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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/09/19
- 出版社: サンマーク出版
- サイズ:19cm/382p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7631-3720-3
読割 50
紙の本
思い出が消えないうちに (「コーヒーが冷めないうちに」シリーズ)
著者 川口俊和 (著)
「ばかやろう」が言えなかった娘、「幸せか?」と聞けなかった芸人、「ごめん」が言えなかった妹、「好きだ」と言えなかった青年…。不思議な喫茶店で過去に戻る4人の物語。「コーヒ...
思い出が消えないうちに (「コーヒーが冷めないうちに」シリーズ)
思い出が消えないうちに
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商品説明
「ばかやろう」が言えなかった娘、「幸せか?」と聞けなかった芸人、「ごめん」が言えなかった妹、「好きだ」と言えなかった青年…。不思議な喫茶店で過去に戻る4人の物語。「コーヒーが冷めないうちに」シリーズ。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
プロローグ | 1−3 | |
---|---|---|
「ばかやろう」が言えなかった娘の話 | 5−124 | |
「幸せか?」と聞けなかった芸人の話 | 125−218 |
著者紹介
川口俊和
- 略歴
- 〈川口俊和〉1971年生まれ。大阪府出身。1110プロヂュース脚本家兼演出家。著書に「コーヒーが冷めないうちに」など。
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紙の本
人間の心の真実
2021/02/15 18:33
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほんとに泣けるのかなあと半信半疑で『コーヒーが冷めないうちに』を読み、その続編『この嘘がばれないうちに』、そしてこの『思い出が消えないうちに』と読んだ。
今では、このシリーズの作中人物、作中の世界がとても慕わしくて、この作中世界から去りがたい自分がいるのを感じる。
それほどに、素晴らしい小説、素晴らしいシリーズであった。
「過去に戻れる喫茶店」という、現実には絶対にあり得ない設定だが、圧倒的なリアリティを感じるのはどうしてだろう。
作者の話の運びのうまさもあるのだろうが、やはりこのシリーズには人間の真実、人間の心の真実が書かれているからなのだと思う。
だからこそ圧倒的なリアリティを感じるのだ。
とりわけこの本では、最初のエピソード「ばかやろうが言えなかった娘の話」には泣かされた。
随所に、作者のメッセージがうかがえるのだが、そのメッセージはこの本の一番最後に集約されているのだろう。そしてそのメッセージに、私は全面的に同意する。
(この続編もまだ出るのかな? まだまだ読みたいと思う。)
電子書籍
とてもいい
2020/01/26 15:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
コーヒーが冷めないうちにの第3作。
1、2作は東京の喫茶店フニクリフニクラが舞台だったが、今度は舞台を函館に移して過去や未来へ。
過去や未来に行っても起きたことは変えられないが、心は変えられる。とてもいい話。映画の2作目は予定ないのかな。
紙の本
思い出は消えない!!
2019/09/23 11:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
このレビュータイトルの通りです。思い出は消えないんです!!爽やかだけど人の死と縁が切れないこの小説…最後の最後で…これ以上は読んでのお楽しみです。読み終わった後うっすら間に涙が。。。
紙の本
涙が止まらない
2018/10/21 22:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まだい - この投稿者のレビュー一覧を見る
コーヒーが冷めないうちにシリーズが大好きで続編も涙が止まらなくてあっという間に読んでしまいました。
紙の本
函館の情景が美しい
2021/12/03 15:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
コーヒーが冷めないうちにから読み進め、どうして流さんは北海道に来たのかの謎が解ける本作。函館が舞台なので何度も行ったことのある私は懐かしいなぁ、また行きたいなぁと思いながら読み進めました。この巻を読んでからコーヒーが冷めないうちにを読んでもおもしろいと思いました。函館という街は不思議な街だと思っているので、どこかに喫茶ドナドナがあるような気がする街です。
紙の本
何も変わらないけど、何かをせずにはいられない人たち
2021/12/01 19:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去に行ける喫茶店が函館にも?って思ったら、こちらにも時田一族がいて、雰囲気の良いお店がありました。
そこには過去に行って一言言いたい人たちがやってきます。
何をしようとも「今」を変えることはできなくても、気持ちを切り替え生きる勇気を与えてくれます。
第四話は何度も読んでしまった。そして、何度も泣ける。
喫茶店のバイト青年と幼馴染の女の子は一話目から通して出ていて、二人の距離感なども分かっていただけに衝撃。
物語を通して出てくる本「もし、明日、世界が終るとしたら?100の質問』も考えさせられる。
紙の本
良い思い出になります様に…
2019/07/28 20:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すぎむら - この投稿者のレビュー一覧を見る
いきなり、北海道に居る話…え~と、どんなシュチエーションだったっけ?と思い出そうとしたけど、あまり気にしなくても良くて、ちょっと場所を変えたかったのと、最後まで登場しなかった?ユカリさんが必要だったんです。3作目にして、いわゆる「味変」ですね。そして、1話目からユカリさんが大活躍しています。娘が過去に戻るだけでも良かったと思うんでけど…なかなか良いです。そして、3話目の黒地に白文字になるのも面白い。そして、4話目は…折角なんだから、ハッピーエンドにして欲しかったな(T.T)
電子書籍
人の死自体が、人の不幸の原因になってはいけない
2018/10/04 23:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『コーヒーが冷めないうちに』、『このウソがばれないうちに』に続く第3弾『思い出が消えないうちに』(2018年9月19日発行)は、舞台が函館に移ります。『コーヒーが冷めないうちに』の第4話「親子」で時田計が娘に会いに未来へ移動した時、夫の流とその従妹・数は北海道に行っているということでしたが、その北海道時代が語られます。北海道函館市にも時間移動できる喫茶店があり、店の名は「喫茶ドナドナ」。店長は流の母・時田ユカリですが、彼女が店を訪れたアメリカ人の少年と行方不明になった彼の父親を探すために渡米してしまい、やむなく流と数がユカリ不在の間「喫茶ドナドナ」の営業を継続することになったわけです。そこでコーヒーを入れてお客を過去または未来へ送り出すのは時田数の娘・幸(7)。収録作品は4編。
第1話「ばかやろう」が言えなかった娘の話
第2話「幸せか?」と聞けなかった芸人の話
第3話「ごめん」が言えなかった妹の話
第4話「好きだ」と言えなかった青年の話
どれも切なくて、だけどそれぞれの悲劇を乗り越えて未来に向かって生きていく希望が見えるエピソードです。
不在の時田ユカリは全編を通して存在感を発揮しており、前作には全く登場していなかったので少々唐突感がなくはないのですが、「なにもの?!」「千里眼?!」と驚くようなタイミングでハガキを出したり、人を紹介したりします。全編を通して幸が夢中になって周囲の人を相手に質問する本、「もし、明日、世界が終わるとしたら? 100の質問」も実はユカリの著書だったというからびっくりです。そのあとがきに記されているという
「私は思う。人の死自体が、人の不幸の原因になってはいけない。なぜなら、死なない人はいないからだ。死が人の不幸の原因であるならば、人は皆不幸になるために生まれてきたことになる。そんなことは決してない。人は必ず幸せになるために生まれてきているのだから…」
これは作品全体に貫かれている思想であり、著者のコアメッセージでもあると思います。
電子書籍
脚本
2019/01/16 22:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みつはる - この投稿者のレビュー一覧を見る
3冊連続で面白く読ませていただきました。
一気読み後の感想は『ちょっと軽いかな』というもの。
発想は面白いが表現と深みが今ひとつ。
まるで台本のト書きのように思えてみたり。
1冊だけで、足りないものは足りないままに終わる方が良いのかも。
紙の本
なんだかなあ
2021/08/10 14:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台が東京から函館へ。
よくもまあ、常連さんとかスタッフの近しい人たちが亡くなること。
そういう設定だから、場所を変えないと書けなかった?
電子書籍
泣ける
2018/12/04 06:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
泣きたいときに読むと必ず泣けます。個人的には第3話が好きでした。芸人さんの話なんですが、おすすめです。