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紙の本
その女アレックス (文春文庫)
おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮...
その女アレックス (文春文庫)
その女アレックス
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商品説明
おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【リーヴル・ド・ポッシュ読者大賞ミステリ部門(2012年)】【英国推理作家協会(CWA)賞インターナショナル・ダガー賞(2013年)】おまえが死ぬのを見たい。男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図る。彼女の心に秘められた壮絶な計画とは? 慟哭と戦慄の大逆転サスペンス。【「TRC MARC」の商品解説】
あなたの予想を全て裏切る究極のサスペンス!
監禁され、死を目前にした女アレックス――彼女の心に秘められた壮絶な計画とは? 英米ミステリ界を戦慄させた驚愕と慟哭の傑作!【商品解説】
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書店員レビュー
アレックスの秘密とは・・・
丸善天文館店さん
ミステリ大賞6冠を達成した本作。
街中で誘拐されて監禁されたアレックス。それを捜査する刑事。何故アレックスは誘拐され監禁されたのか?
章を追うごとに明かされるアレックスの秘密に驚愕し、ストーリーにグングン惹きつけられますので一気読み必至です。日本語訳も読みやすいので、普段あまりミステリーを読まないという方にもオススメの一冊です。
一度読み始めたら止まらなくなるおもしろさ
ジュンク堂書店吉祥寺店さん
ある日突然うら若き女性が街の中で拉致され監禁される。これからいったいどうなってしまうのか、彼女は助かるのか?とハラハラしながら読み進めていくうちに、ふと気づく。言いようの無い違和感。何かがおかしい・・・。そう、これはただの犯罪ミステリーではないのだ。一章を読み終え、二章に入るころには衝撃の事実にガツンと頭を打たれたようだった。何を信じていいのかわからなくなる宙ぶらりんの状態でどんどん話は進んでいく。凄惨な描写も多々あるが、とにかく前情報は一切入れずに読んでほしい。
単なるサスペンス小説と思いきや。。
ジュンク堂書店プレスセンター店さん
単なるサスペンス小説かと思いきや、話はどんどん違う様相を見せていき・・・予想もつかない読後感を味わえます。これぞエンターテイメント!2014年のこのミス海外編大賞はこの本かも?
文庫書評
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん
誘拐・監禁された身元不明の女性アレックスを巡り、複数の異常な殺人事件が捜査線上に浮かぶ。
ハードボイルドな主役、味のある脇役、予想を裏切る展開の三拍子が揃った一気読みミステリ。血生臭さは控えめで、制限時間内に被疑者を落とすための取調室での心理戦が圧巻だ。
勧善懲悪では割り切れない人生の哀しみを描いた、深い余韻を残す作品でもある。
紙の本
シリーズ第2弾
2024/05/11 18:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Monty - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第1弾「悲しみのイレーヌ」の衝撃が強すぎて、なかなか手をつけられなかった第2弾。序盤の怖さ、中盤からの恐怖、終盤の怒り…感情の起伏が大きくなり、クタクタ。GW明け、脳に喝を入れられた感じ。
電子書籍
二転三転、四転五転する展開に、残忍な描写にも負けず読ませる。
2023/10/19 09:42
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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
食わず嫌いの外国小説。二転三転、四転五転する展開に、残忍な描写にも負けず読ませるのは、流石。 苦手と思い込んでいるのは、こちらだけで、新しい読書の扉が開かれた感じがします。
紙の本
ハードルを上げ過ぎずに
2023/01/24 13:29
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界的ベストセラーとなったフランスのミステリー。英米とは異なる風味といえばそうだが、フランスの作品としては比較的英米風味に近いかもしれない。あまりハードルを上げ過ぎずに気軽に読んだほうが楽しめる作品であろう。
電子書籍
結末は予測不可能
2022/08/25 19:02
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投稿者:HH - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は誘拐事件の話かと思いますがそこから怒涛の展開を迎えます。とても面白いですが前作のネタバレが思いっきりあるのでそこだけ注意。
電子書籍
読み応えありました
2022/08/08 15:35
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投稿者:けろろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近あまり読書しなくなったのですがある冊子でお勧めされていて購入してみました。怖い描写もありましたが最後まで飽きることなく一気に読めました!
紙の本
転三転、四転五転する展開に、残忍な描写にも負けず読ませる。
2022/07/08 10:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
食わず嫌いの外国小説。二転三転、四転五転する展開に、残忍な描写にも負けず読ませるのは、流石。
苦手と思い込んでいるのは、こちらだけで、新しい読書の扉が開かれた感じですね。
紙の本
予想を全て裏切られました
2021/10/31 06:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Pana - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人に勧められ購入しました。
初めから怖い、エグい。
でも1度読み出すと続きが気になり、読むのをやめられない内容でした。
電子書籍
ストーリーは面白い
2020/03/09 07:48
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投稿者:gaudy - この投稿者のレビュー一覧を見る
翻訳だからなのか、それとも元々そういう文体なのか、文章は日本語として少しぎくしゃくしているというか、流れが悪いように感じるが、ストーリー展開は面白い。400ページ余を一気に読ませる力がある。
但し読後感のいい話ではないので、イヤミス系はちょっと・・・という方にはお薦めしない。
紙の本
愛すべき刑事4人組
2019/02/22 22:18
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
或る晩、パリの路上でアレックスという若い女性が誘拐される。警察が捜査に乗り出すがアレックスの行方はわからないし、身元もわからない、誘拐犯が誰かもわからないし、もちろん誘拐の目的も不明。と出だしはこういう調子なので「ああ、よくある誘拐ものだな」と安心して読んでいるとどんでん返しが待ち受けている。誘拐犯がアレックスを殺そうとした動機、アレックスという女の正体とぐいぐいと読者をルメートルの世界へ引っ張て行く。さすがは「このミスベスト1」だけのことはある。最後に忘れてならないのは、愛すべき刑事4人組。それぞれに個性的で魅力的なのだ。私はとくに倹約家のアルマンがお気に入り
紙の本
表紙通りの内容
2019/01/30 10:27
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投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
まずネズミ系が苦手な私にとって前半3分の1は恐怖でした。
手や足に触れるだけでも無理なのに、かじられるかも・・・なんて想像すら無理な状況。
その場面から次は猟奇殺人へ。
そして結末は賛否両論あるでしょうね〜。
最初から最後まで残酷描写のオンパレードですが、引き込まれる作品ではありました。
アレックスの趣味である変身と引っ越しは、本当に趣味なのか?
必要に迫られてなのか?
趣味と実益がかなってたのか?
う〜ん。。。
それにしても、1番憎むべき相手を他人任せにするのは勇気がいるはずで、そこは何で?と不思議な気持ちになった。
紙の本
なぜか違和感が?
2018/05/29 16:31
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投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
見知らぬ男に誘拐され、監禁されてしまうアレックス。しかし、事件は誘拐事件から思わぬ方向に転がり始めます。
個人的感想
イギリス推理作家協会賞受賞作ということで読み始めましたが、なぜか徐々に胸に積もる違和感。
あっ、これフランス小説だ・・・。
全体に流れる暗さと、だるさと、お下品さと、救いのなさ、後味の悪さ。
良くも悪くも「おフランスもの」です、好き嫌いが分かれるところでしょう。
私は苦手、ごめんなさい。
紙の本
海外もの
2018/05/17 16:04
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
海外もの特有の、ちょっと残酷な表現が多く用いられています。ラストは、衝撃の結末で読後感がよかったです。
電子書籍
ランキング上位、納得です。
2018/05/09 08:02
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投稿者:ea - この投稿者のレビュー一覧を見る
一筋縄ではいかない展開、1作目とは違う驚かせ方に、すぐに2回目を読み始めました。
謎が分かった上で再読すると、1度目にさらりと流した文章に目が止まったりして、2度楽しめました。
電子書籍
二転三転
2018/02/08 07:42
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投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公アレックスに対しての印象が二転三転して、スリリングな展開。残忍な描写が多かったが、グイグイと惹きつけられた。警察メンバーの個性的な会話のやり取りは海外作品の心地良さを感じた。
紙の本
刺激にあふれた大衆娯楽サスペンス。
2017/12/25 22:59
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投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
エログロは嫌いです。
この作品も、痛そうな描写があるから気をつけてと聞いていました。
大変な評判なので、趣味の合わない部分は目をつむることにして
手に取りました。
残念ながら合いませんでしたが、想定していた部分とは違うところが
引っかかりました。
エログロよりも、レールに乗せられたまま次から次へと過激描写が
押し寄せて驚かせるという、アメリカのアカデミー映画のような
作品であることが残念でした。
それは想像力が刺激されない読書なのです。
作者は脚本家として知られているそうです。
それって最近の日本でも同じで、ベストセラーを連発している
仕組みですよね。
確かに驚きの連続で展開していくし、読んでいて場面が次々と
頭に浮かんできます。かなり分かりやすい作品です。
その分、ミステリーというよりもサスペンス調に感じました。
謎はあるものの、解決する喜びよりも、今度はこう来たかという
驚きを楽しむ作品です。
心理面をすくい取る作品の場合は、笑い顔・泣き顔・独り立ちする
主人公の気持ちなどが心に浮かぶものです。
それに対してこの作品は、殺された人たちのシーンばかりがひたすら
頭に浮かんで来るのです。主人公の心情や表情などはまったく
去来しません。
だから残酷シーンが近づいてきても、ああ今度はこの人ね、
あーはいはい、やっちゃったのね、あらま次はこの人、ふーん。。。
特に後半は傍観者になってしまいましたよ。
サスペンスを見始めると気になって最後まで見てしまいませんか。
わたしは、はぁー、やっと終わったよという巻き込まれ感が嫌なので
避けるようにしていますが、この小説でそれを味わってしまいました。
映画化の話があるようです。賛成です。
たぶんそちらの方が、ふさわしい表現方法です。
シナリオの色合いが濃い作品だと思いました。