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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2006/09/05
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/397p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-760209-1
文庫

紙の本

グロテスク 上 (文春文庫)

著者 桐野 夏生 (著)

名門Q女子高に渦巻く女子高生たちの悪意と欺瞞。「ここは嫌らしいほどの階級社会なのよ」。悪魔的な美貌を持つニンフォマニアのユリコ、競争心をむき出しにし、孤立する途中入学組の...

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グロテスク 上 (文春文庫)

税込 792 7pt

グロテスク 上

税込 750 6pt

グロテスク 上

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商品説明

名門Q女子高に渦巻く女子高生たちの悪意と欺瞞。「ここは嫌らしいほどの階級社会なのよ」。悪魔的な美貌を持つニンフォマニアのユリコ、競争心をむき出しにし、孤立する途中入学組の和恵。ユリコの姉である“わたし”は二人を激しく憎み、陥れようとする。圧倒的な筆致で現代女性の生を描ききった、桐野文学の金字塔。【「BOOK」データベースの商品解説】

【泉鏡花文学賞(第31回)】【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー256件

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評価内訳

紙の本

総理そして人の親である皆さま方お願いです

2006/11/07 17:48

12人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hisao - この投稿者のレビュー一覧を見る

名門学園高校に存在する貧富・家柄・頭脳・美貌での戦慄の序列差別・悪意。
怪物的美貌を持った妹ユリコは自ら身を売ることで学園での優越と享楽の地位を確保する。
同級生の一人はそれなりの天分備えた優等生ミツル、一人は高級サラリーマンである父親譲りの“努力”を信条とし脳天気なガリ勉を恥じない和恵。
妹の美貌を嫉み恨みを引きずって生きなければならなかった私。
階級社会に勝ち抜くため藻掻きながら転落する4人の女性の物語である。
美貌のユリコは校内売春が露見、退学、お水の世界、美貌見る影もない街娼となり、ついには死に魅入られた如く絞殺体となって発見される。
優等生ミツルは東大医学部に進学するが新興宗教と言う名の階級社会で栄達を求める。
そして努力家・和恵は当学園の最高府を卒業、大企業のエリート社員の身の傍ら夜の女として街に立つ。
“性交することだけが男を支配する事を可能にする”
学園での階級序列、大企業での階級序列、娼婦での階級序列が彼女を狂わせたのか?
醜悪な体で街を彷徨い男を求めてやまない和恵の完全な崩壊。彼女も又絞殺されて街に捨てられる。
作者はこれでもかこれでもかと人間の“グロテスク”を描ききる。
しかも これは“お話し”ではないと言う事が読む人の辛さ・悲しみをかき立てます。
和恵のモデルは1997年に起こった“東電OL殺人事件”として実在する。
優等生ミツルが新興宗教にのめり込んだ理由が目下法廷で裁かれている某教団事件に肉薄する。
さらに ユリコ・和恵殺害犯として描かれる中国人の密入国・殺人に至るまでの半生の告白。
何故かウソの告白だと言うことが逆に(かっての)中国共産社会の実体を語っている様で空恐ろしい。
そして劣等と羨望の対象である妹を失った私はどうなったのか?これは“本”を読んで下さい。
ところで安部総理は教育基本法改正に意欲的です。大まかな所は“美しい日本”への“愛国心”を育てる教育に改定したいそうです。
“愛国心”も結構ですが今“教育”で何が緊急問題になっているのでしょうか?
最近どこかの末端自治体で小中学校の予算配分に学童のテスト結果を取り入れることにしたと言うことが新聞に載っていました。各学校のペーパーテストの結果向上、進学率向上、に関する先生や生徒への締め付けがかなりのものだから偶々その様な動きになったのだと思います。
その様な環境の中では先生や生徒の“いじめ”も日常当たり前の事として起こっているのではないかと思います。
格差社会をもろに反映する学校格差、生徒格差、いじめ、夢を失った子供達、教育の荒廃。
勿論一昔前の“ゆとり教育”が良いとは思いません。
総理そして人の親である皆さま方お願いです。
“学業成績”や“愛国心”より一つの価値基準では決めつけられない“人間”を守り育てて頂きたい。
この小説を読んでつくづく思いました。

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紙の本

アイデンティティ

2020/07/22 16:03

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本の主人公は、ユリコの姉、ユリコ、同級生の和恵とミツルの4人です。
彼女たちは超名門校の出身者です。
彼女たちは、お互いに嫉み・ひがみを持っています。

この嫉み・ひがみは、自分にないものを他人が持っている時や仲間外れのような
差別を受けたときに発生します。
また、人は生まれ持った才能と、努力によってのみ獲得できる実力とで生きています。

ユリコの姉(名前は示されていません)は、利己主義者で、ユリコへの嫉み・ひがみが強く、
ユリコは、生まれ持った美貌武器に姉に対して高飛車に生きて行きます。
和恵は負けず嫌いで、努力・努力によって一流を勝ち取ります。
少し鈍臭いイメージがあります。
ミツルは、優等生で周りから天才肌と思われていますが、その裏で努力をする苦労人です。

この本には、東電OL殺人事件の背景があります。
(慶応大学を出て東電に入社し、エリートだった現役OLが売春をし、
 そして渋谷の円山町で殺害された事件。)

そして、この本の中ではこれに類似した事件を発生させ、彼女たちの心の寂しさを描いた
ものになっています。

長編小説ですが、是非読んで見て下さい。

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紙の本

よかった。

2013/07/03 11:20

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:リリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず、女子高いかなくてよかった。だって共学だって、これに近い事あるし、怖い思いもいっぱいあったからね。でもそれを物語中に完全再現出来ちゃう所がスゴイワ。。。。。。
無論、女子大なんか行ってなくて、よかった。。。。。。。。。

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紙の本

生きる手ごたえを探して

2024/02/23 11:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もそ - この投稿者のレビュー一覧を見る

わたしはあなたたちとは違うー
世の中の、みんな同じ、という重苦しい圧から抜け出したい。だから最も「ふつう」とは異なる娼婦をする。それは人の頭や心から作り出された空気にとは反対に位置する肉体を通して生きる仕事なのだ。
 だがそれは「ふつう」の世の中からはグロテスクな存在にしか見えない。現実が「生の」世の中だとすれば、その反対は「死」であり、現実を振り切って極端に走ってしまえば、その先には滅亡しか待っていない。

誰もが空っぽであることに耐え切れず、手ごたえがほしくて体を合わせる。それが性に向かわせる。だが空っぽなのは心の方だから、肉体を触ったところで残るのは虚しさだけになる。お金が喜びになるのは形として残るからだ。しかしそれも紙切れに過ぎない。ほしいのは心の充足だから、どんどんお金はどうでもよくなりやすく体を売ることになる。

拒食症になっていったのは、大人の女になることの否定でもある。ガリガリに痩せた体は少年のようだ。お手本となる母親に対してああはなりたくないという否定的な感情が働くことがそうさせる。父親依存が強いことからもそれがうかがえる。同時にいつまでも子どもでいたいということでもある。自立したひとりの女性ではなく。だから一家の大黒柱のような大人として自分が家族を養なわければならないと思いこんでしまったことに耐え切れず、そこから逃れたくて、その反対であるもっとも自由奔放な立場ともいえる性の世界に彼女は入り込む。
空っぽの心を埋めたいと同時に、彼女は子どものままの自分を受け止め甘えさせてくれる存在がほしかったのだ。体を売りながら、そんな相手を探し続けていたのかもしれない。

「わたし」と和恵はあまりにも普通の人すぎて、それに耐えられなかった。
ユリコはその絶対的な美しさから、この世に埋もれることはなかったが逆に孤高の存在となり、それは孤独となり、だから誰彼かまわず交わろうとしたのだろう。より多く交わらなければならないほど、彼女は「ひとり」だったのだ。

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紙の本

すごく性格の悪い主人公

2021/01/07 20:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

桐野作品史上、一番イヤな感じの主人公かもしれない。母親が嫌い。父親も嫌い。妹の事は憎むほど嫌いで、友達の事も嫌いで陥れる。誰が死んでも悲しくないし、自分を乱さない。でも生の執着はしっかりある主人公。こんな人会った事ないけど、なぜこんなにひねくれてしまったのか、この人がこの後どんな人生を送るのかが気になります。というわけで下巻に進む。。。

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紙の本

あの事件がモデルなんですよね

2019/01/28 15:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

まさにタイトルどおり、グロテスクだ。登場人物、ひとりひとりがグロテスクで全くどの登場人物にも感情移入できない。好感度の高かった学年一の秀才ミチルはどうも初めからうさん臭い女だったし、案の定、化けの皮が剥がれてしまうし、なんだかいい感じに登場した百合雄もどうも本当はいい奴じゃなさそうな気がして応援してあげる気がしなかった。登場人物、全員悪人とまさに北野武監督の映画「アウトレイジ」のような状態なのだが、あの映画は全員やくざだからそれでいいのだが、ここの登場人物はみんなどぶ川の沈殿物のようだ。慶応経済卒のキャリアウーマンが売春をしていたというセンセーショナルな事件が基になっているのだが、まあ、こんな感じだったんだろうな、その人の人生も。こういう嫌な人の嫌な話は大好物です

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紙の本

極端だけど真理に触れてる気もします

2006/09/26 18:41

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のら - この投稿者のレビュー一覧を見る

頭は悪いけど怪人並みに美しい妹を持つ「私」がメインの語り手。違う人生を歩むべく知性を磨きQ女子高に入ったものの結局妹からは逃れられず・・・。知性だけでなく富や美により格付けが決まるQ女子高。「私」のほか同校に通う「妹」と「和恵」が、三者三様(というか登場人物ほとんどが)痛々しく堕ちていくさまは、タイトル通りまさにグロテスク。極端だけど真理に触れてる気もします。

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紙の本

桐野夏生さん作品に耐性がないとキツい

2022/12/31 10:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yy - この投稿者のレビュー一覧を見る

以下、ネタバレあります。

桐野夏生さんの本を初めて読んだので、現代社会の女子高生の陰湿さ、社会の汚さなど、読んでいてとても気持ち悪くなりました。
逆に桐野夏生さんファンは、桐野さんの世界にどっぷりハマれる作品だと思います。

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2006/09/11 19:29

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2006/09/16 07:39

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2007/03/27 15:57

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2006/09/26 21:12

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2006/10/06 15:51

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2006/10/07 23:38

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2006/10/15 00:21

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