サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

ポイントUPキャンペーン  ~3/31

読書一生分プレゼントキャンペーン ~5/31

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 360件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/09/17
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社新書
  • サイズ:18cm/375p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-721135-1
新書

紙の本

人新世の「資本論」 (集英社新書)

著者 斎藤 幸平 (著)

気候変動、コロナ禍…。人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。唯一の解決策は、潤沢な脱成長経済である−。晩期マルクスの思想をヒントに、危機の解決策と豊か...

もっと見る

人新世の「資本論」 (集英社新書)

税込 1,122 10pt

人新世の「資本論」

税込 1,012 9pt

人新世の「資本論」

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 7.7MB
Android EPUB 7.7MB
Win EPUB 7.7MB
Mac EPUB 7.7MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

気候変動、コロナ禍…。人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。唯一の解決策は、潤沢な脱成長経済である−。晩期マルクスの思想をヒントに、危機の解決策と豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす。【「TRC MARC」の商品解説】

【「新書大賞2021」受賞作!】
人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。
気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。
それを阻止するには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。
いや、危機の解決策はある。
ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。
世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす!
【各界が絶賛!】
■佐藤優氏(作家)
斎藤は、ピケティを超えた。これぞ、真の「21世紀の資本論」である。
■ヤマザキマリ氏(漫画家・文筆家)
経済力が振るう無慈悲な暴力に泣き寝入りをせず、未来を逞しく生きる知恵と力を養いたいのであれば、本書は間違いなく力強い支えとなる。
■白井聡氏(政治学者)
理論と実践の、この見事な結合に刮目せよ。
■坂本龍一氏(音楽家)
気候危機をとめ、生活を豊かにし、余暇を増やし、格差もなくなる、そんな社会が可能だとしたら?
■水野和夫氏(経済学者)
資本主義を終わらせれば、豊かな社会がやってくる。だが、資本主義を止めなければ、歴史が終わる。常識を破る、衝撃の名著だ。

【おもな内容】
はじめに――SDGsは「大衆のアヘン」である!
第1章:気候変動と帝国的生活様式
気候変動が文明を危機に/フロンティアの消滅―市場と環境の二重の限界にぶつかる資本主義
第2章:気候ケインズ主義の限界
二酸化炭素排出と経済成長は切り離せない
第3章:資本主義システムでの脱成長を撃つ
なぜ資本主義では脱成長は不可能なのか
第4章:「人新世」のマルクス
地球を〈コモン〉として管理する/〈コモン〉を再建するためのコミュニズム/新解釈! 進歩史観を捨てた晩年のマルクス
第5章:加速主義という現実逃避
生産力至上主義が生んだ幻想/資本の「包摂」によって無力になる私たち
第6章:欠乏の資本主義、潤沢なコミュニズム
貧しさの原因は資本主義
第7章:脱成長コミュニズムが世界を救う
コロナ禍も「人新世」の産物/脱成長コミュニズムとは何か
第8章 気候正義という「梃子」
グローバル・サウスから世界へ
おわりに――歴史を終わらせないために
【本の内容】

著者紹介

斎藤 幸平

略歴
1987年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。
Karl Marx’s Ecosocialism:Capital,Nature,and the Unfinished Critique of Political Economyによって権威ある「ドイッチャー記念賞」を日本人初歴代最年少で受賞。編著に『未来への大分岐』など。

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー360件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

現実的でない部分はあるにしろ、理想論としては今の社会に必要

2020/10/25 18:51

20人中、18人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

マルクスの思想から、人新世における気候危機、格差社会、資本主義経済への根本的対処を考えるのが本書の営みである。
個人的には以前から、資本主義の仕組みは既に限界で、脱成長経済が必要であると考えている。そこで出会った本書の考え方は、大いに示唆を与えてくれたものの、あまり現実的ではなく、理想論に過ぎない部分がまだ多いように思えた。

富の考え方として、「私富」や「国富」に現れてこない「公富」=コモンズがあり、コモンズを軸にしたコミュニズムによって、希少性により価値を生み出す資本主義に対抗するというのは面白い。
コロナ禍での各国における危機に際しても、コモンズが豊かな方がレジリエンスは高まるだろう。

ただ、個人的に感じたのは、崇高な理念から始まったワーカーズ・コープ等の活動も、そのままでは資本主義に飲み込まれていってしまうのではないかという危惧である。
本書で出てくる、本当に必要な仕事であるエッセンシャル・ワークの例として、ケア労働が挙げられている。確かに、ケアワークは社会に必要な仕事であるし、その仕事自体に価値がある。だが、ケア労働に付帯する作業の一切合切がすべて不要なものとして切り捨てることができるのか、疑問が生じる。
確かに、経営者や管理職などで、不要な労働に付加価値を付けている例は枚挙にいとまがないだろう。しかし、人が集まり、組織ができてくると、組織として必要な管理業務が発生する。
組織を形成せずに、すべてのエッセンシャル・ワークを個々人が行うことを想定しているのだろうか。だとすれば、それは現実不可能な理想論になってくる。

本書に「石油メジャー、大銀行、そしてGAFAのようなデジタル・インフラの社会所有こそが必要」とある。確かに、デジタル・インフラもコモンズとして皆が使いたいときに平等に使うことができれば、それは理想的な社会だろう。
だが、そのデジタル・インフラの運用は誰が行うのだろうか。それもエッセンシャル・ワークとして社会に必要な仕事になるだろうが、それこそ一人の個人でできるような作業ではない。幾人もの人間たちがチームを組んで事に当たる必要がある。そうなれば、本書で切り捨てられているコンサルティングのような仕事も必要になってくる。

本書の最後の方にあるように、3.5%の人々が非暴力的な方法で、本気で立ち上がると、社会が変わるというのには、勇気付けられる。
しかし、具体的な行動を実践できる人が果たしてどれだけいるだろうか。

私のような、総論賛成、各論反対の個人たちをどう動かすか。
無限の経済成長という虚妄との決別、持続可能で公正な社会に向けた跳躍というのは、理想論としては素晴らしいが、どうやって実現していくか。どうやって人間たちに一歩を踏み出させるか。
ただ、理想がないと人間は動かないのも真理である。
現実的なところは今後の議論が必要にしろ、理想論としては非常によく、今の社会に必要な一冊。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

脱成長コミュニズム

2020/12/06 08:10

9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:モンタワ - この投稿者のレビュー一覧を見る

マルクスを読んだことのない私が『はじめにーーSDGsは「大衆のアヘン」である!』でハートをつかまれ、一気に読んだ。暗澹たる未来に希望の光が差す一冊!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

コミュニズムへの転換

2021/03/07 07:52

8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:NAGI - この投稿者のレビュー一覧を見る

世界の富裕層トップ10%が二酸化炭素の半分を排出している。他方で、下から50%の人々は10%しか排出していないのに、気候変動の影響を彼らが受ける→富裕層は率先して排出量を減らすべき。日本は、ほとんどが20%に入っている。
グリーンウォッシュ
グリーンニューディールが目指すべきは、経済のスケールダウン。
マルクスは、150年前に、すでに、資本主義と持続可能性が両立しないことを主張していた。すでに、エコロジカルな視点で、コミュニズムの必要性を説いていた。
研究(学問)は、社会の発展(課題の解決策を生み出す)のためには必要なものだと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

人類への希望の光

2021/01/30 10:29

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:魚太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

資本主義が継続する限り、地球は破滅に向かう。現代人は資本主義を止めることができない。ゆえに地球は破滅する。これは否定できない論法だと思う。
著者の主張は「脱成長コミュニズム」である。資本主義の超克。現代人が資本主義を止められない限り、資本主義の超克など夢物語であり著者の主張は非現実的と言われるかもしれないが、その認識は誤りだ。地球が破綻すれば当然、資本主義も破綻し終焉するのである。もしそこに生き残っている人類が存在するとすれば、彼らには希望がある。脱成長コミュニズムという思想を基礎とした社会の形成が可能だからである。著者はそのように、人類の生きる指針を示してくれたと思う。資本主義が破綻した焼け野原で、途方に暮れる必要はない。この本は、生き残る人類へ向けた希望の光である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

気候危機が悪化する今、なぜ脱成長しか選択肢になりえないのか?

2021/09/08 15:20

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

脱成長が政治的選択肢になりえないというジレンマを突破し、資本主義の改良ではなく、コミュニズムを追求すべきだ、という直球の主張。温暖化対策をしていると思い込むことで、真に必要とされているもっと大胆なアクションを起こさなくなってしまう。SDGsはアリバイ作りのようなものであり、目下の危機から目を背けさせる効果しかない。地球に今、起きている異常を止めるために、私たちは何をしなくてはならないのか。本書で解決策として提唱するのは「脱成長コミュニズム」。それは一体どういう概念なのか?気候変動問題の現状、グローバル資本主義の限界とは?一緒に考え、行動するための礎として、この本の輪をさらに広げていきたい

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

新しく古い資本論

2022/01/25 18:41

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る

学生時代、マルクスの資本論を購入したが難しくて読めなかった。68歳になって、斎藤氏の理解しやすい本で読めた。行き過ぎた成長主義、分業など言われる通りである。日本でも貧しく子供が十分に食べれない。人民は共通財産を増やし、行き過ぎた資本家を追放すべきである。
卑近な例で、ポツンと一軒家の人は、成長主義でないし、自前主義、ほとんど仕事を分業しない。又故郷という共通財産を守る。これが、斎藤氏野いう人新世の資本主義であろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

これからの世界

2021/12/31 12:26

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る

経済成長重視の思考の陰で、一部の人々に富が集中し、他の人々はじり貧になる。
加えて、急激なエネルギー消費の影響で気候が変わってしまう。
これからの世界をどう読み解き、どう動いていけばよいのかを教えてくれる本です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

考えさせられる内容

2021/11/22 10:20

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シュウハオ - この投稿者のレビュー一覧を見る

あまり経済の本は読みませんが、テレビで環境問題と資本論を解説していた斎藤さんが気になり本書を読みました。
硬すぎず読みやすい文章で分かりやすかったです。
自分達の生活を支える資本主義が、どのように環境問題を引き起こして来たのかが良く分かりました。
まずは自分に出来るエコな取組みをやろうと思いました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

なかなか面白い

2021/11/18 17:06

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:conさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

大学生協でも売れ行きのいいこちらの書籍、なかなか面白く、読みごたえがありました。すごく腑に落ち、人に話したくなる内容です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

一事が万事偏った書き振り

2021/11/16 22:20

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:象太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

トウモロコシのエタノールは一単位のエネルギーを使って、一単位のエネルギーしか得られないなら、まったく意味がない。脱炭素社会に移行していく場合、エネルギー収支比の高い化石燃料は手放し、再生可能 エネルギーに切り替えていくしかない。そうなれば、エネルギー収支比の低下によって、 経済成長は困難になる。 人間が長時間、働く必要性が出てくる。 当然、労働時間の短縮にもブレーキがかかり、生産の減速にもつな がる。二酸化炭素排出量を削減するための生産の減速を、私たちは受け入れるしかない。 (本書より抜粋)

こんな社会に住みたいか? 俺は嫌だね。

古代の奴隷には、生存保障があった。 替えの奴隷を見つけるのも大変だったため、大事にされた。それに対して、資本主義のもとでの労働者たちの代わりはいくらでもいる。 労働者は、 首になって、仕事が見つからなければ、究極的には飢え死にしてしまう。(本書より抜粋)

一事が万事この偏った書き振りで、納得しようがない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

この本が、ベストセラーとなった背景

2022/04/26 05:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ダックスフンドはドイツ語 - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭でいきなり「エコバッグやマイボトルを使用して、温暖化対策をした気でいるのは有害だ」と厳しい言葉で始まる。つまりはエコフレンドリーなことをして、免罪符を手に入れた気でいるなということだ。

人間が地球上に住む限り、住宅や農地などを造り出し、そこで既に環境破壊に加担してる。それは、エコバッグを使うぐらいでは、とても帳消しになどならないと言うことだろう。

資本主義を批判し、マルクス主義を再評価するなどとんでもないと、拒否反応示す人も多いだろう。冷戦時代の、西側からのプロパガンダも相まって、私たちの中では、社会主義と言えば、旧ソ連、旧東ドイツ、北朝鮮など、人権無視の、おぞましい独裁国家ばかりが浮かぶ。

著者はドイツ留学の経験があるが、ドイツでも、東ドイツが消滅し、マルクスなんて禁句という雰囲気の中で勉強したのでないだろうか。

しかし、厳密に言えば、必ずしも社会主義と人権蹂躙の独裁が結び付くわけでない。元より独裁者の性質を持つ者が、マルクス主義を悪用したといった方が正しいだろう。

そして、冷戦時代から30年以上経過する現在、事情は変わった。際限なく、利潤を追求する資本主義は、最早持続不可能という段階まで来ている。
これ以上は、利潤を追求し、地球上の資源を消費を続けるべきでない。資本主義は、奨励できたものでなくなっている。

現在は、マルクスが警告を発した頃よりも、遥かに森林破壊等は進んでいる。この先、50年も100年も、ペース落とさずに資源の開発なんて、どう考えたってできない。

この本がベストセラーになったと言うことは、みんな薄々気付いてるのではないだろうか。経済発展ばかりを追求し続ければ、環境破壊のしっぺ返しが待ってる、欲の赴くまま、資源を消費して、経済発展を追求し続けた結末は、環境破壊により、生存すら難しくなる、元も子もなくすと。

書中に書いてあった「居住でなく投機用に次々とマンションが建てられている」と。「最近、マンション増えすぎじゃね?」と町歩きながらふと思うことがあるだろう。
そして、どうも灯りの点いてない部屋も多く、空き部屋が多そうだとも思ったことがあるが、なるほど、そういうことか。

マンションを買っては売るという、「個人商売道具」のマンション建設のために、元の住民は立ち退きを余儀無くされたのだ。これも、「持つ者が、持たざる者を犠牲にする」資本主義の典型例だろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

地球危機の解決策

2021/09/18 16:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

異常気象・新型コロナによる地球の危機。その解決策をマルクスの資本論に見出した斬新な解決策の研究著作。資本論と聞いてどの様なイメージを持つか?世代によって違いはあるだろうが共産主義・社会主義のバイブル。古い崩壊した体制の経済理論。と思う人が大半ではないだろうか。書き出しは温暖化対策としてあなたはなにかしかしているだろうか。との問いから始まり善意と思う消費行動は無意味・有害と強烈な言葉から始まる。解決策へ向かう前に現在資本主義の問題点を述べ、マルクスが資本論上梓後自然や科学を研究していたこと。そこから現在直面している危機への解決策へと導いている。少々マルクスの考えの考察・説明が繰り返されるが資本論を読み飛ばした人には勉強になるかもしれない。後半の解決策や具体的活動の中には正にと思うところが多かった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

マルクスを見直してみようと思った

2021/07/17 07:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る

過去のものと思われていたマルクス
マルクス エンゲルスは名前は知っていたが詳しくは全く知らなかった。
資本主義が息詰まった時代に新たに目指すべきは何なのか?
グリーンニューディールの偽善を知った。

理想論すぎる部分もあるが、これか目指すものを探すヒントのひとつになると思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

脱成長コミュニズム

2021/04/29 13:26

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る

マルクスが晩年、経済成長を否定しもっと別の古来からの共同体をベースに、地球そのものを限りある「コモン」として共存していく境地に変わっていったという草稿研究をベースにした著作。結局現在の環境経営だとかSDGsは責任を外部を外部や未来に押しつけて自壊していく道のりを擁護することにしかならないため、問題は成長せずにはいられない資本主義そのものになる。前半は究明していく過程だから興味深く読めるが、後半のではどうするか、という解答にあたる部分には賛否両論ではないか。無論、答えがすぐに出てくるはずはないので「まっとう」な結論だと思うが。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

"免罪符"に気をつけろ

2021/12/12 20:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る

資本論の現代的および最新研究による解釈はよくわかりませんが、人新世というとらえ方がまずとてもインパクトがありました。
サステイナブルとかロハスとか泡沫のように浮かんで消えていった言葉に代わって、今はSDGsがメインストリーム。テレビ番組でもよく取り上げられていますが、どうもこれも怪しいということはわかった気がします。個人的なイメージは1億の借金を抱えているので、毎月1万円節約している感じ。借金返済に努めていますという免罪符というか言い訳のつもりでも、根本的解決には程通い。
そこから逆に考えると、成長前提の資本主義では、温暖化や資源枯渇にブレーキはかけられないのだろうとは思えました。でも、資本論で本当に問題解決は可能なのかは、まだモヤモヤしています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。