シャングリラの鳥 １ （Ｃａｎｎａ Ｃｏｍｉｃｓ）

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投稿者：ま　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

全体を通して、前座感が否めなかった。
でも、相変わらず素晴らしい世界観でストーリーに引き込まれました。続きが待ち遠しいです！

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投稿者：某読者　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

意外と奥が深そうなところがあって、何とも微妙な感じでした。

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投稿者：あや　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

3巻がついに出たので読み返し中。
とにかく美しい！
出てくる人たちも、設定も何もかも
まさしく楽園！

だけど時々楽園に刺す影が..
それもまた気になるし、、
あー！早く2.3巻読もう！

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投稿者：kaya　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

男たちが性を謳歌する南の島の娼館“シャングリラ”。
美しい花々や美酒に美食、そして、「小鳥」と呼ばれる美しい男娼たち。
そこはその名の通り、地上の楽園。

そんなシャングリラにやってきた渇いた眼差しの男・アポロ。
ある事情から“試情夫”として働くためやってきたけれど、
褐色の肌の美しい男娼・フィーに仕込まれることになり…

軽やかで性に奔放なフィーと寡黙でたった一人の愛を求めるアポロ。
正反対で全く異なる人生観をもつ二人だけれど、だからこそ、
自分にはないものをもつ相手が魅力的に思えたりするのではないでしょうか。

現にフィーは既にアポロに教育係以上の興味を抱いているように見えます。
アポロの方もどこか危うげなフィーから目が離せなさそうな雰囲気です。
きっとこの二人が恋に落ちたら、深くのめり込んでいきそうな予感が…

普段はアンニュイな表情のアポロですが、恵まれた容姿や
ノンケという理由から意外に他の男娼たちからも人気があります。

彼を取り囲む男の子たちはまさに餌に群がる小鳥そのもので、
迫ってくる男娼たちから逃れるためプールに落ちてしまう場面は
意外に押しに弱いアポロの一面が見れてちょっと可愛かったです。
不器用だけど、真面目で、お人好しそうな人柄が垣間見れました。

フィーに対してもそれは変わらず、“職務中”であっても
アポロのフィーに触れる仕草からはぎこちなさの中にほんのりと
誠実さが混じっているような気がします。

悲惨な過去によるトラウマから時折人が変わったように凶暴性を
見せるフィーですが、そんな彼を気に掛けるアポロからは
ときに試情夫としての役割を超えた思いやりを感じさせます。

まだまだ恋というには程遠いアポロとフィーですが、その間には
シャングリラに存在する3つのルールが立ちはだかりそうです。

こんな環境でこんなルールがあると逆に煽られちゃいそうですが…
二人の関係はどこへ行き着くのでしょう。
最終的にはシャングリラか恋かを選ばなきゃならないのかな…

アポロの友人のダグラスが言っていた
「情熱的で愛されるより愛したい」アポロが早く見てみたいなぁ。

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投稿者：あおまさ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

舞台となるその土地の空気を感じさせるのが上手い作家さま。
平面の画から、今作なら南国の熱気や海の匂いが漂ってくるみたいです。そこに『シャングリラ』の人々の開放的な明るさが加わり、独特な世界というか、空気感が出来上がっています。
快楽主義者が集まる娼館に、表面上は暗さはありません。まさに小鳥たちの楽しげなさえずりが聞こえてくるようです。売るほうも買うほうも試情夫たちも奔放に愉しむ中、アポロの影が濃く見え、フィーの内面の傷も印象的に映ります。
明暗の両方ある物語ですが、どちらかといえば明るさのほうが目立つ第一巻は、濡れ場も多いけれど座裏屋さんらしい滲み出し匂いたつエロスがあまり感じられなかったような…。そこがちょっと残念。

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投稿者：KoLe　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

描かれた場所がたまりません。からっとした風、熱帯植物、木彫の調度品、そこによりどりみどりいるんですから眼福です。よくぞこんなステキな世界を創出してくださいました。線の美しさもさることながら、なんかありそうな話の展開もすべてに惹きつけられる一冊でした。

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投稿者：咲耶子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

高級娼館シャングリラがホント楽園なんですよ。福利厚生がしっかりしてる(笑)
男娼と試情夫（世話係）のお話です。
新人試情夫としてやってきたアポロはノンケだけど、担当になったフィーの時折見せる危うさに目が離せなくなっていく・・・感じかな。
アポロ自身もイロイロ問題抱えて来てるみたいですよ。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

とにかく絵が美しい。
身体のラインや表情どれひとつとってもたまらないです。
肉体の美しさを描かれるとそれだけで悶絶してしまう。
もちろんストーリーも秀逸

この話、「手」なんですよ。
開始早々に手についてのフィーのモノローグが
全編通して流れていくのだと思う。
なので、ポイントポイントに手で表現されている。
ここらへんの上手さというか、すごさというかが秀逸

作者さんのコヨーテはダークなヨーロッパでゴシックな雰囲気なのですが
こちらは、南の島の華やかさが散りばめられている。
風景や小物からもそれがはっきりとわかる。
さわさわとした南の風と水しぶき
そしてそこにはばたく小鳥たち（男娼たち）
鳥籠なのですが、楽園なんです。
娼館としての暗さはない。
オーナーさんのポリシーで美しく楽しい場所になっている。
オーナーさんの美学のせいで、
娼館だというのに悲壮感はない。
まさに楽園なのです。

そこに試乗夫として舞い降りたアポロ
（この名前がまたそそる）
朴訥なそれでいてアンニュイな感じでの登場でしたが
脱いだらすごいんですみたいな（笑）
プールサイドのシーンは小鳥ちゃんたちと同じく
私も「きゃー」ってなってしまいました。
肉体もそうですが、
友人弁護士のダグラスが言っていたアポロの
「情熱的で愛されるより愛したい」の精神面がどうなっていくのか。

軽やかなようでいてトラウマ持ちのフィーはもうアポロのことが
気になってしかたないですよね。
絶妙なタイミングでアポロの手に捕まっている。
身体も瞳も。
手が気になっている。
で、寝台に寝ているアポロに
ぎゅっとされてちゅとされるシーンが悶絶ものです。
その時の指の絡まりも。
きっと、たぶんフィーが知らないものなんだろうなぁって思う。
（番外のジャグジーのなでなでも同様に）

1巻は序章な感じでしたが
何かが始まる（始まっている）のをしっかり感じました。
もう１話目の最後の一コマで悶絶しそうでしたから。
ちなみに最初の一コマ目が・・・すごいです。
公共の場では読めないので注意です。

ということで、2巻を買いに走るはめになりました。

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投稿者：せせらん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

先生の作品はまるで洋画ですね！もう本当に大好きです。電子で買いましたが紙でもほしいくらい。シャングリラの制度凄くいいなぁって思いました。出てくるキャラ全て素敵です。雰囲気もあるし絵がほんとにほんとに美しくて感情移入しちゃいます。フィーの抱える闇がこれからシャングリラにどう絡んでくるのか、続きが待ちきれません！未来を先読みしたい！

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投稿者：なな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

獲得されたそうで、おめでとうございます。はじめて読んだときは絵の構成、話の内容、表現力共に群を抜かれていると感じてこんな作家さんがいるんだなあと、嬉しくなりました。お話は、まだまだ序盤ですが心理描写が丁寧に描かれているので１コマ１コマ読みごたえがあります。１ページ目から世界観に浸れます。気になるか方は是非、一読しておいて損はないと思います。

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投稿者：Sota　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

不思議な世界観ですね。
ある意味、楽園と言えなくもないかな？
そんな現実離れした世界でのストーリーで、内容もかなり現実離れした感じ。
ただ、その中で生きてるキャラ達は、人間くさくて、そのギャップが面白いかもしれない。

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投稿者：spkspgl　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

男娼の楽園シャングリラで、試情夫として働きにきたアポロ。
慣れるまでの教育係フィーがなかなか奔放なやつで…。
過去に傷のあるふたりがどうなっていくのか、どうもならないのか、
めちゃくちゃ気になる展開です。
島と男娼たちがなんしか美しくて、見惚れてしまう！

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投稿者：Emiria　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

もう表紙だけ額に入れて置きたい位好きっ！

お話も好き！大好き(●≧艸≦)
早く次が読みたい様な…
勿体無くて読めない様な…(-言-)

複雑…

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

美しい自然と建物、美味しい食べ物と癒しの空間。そして最高の体によるおもてなし。まるで南国のリゾートのようですが、そこは性と心を解放する特別な場所です。

ネタバレがあります。

●『シャングリラ』に新人の「試情夫」としてやってきたノンケの34歳攻め・アポロ
●元スラム街で育った男娼の26歳受け・フィー
●アポロの友達で弁護士・ダグラス

本土とを結ぶ連絡船は、一日一便の島。そんな島にある男娼ばかりを扱う完全会員制の娼館『シャングリラ』。そこはオーナーが道楽で商売を行い、「小鳥達」と呼ばれる娼夫が性と人生を楽しむ場所で客よりも優先されています。そんな『シャングリラ』でアポロは「試情夫」、つまり「当て馬」として働くことに。「小鳥達」が客をとる前に心と体を癒したり昂めたりする役目です。お金のため『シャングリラ』で働くノンケのアポロは、オーナーの指示で仕事を覚えるまでフィーの専属になり・・・

快楽主義者が働く、性と欲望にゆるゆるな娼館『シャングリラ』。でも三つのルールがあります。

『男娼をイかせないこと』
『挿入行為はしないこと』
『絶対に恋に堕ちないこと』

これもう、フラグじゃん！と思いながら読み進めました。

娼館ものの場合、娼婦・娼夫たちの仲はあまり良くないイメージですが、オーナーの人徳でしょうか。みんな仲が良くて平和です。「小鳥達」同士の賑やかな会話と、「試情夫」同士のクールな会話が面白い。そして美しい体！フィーのお尻のラインはもう芸術です（嫉妬することさえおこがましい）。

ストーリーは百戦錬磨な娼夫と、地味で朴訥なノンケ男の組み合わせ。当然、仕事だけの付き合いで済むはずもなく、フィーのトラウマやアポロが抱えている問題がふたりを近付けることに。

早く二巻を読まねば！

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投稿者：ひっそりみーたん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

うあー！
あーーー！
うああああ！

めっちゃ行きたい南の島！！シャングリラはどこにあるんですか！？！？！？

って気持ちになります。ぼくはシャングリラを漂う塵芥となりて、フィーの美肌をずっと見守っていたい。

毎晩寝る前に読んじゃうくらい好きです。