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人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)
著者 東野圭吾 (著)
娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の2人。そんな彼等に悲報が届く。娘がプールで溺れた−。病院に駆けつけた2人を待っていたのは残酷な現実。そして医師か...
人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)
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商品説明
娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の2人。そんな彼等に悲報が届く。娘がプールで溺れた−。病院に駆けつけた2人を待っていたのは残酷な現実。そして医師からは、思いもよらない選択を迫られ…。【「TRC MARC」の商品解説】
「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。娘がプールで溺れた――。病院で彼等を待っていたのは、〝おそらく脳死〟という残酷な現実。一旦は受け入れた二人だったが、娘との別れの直前に翻意。医師も驚く方法で娘との生活を続けることを決意する。狂気とも言える薫子の愛に周囲は翻弄されていく。【商品解説】
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人魚の眠る家
2023/12/04 18:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぐっとくるシーンがたくさんあって、胸が締めつけられるような痛みも感じて、涙が出ました。
脳死についてとても考えさせられました。
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考えさせられる一冊
2022/04/29 13:34
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投稿者:ランディ・B/M - この投稿者のレビュー一覧を見る
東野圭吾作品は大好きで愛読しているが、ガリレオシリーズのような推理ものと、手紙やこの本のような社会ものがあり、どれも読みごたえがあるが、社会ものはつくづく考えさせられる。自分が脳死になったら臓器を使ってもらってもいいと思うが、意思表示はしていない、自分の子供が、家族がそうなったら果たしてそうできるのか。そういう立場にならないとできないのだろうか。それでいいのだろうか...
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重い
2022/04/18 15:55
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投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳死や臓器提供がテーマの物語。しかもその対象が子供ということもありかなり辛い内容です。提供する側される側、日本と海外の違い。答えの無いテーマです。
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映画館で見たかった
2021/09/18 22:57
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投稿者:映画好き主婦 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画公開中、とても気になっていたけど見に行けず、それでも気になって小説を購入。
読み出したら止まらなかった。
何度か涙が出そうになり、読み終わった後は
我が子が健康に育ってくれている事にひたすら感謝した。
多くの人に読んでほしいです。生きているだけで幸せなんだと感じる小説です。
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話題の映画の原作本
2021/05/15 14:52
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳死や臓器提供等々、色々と考えさせられつつ、「先が読めない」という意味ではまさに「ミステリー」の醍醐味を味わうことができました。最終章とエピローグは圧巻!映画も魅力的なキャスティングで楽しみ。
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本当の生とは何なのか。
2021/01/29 17:47
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投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
医療の進歩は沢山の可能性を生み出しました。
ただそれが本当に幸せに繋がる結果になるのかどうか、その点は難しい問題だと思います。
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子供は居ませんが…
2020/06/01 19:07
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投稿者:ワッフル - この投稿者のレビュー一覧を見る
私には子供が居ませんが、もしも自分の子供だったらどうしただろう…と考えずにはいられない内容でした。臓器提供という重い内容にも関わらず、登場人物それぞれの視点での描写にどんどん引き込まれ、早くページをめくりたいという思いを掻き立ててくれます。読み終えた後は、登場人物夫妻のいのちの選択を応援したくなりました。
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人魚の眠る家
2019/09/24 22:09
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投稿者:neige - この投稿者のレビュー一覧を見る
娘の小学校受験が終わったら離婚する。
そう約束した仮面夫婦の2人。
そんな彼等に悲報が届く。娘がプールで溺れた。
病院に駆けつけた2人を待っていたのは残酷な現実。そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。
人の死とはいったい…。
「脳死」「臓器移植」考えなくてはいけないと思いつつ、後回しにしている自分に出会った。家族と共に真面目に考えないといけない問題だ。
同じ母親として、薫子の気持ちは良くわかる。
自己満足と言われようとも、自分も同じ境遇だったら、同じことをしてしまうかも知れない。
思いテーマだったけど、ラストに救われた。
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想像と創造
2019/06/18 22:58
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
東野圭吾の『人魚の眠る家』を読みました。
人の死とはどういうことか、という重いテーマを扱いつつ、ストーリーの面白さも備えている。
読み終えた後に、ほっとできる。
さすが東野圭吾、という作品です。
脳死と脳科学、臓器移植を、実に多様な視点から掘り下げていて、さすが、理系のミステリー作家の東野圭吾。
なんか、「さすが」を連発していますが、超売れっ子で、水準以上の作品を連発する東野圭吾はすごいなあと思います。
話を戻して、こういうテーマをこんな描き方が出来るのは、フィクションであること、ストーリーを創っていることの強みだなと思います。
想像と創造が、現実よりも真実を衝くのかもしれない。
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深みのあるテーマ
2019/06/10 01:21
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投稿者:くれーぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みやすい小説でありながら、テーマは重たかった。脳死とは死なのか、どこまでが生きているのか。母の狂気じみた選択は、愛なのか執着なのか。最後に救われた子供がいたことで、後味は悪くなかった。
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私ならどうするか
2019/04/14 12:25
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投稿者:骨なしチキン - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳死判定に関わる内容。自分にも子供がいるので、もしその立場なら…と、置き換えて読んでいました。技術が今よりもっと進んでいれば、薫子のような行動をとったのかもしれません。最も、お金が潤沢にあればですが。しかし、気持ちは痛いほどわかります。ところで、表紙の絵が美しくて好きです。
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脳死について考えさせられる
2019/03/01 14:31
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投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化されて気になっていた。
東野圭吾氏の作品なので、ミステリーかと思っていたが・・・。
もしも我が子が「脳死かもしれない」と告げられたら、どうするだろう?
日本における脳死判定のあり方など、知らないことが多く、とても考えさせられた。
海外へ行って臓器移植を行うことにも切り込んでいて、問題を更に深掘りしているのも素晴らしい。
もしかしたら、作者が言いたかったのは、こっちの方かもしれないなとも思った。
東野圭吾氏らしく、新章房子がボランティアに参加するところは、ミステリーっぽくもある。
また、プロローグとエピローグが繋がっているところもニクイ(ちょっとオチが綺麗すぎるが)。
リーダビリティに優れていて、スラスラと読め、最後に救いもあって、読後感もよい作品だった。
※若干、薫子のヒステリーっぽい言動には辟易するところもあったが(笑)。
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永遠の課題ですよ
2019/02/26 20:01
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投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
何を以て人の死とするのか…仮に政府が定義したとしても、日本医師会が全面協力と宣伝しても、本人以上に家族…特に幼い子供を持つ親たちは、脳死を人の死と定義できないのだという事と、「それなら人の『生きている』の定義は何!?」って改めて考えさせられる。。。
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感動
2019/02/24 07:53
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投稿者:やえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり最初から話の世界に引き込まれました。最初の方から涙が出てとまらず、映画バージョンも早く見てみたいと思っています。
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人魚の眠る家
2019/02/08 14:17
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
やや重たい脳死がテーマです。女性は強いですね。周りの男が振り回されています。脳死状態で3年間も外部からの刺激で身体が成長することは、科学的に可能な技術なのか。やや疑問が残るが話としては面白かった。母親がだんだん狂気を帯びていく過程が丁寧に描かれていました。