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紙の本
1ミリの後悔もない、はずがない (新潮文庫)
著者 一木けい (著)
【女による女のためのR−18文学賞読者賞(第15回)】ひりひりと肌を刺す恋の記憶。出口の見えない家族関係。抑えきれない欲望と想いを描く究極の恋愛小説。「西国疾走少女」「ド...
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商品説明
【女による女のためのR−18文学賞読者賞(第15回)】ひりひりと肌を刺す恋の記憶。出口の見えない家族関係。抑えきれない欲望と想いを描く究極の恋愛小説。「西国疾走少女」「ドライブスルーに行きたい」「潮時」など全5編を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
「俺いま、すごくやましい気持」。ふとした瞬間にフラッシュバックしたのは、あの頃の恋。できたての喉仏が美しい桐原との時間は、わたしにとって生きる実感そのものだった。逃げだせない家庭、理不尽な学校、非力な子どもの自分。誰にも言えない絶望を乗り越えられたのは、あの日々があったから。桐原、今、あなたはどうしてる? ──忘れられない恋が閃光のように突き抜ける、究極の恋愛小説。【商品解説】
収録作品一覧
西国疾走少女 | 7−49 | |
---|---|---|
ドライブスルーに行きたい | 51−101 | |
潮時 | 103−147 |
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紙の本
最初と最後
2022/02/26 22:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はち - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初と最後の二作で込み上げてきます。素晴らしい。久々にこれはと思う小説でした。途中は中だるみのようで読むのを辞めようかなと思ったのですがラストを読んで大満足です。すてきな本に出会えました。おすすめです。
紙の本
むしろ前向きになれる
2020/08/08 09:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
貧しい家で育った由井と、背が高くてとらえどころのない桐原の恋愛から始まる連作短編集。自分ではどうすることもできない経済的事情と時間の流れに逆らえず、ただ目の前にある状況を受け入れてなんとなく知り合った人と一緒になる。そこに含まれるやるせなさと後悔が描かれる。だからと言って自分の人生を否定しているわけではなくて、その中でも前に進まなければいけないと分かっている程度には大人になってしまったことをどこか清々しく受け入れている人達の話でもある。1ミリの後悔もない人生なんてないけど、後悔も人生のスパイスなんだと思う。
紙の本
タイトル通り
2022/09/22 04:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
後悔のない人生を送れてる人なんているんでしょうか、いないと思う、順調な人生でも、少なくとも1ミリくらいなら抱えて生きてるんじゃないかと思う。
語られなかった桐原の人生が、笑顔で溢れているといいのになと願います。
紙の本
後悔の種類も様々ですね
2022/06/01 10:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
笑いのある家庭から突如笑いが消えた。借金取りに追われ、友達からは貧乏な子供として蔑まれ、そして夜逃げすることになった由井。由井は付き合っていた中学の同級生の桐原が忘れられなかった。そして由井の恋は・・・・・。
由井は今は幸せなのかと考えてしまいました。ちょっと鬱陶しい旦那さん、頭の回転の速い河子に囲まれて幸せな生活を送って欲しいですね。由井に届かなかった桐原君の手紙がなんとも切ないですね。
紙の本
由井みたいになりたかった。と言ったら、
2021/03/03 23:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
叱られてしまうだろうか。歴史人物に詳しくないけれど、豊臣秀吉や話題の渋沢栄一のように、生まれながらの身分に関わらず家柄とは全く別の人生を送る人もいるだろうが、大半の人の人生は生まれた時に決まっている。でもね「わたしは流れを変える人になる」と思うことは自由だ。良くも悪くも連鎖を断ち切る勇気を与えてくれるようなお話だった。
紙の本
ほろ苦い恋愛小説短編集
2021/07/31 09:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
アルコール中毒の父親を抱え、極貧の生活をしていた少女の中学・高校時代の恋、大人になって子どもができてからの平穏な生活、その周囲の人々の生活が、短編で緩くリンクしている短編集。ただの恋愛小説でなく、子どもの貧困や家族愛も描かれていて大人向けの本だと思いました。