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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/11/01
  • 出版社: ポプラ社
  • サイズ:20cm/298p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-591-15309-3
  • 国内送料無料

紙の本

著者 西加奈子 (著)

「この世界にアイは存在しません」 入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けること...

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商品説明

「この世界にアイは存在しません」 入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。ある「奇跡」が起こるまでは…。【「TRC MARC」の商品解説】

直木賞受賞作『サラバ!』から2年。作家・西加奈子が問い続けてきたこと―「アイ」とは何か?【本の内容】

著者紹介

西加奈子

略歴
〈西加奈子〉1977年テヘラン生まれ。2004年「あおい」でデビュー。15年「サラバ!」で直木三十五賞を受賞。ほかの著書に「漁港の肉子ちゃん」「ふる」など。

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みんなのレビュー117件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

生命の躍動

2017/01/14 17:52

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

西加奈子さんの小説は言葉が大切に選ばれていて、
音楽のようにリズムがあって、
言葉に表情がある。

冒頭から不安な気持ちを感じながら読み始め、
主人公アイの不安定な心と同じように読み続ける。
両親と血がつながっていない自分という存在の意味、
両親から注がれる愛情の不安、
世界中の死、
選ばれなかった人たちの運命。
その全てをアイは自分の内側に潜り込むように考え続ける。

その思いは届かないのかもしれないが、思ってくれる人がいるという確かな世界があることが、大切なんだとあらためて気づかされた。

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紙の本

この世界に絶対に必要な存在

2016/12/09 14:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る

待ちに待った、西さんの新作です。
残酷な現実が溢れる世界に対して、私たちは一体どう生きればいいのか。
答えはこの物語が教えてくれます。
鮮やかで苦しくて優しい答え。
それが、『i』。

西さんの作品にはいつも「救い」があります。今回の作品も、幼い頃抱いた悲しみや葛藤に優しく寄り添う答えをくれました。

主人公のアイは、養子として両親の元に迎え入れられ、恵まれた境遇で生活しています。
そのことに生き辛さを感じているアイは、自らに呪いの言葉をかけてしまいます。
「この世界にアイは存在しません。」

彼女は世界中の悲しい事件や親友に起こった出来事に心を痛め、呪いを深めていきます。
しかし、次第にその苦しみを通して自らの存在を肯定し、残酷な現実に立ち向かう「救い」にたどり着くのです。

西さんは何故、毎回こんなにすごい物語がかけるのでしょう。
この小説は、
『i』は、
この世界に絶対に必要な存在です。

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紙の本

西先生、ありがとう!

2017/01/15 14:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Nacco - この投稿者のレビュー一覧を見る

年末にサラバを読んで、とても感動し、その勢いで手にとった今作!読み終わった後は、西先生に直接ありがとうと言いたい気持ちでいっぱいでした。当分は西先生の作品をいろいろ読んでみたいと思います!

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紙の本

生きている実感を見つめること。

2017/05/21 14:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

ポプラ社HPの刊行記念インタビューに、LGBTについて
書こうと思ったとありました。確かにそういう要素もゼロでは
ありませんが、それだけ読むとおおいに誤解してしまいます。

この作品は、自分の存在意義を問い、
ひるがえって生きている感覚を見つめているのですから。

差別を扱っているようにも読めますが、わたしは個々の
区別についての並々ならぬこだわりを感じた次第です。

ワイルド曽田アイ。アメリカ人の父と日本人の母を持つ、
シリア人の養子です。父のダニエルは、アイという言葉が
日本語の「愛」に相当することを気に入ったし、
母の綾子はアイが英語で「I」、自身のことを指すことを
気に入ったのです。

自分をしっかり持った愛のある子に育ってほしい、
何とも素敵な意味です。

小学校卒業まではニューヨークのブルックリンに
住んでいました。あらゆる人種の子どもたちがいる
カラフルな街。
個性あふれ、われ先にと主張する子供たちの中にいて、
アイは息苦しさを覚えていたのです。

恵まれた家庭にいたアイは、子どもながらに自らの境遇と
出自のギャップに悩む日々を送ります。
何をしたいのかと聞かれると、何でもしてみたい気がするくせに
何も言えない子ども。誰かが決めてくれればいいのに、
そんな思いを持っています。

中学校からは日本です。同じ制服、同じ体操着、同じ給食。
外見の目立つアイは、何者でもないことを突きつけられ
孤独になります。
人種のるつぼのニューヨークで翻弄され、みんな同じの日本で
永遠のお客様扱い。

そうです、アイはどこにも居場所のない人なのでした。

高校に進むと、一人の友人ができます。
自分を一人の存在として、なんの色眼鏡もかけずに見てくれる人。
その友人の存在を通じ、アイの心は徐々に養われていきます。

人種、家庭環境、性格、学力、数え上げればいくらでも
出てくる人との違いが、自分にとって何の意味を持つのかを
見つめています。

サラバのあとにこんな重量級の作品が出てくるとは
思いませんでした。ひと皮むけた感じがします。
直木賞受賞は、ちょうどいいタイミングだったように思います。

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紙の本

弱い社会派

2017/05/18 01:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公は、シリア生まれのアイ。アメリカ人の父と日本人の母、つまり養子である。国際的には、富裕な人々が貧困な国の子供を養子に迎えることは珍しくない。ただアイは、自分が養子になって幸せ故、他のシリア人の誰かが不幸になったのではないか、極端に言えば紛争の犠牲になったのではと悩み続けている。物語はアイの中学時代から始まるが、彼女は高校に進んでミナと親友になる。ミナは同性愛者。ここで血の繋がりという問題が生じる。ベースには9:11、東日本大震災、ハイチの地震など、世界的な悲劇が背景になる。直木賞を獲った「サラバ!」に似た、社会はと言えるが、掘り下げが浅いのが難点か。

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2016/12/08 06:28

投稿元:ブクログ

西さんはまぶしいなあ。感想は西さんに伝えたい。きいてほしいこと、いっぱいある。だから手紙を書くよ。みんなには言わない。みんなには言いたくない。自分で直接読んでほしい。

2017/02/28 18:36

投稿元:ブクログ

+++
「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。ある「奇跡」が起こるまでは―。「想うこと」で生まれる圧倒的な強さと優しさ―直木賞作家・西加奈子の渾身の「叫び」に心揺さぶられる傑作長編!
+++

シリアで生まれ、アメリカ人の父と日本人の母の養子となったアイ。両親は惜しみなく愛してくれ、何不自由なく育てられてしあわせだったのだが、幼いころから、何かの被害に遭った人を見るたび、「なぜ自分ではなかったのか」と自問自答し、申し訳ないような思いにとらわれていた。誰かを不幸にしてしあわせになっている自分が、こんなにしあわせで申し訳ない、という屈折した思いは、高校の数学教師の「この世界にアイは存在しません」というひと言――教師の言った「アイ」とは、虚数のことだったのだが――で、さらに深く胸に入り込む。人と違う容姿をしていること、人と違う家庭環境にあること、意識的無意識的にかかわらず異分子として見られること、さまざまなことを考えすぎてしまうアイにとって、この世界は生きづらいことこの上ないのだった。だが、高校で出会ったミナと心を通わせるうちに、少しずつ他者を通して自らの内面を客観的に眺められるようにもなり、大学院生時代に知り合ったユウと恋愛すると、自分の異質さなど意識せずに夢中になれることがあることにも気づく。アイの悩みも喜びも、実は周りの親しい人たちが、いつも大きく見守ってくれているのである。ほんとうのところでアイのことを理解することはできないが、少しでも安らかな気持ちで健やかに生きていかれるように祈らずにはいられなくなる一冊である。

2017/02/25 22:22

投稿元:ブクログ

アメリカ人の父、日本人の母、シリア生まれの養子のアイ。虚数のiとともに「この世界にアイは存在しません」という言葉がイヤというほど出てくる。自分の存在を肯定できない自分。世界で多くの人が亡くなっていて、そして今、生きている自分と何が違うのかがわからない。存在価値を見出すために自問自答していく。
ここまで深い自己否定に共感できずに、もやもやとしてしまった。

2017/03/29 05:26

投稿元:ブクログ

何か賞を獲らなかっただろうか?~アイはシリア生まれでニューヨークに住むダニエル・ワイルドと綾子の養子としてアメリカ国籍を持って育ち、日本に移住した。両親は何事も秘密にしない。日本の私立中学では個性を持つことを強要されず居心地が良いが、自分が存在して良いのかは考え続ける。自分は何故、選ばれたのか。選ばれなかったら、どうしているのか。進学校として知られる大学付属の高校に入り、最初の授業で数学の教師は「アイは存在しない」と虚数の説明をし、その言葉が耳に残る。入学早々近づいてきたのはレズビアンのセクシャリティを持つ権田ミナだった。互いを評価しない二人は親友となった。数学に興味を持ったアイは成績をどんどん上げて学年トップとなり、国立大学の数学科に入学するが、一番の注目を集めたのはウッドベースでプロ・ジャズプレイヤーになるという内海義也だった。気になるアイにとっては初恋だったかもしれない。受験勉強を進める中で菓子を食べ過ぎて太ったアイだったが、数学科では気にとめる人間もいない。黒い服ばかりを着てノートには世界各地で起きた事故や事件、災害での死者数を書き綴る。父が仕事をリタイアし、シリアの悲惨な状況を気にする余り、NGOに加わり本部のあるニューヨークに移っても世界に没頭できる数学に浸り、当然のように院に進む。一人で暮らす日本で地震が起こり、汚染されている怖れのある食品を口に出来ず痩せていって街で声を掛けられたのは原発反対のデモへの参加だった。何となく参加している内にカメラを向けてきたのは、中年に差し掛かるカメラマンの佐伯祐だった。肌を合わせて結婚を意識し、自分が存在しても良い証しとして子どもを持つことを希望し、結婚・休学を選んだが妊娠はせず、PCOS・多嚢胞性卵巣症候群という診断を受け、人工授精で妊娠したが間もなく小さな命は心拍を止め、掻爬手術を受けざるを得なかった。ニューヨークからロサンジェルスへ帰ってきたミナは妊娠しミラという恋人と別れたが、内海と再会して避妊せずに性交して妊娠したが、堕胎すると言う。アイは流産したことを言い出せず、ミナの中絶は許せない。両親が日本に来てアイのルーツのあるシリアの情勢をダニエルとユウは議論し、綾子もシリアや実の両親の事を知りたくないかと聞いてくる。ミナに遭いたくて飛行機に乗ってるとシリア難民の男の子が密航船の沈没で死んだニュースに接し、再会したミナと抱き合って泣く。遠く繋がっている未明の海で花束を捧げ、出産を決意したミナが見守る中、裸で波で揉まれるアイは存在することを強く意識する~まぁね…設定は面白いのだけど、テーマが絞り込まれていない気がするなぁ。ま、存在して良いのだという結論で良かったけど、困難に直面している子供たちを養子として育てるアメリカ人セレブの事は変だなぁと確かに思う。子どもに気を遣い、一人前の人間として扱う態度も不自然。容姿が異なる人に対する日本人的な気遣いも理解できるし恥ずかしいし。不妊に悩むカップルがいる一方で、妊娠を避ける人間も沢山いる理不尽。LGBT・セクシャリティ…。どれも現代的な話題ではあったが…どうもモヤモヤが残る

2017/06/03 09:16

投稿元:ブクログ

シリアで生まれ、養子としてニューヨークの恵まれた家庭で育ったアイ。
アイは世界の片隅で命を落としていく人々のことを知っては、いつでも心の中で、自分だけ幸せになるなんて…と悲痛を抱えていた。

アイが自己肯定できなかったらどうしよう…となんだかハラハラしながら一気に読んだ。
アイは存在する。

西加奈子さんの本は、オリジナリティあふれる主人公だから、一見感情移入できないか、と思うけど、なぜか気づけばハマってしまってる。。

2017/02/23 22:09

投稿元:ブクログ

アウトサイダーな女の子が主人公。
最終的にはなにもかもをまるっと全肯定してくれる物語。西加奈子さんにはこの物語を世に産み出してくれてありがとう!と感謝をひたすらに伝えたい。
読中、「i」のトリプルミーニングに気付いたときには震えた。

中盤までの文章は、作者らしさよりも真面目な眼差しが光っていたが、クライマックスにつれ西加奈子節がドッカンドッカン現れるので爽快だった。

2017/02/26 11:28

投稿元:ブクログ

シリア人として生まれ、日本人とアメリカ人のカップルに養子として迎えられたアイ。そのアイデンティティを探す魂の遍歴。
アイの豊饒さ・傷つきやすさ・自意識は共に濃厚なにおいを放っていて、とにかく強烈。

2016/12/12 11:50

投稿元:ブクログ

感想を書くのが難しい。
世界中で起こる戦争や災害。そのたびに増え続けていく被害者の数。ニュースを見て胸を痛めても、割と早い段階でスイッチを切り替え、日常に戻っていく自分。しかし、東日本大震災で被災したとき避難所で私が思ったのは、「どうして私が…どうしてこんな目に遭わなきゃならないのか」だった。日常に戻っていく、遠く離れた友人たちが妬ましかった。今までの自分を棚に上げて。アイちゃんとは真逆の発想だ。読んでいて打ちのめされる思いだった。でも最後には、そんな自分を否定しないでおこうと思った。それも私だ。どんな自分であっても、私は私なのだ。
ただ、これからはもっと、想像することをやめないでいたい。

2017/02/06 14:06

投稿元:ブクログ

アイは愛で満たされ、i自信は虚数だけど、数学者は美しさを存在確認をさせてくれる役割を担っていて、世界は戦争やテロで命を失ってしまう人で溢れているけれど、それ以上の愛する気持ちも満ちているし~~~もう、何をどう伝えたいのか、言葉を尽くしても表現できない。

もう、どのページを開いても涙が出てくる。また凄い本に出会ってしまった。

2017/04/29 10:59

投稿元:ブクログ

「人間であるということは、自分には関係がないと思われるような不幸な出来事に対して忸怩たることだ。」
サン=テグジュペリの言葉が蘇る。
忸怩たる思いに押しつぶされ、アイデンティティの確立もままならない主人公。
若さだな、だけで解決できない出自ですが、やはり解決してくれるのは時間かな。俯瞰して世界を見られるには。