で横溝正史ミステリ大賞及びテレビ東京賞をW受賞し、作家デビューされ、その後も、『明日の雨は。』、『代償』、『痣』、『不審者』などの傑作を発表し続けておられる伊岡瞬氏の作品です。同書は、日本海沿いにある小さな村の駐在所から警官が失踪したことから物語が始まります。後任として駐在所に着任した島崎巡査部長の下に、県警本部から送り込まれた調査官・樋口が現れ、警察内で密かに失踪事件を調査することになります。捜査が進展していくに従って、過疎の村にふきだまる欲望や巨大福祉施設に隠された恐ろしい秘密が明らかになってきます。果たして、この事件はどういう事件なのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。
紙の本
檻から出たくなるなる人がいる
2022/04/12 16:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
刑事でなくなった調査官と名乗る男と、駐在所警官のペアによるハードボイルドな物語だった。寒村に作られた社会的に介入が必要となった人を収容した施設を巡る怪しげな騒動が、徐々に明らかにされていく過程は、興味深い進行だった。社会的に世間から締め出されている者が、行き場を失わないために身に受ける処置は、近くて遠い国の政治形態維持に必要なのだろうと思いつつ、不思議な読後感に襲われた。
紙の本
檻の意味
2021/09/24 15:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
北陸の小さな村で警察官が失踪した。元警察官で現在は民間の調査官である樋口がその事件を調べ始める。樋口が大型医療複合施設を調べているときに施設の老人がつい先日に転落死したことを知る。また過去にも老人の死亡事故が発生していることから、本格的な調査に乗り出す。そこには政治家、製薬会社、医療関係者、不動産屋等が入り乱れて権益を掴み取ろうとしていた。その情報を基に樋口が施設を調べていくうちに・・・。
政治家にまつわる政府系不動産の売買や製薬会社の治験、それらに群がる不動産屋やブロカーの姿が見事に表現されていた。犯人についてはちょっと切ない感じがした。こういうミステリーは読んでて勉強にもなるし、また面白い。老人の生活・子供の教育という現代の問題点を鋭く指摘した作品に思えます。
紙の本
ラストに一気に流れ込む感じ
2021/06/29 11:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
北陸の小さな村で、表で、裏で、何かが起こっている。
一見散発的で関係なさそうな事柄で、ばらばらだったものが、一点に収縮されていく感じだった。
児童養護施設、老人介護、少年犯罪の更生などの問題や、政治の裏など、盛り沢山すぎた気もするが、読み応えがあり、中盤以降は一気読みだった。これだけの内容が、2日間の出来事だなんて、すごい勢いだ。
紙の本
全てが切ない
2020/08/27 18:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
扱ってるテーマはすごく惹かれた。
警察官の失踪、施設における人体実験的な部分、老人の事故死、政治の闇の部分などなど。
読むと、確かに現実的にありそうな内容ではあったが、個人的にはもっとドロドロ感が欲しかった。
電子書籍
2日
2022/07/31 00:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
たった2日の出来事です。内容は、深いし、濃いし……読み終わって、なんだか疲労感持ったのは、濃密すぎて速い展開の小説だからでしょうか。警官が、失踪するのですが、裏にいろいろありまして……。
紙の本
なんとなく結末が見えていた感じ
2020/05/28 09:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
福祉、介護、医薬などの問題をテーマにその問題点をあげる形でのミステリーだけどなんとなくしっくりこない。樋口の組織にしてもそんなのあるの?という感じに思えて来てそれがちょっと面白みにブレーキをかけている面も感じる。