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紙の本
フーガはユーガ TWINS TELEPORT TALE (実業之日本社文庫)
著者 伊坂 幸太郎 (著)
常盤優我は仙台市内のファミレスで一人の男に語り出す。双子の弟・風我のこと、幸せでなかった子供時代のこと、そして、「アレ」のこと−。双子の兄弟が織りなす「闘いと再生」の物語...
フーガはユーガ TWINS TELEPORT TALE (実業之日本社文庫)
フーガはユーガ
09/24まで通常713円
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商品説明
常盤優我は仙台市内のファミレスで一人の男に語り出す。双子の弟・風我のこと、幸せでなかった子供時代のこと、そして、「アレ」のこと−。双子の兄弟が織りなす「闘いと再生」の物語。文庫版あとがきも収録。〔2018年刊の改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】
伊坂幸太郎史上
もっとも切なく、でも、あたたかい。
僕たちは双子で、僕たちは不運で、
だけど僕たちは、手強い
双子の兄弟が織りなす、「闘いと再生」の物語
常盤優我は仙台市内のファミレスで一人の男に語り出す。
双子の弟・風我のこと、幸せでなかった子供時代のこと、
そして、彼ら兄弟だけの、
誕生日にだけ起きる不思議な現象、「アレ」のこと――。
ふたりは大切な人々と出会い、
特別な能力を武器に、
邪悪な存在に立ち向かおうとするが……。
文庫版あとがき収録。
本屋大賞ノミネート作品!
解説/瀧井朝世
【目次】
フーガはユーガ
文庫版あとがき
解説 瀧井朝世【商品解説】
優我は仙台市のファミレスで一人の男に語り出す。双子の弟・風我のこと、幸せでなかった子供時代のこと、そして…。待望の文庫化【本の内容】
著者紹介
伊坂 幸太郎
- 略歴
- 1971年、千葉県生まれ。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞および第21回山本周五郎賞を受賞。20年『逆ソクラテス』で第33回柴田錬三郎賞を受賞。他の著書に『砂漠』『AX アックス』『ホワイトラビット』『シーソーモンスター』『クジラアタマの王様』『ペッパーズ・ゴースト』などがある。
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紙の本
双子ならではの使いまわしが
2023/03/31 12:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
誕生日の日だけ、と限られた日時に何故か起こるアレ、とだけしか書けません。嫌な話が続きますが、最後までお読みください。
紙の本
双子の兄弟の不思議な物語
2022/05/06 10:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎氏にしては、ちょっとやり切れなさの部分も残る。
それでも流石の物語構成で、最後まで一気にぐいぐいと引き込まれていった。
幼い頃から父親のDVを受けて育った双子の兄弟・優我と風我。
ある年を境に、誕生日になると2時間おきに体が入れ替わる(心じゃなくて体ごと)という不思議な現象が起きるようになり・・・。
そんな生い立ちを、ファミレスでTVディレクター・高杉に話しているという形で物語は進行する。
散りばめられた様々な事件が収斂していき、そのことを高杉に話している理由に行き着いた時、それまでの伏線が一気に回収されるのは、読んでいて気持ちいい。
児童虐待など、目を背けたくなる描写もあるが(一部、単行本から削除したシーンもあるらしい)、読者に加害者への憎悪を増幅させるには致し方ないのかもしれない。
悲しい出来事も起きてしまい、ハッピーエンドじゃないけれど、最後は幸せな光景を見せてくれる。
こういう粋な終わり方をしてくれるから伊坂氏の小説は好きだ。
紙の本
双子
2021/10/17 02:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても限定的な不思議な能力を持った双子のお話、伊坂作品はとても久しぶりだったからこんなにも読みやすかったかと少し驚きもあった。
内容は、クズな親や殺人鬼が出てくるし決して愉快なものではないけれど、双子の絆に、切なさと嬉しさを感じるものでした。
文庫化される時に内容がマイルドになっているらしいので、ハードな方も読んでみたいな。
紙の本
双子の物語
2021/12/30 00:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとした異能を持つ双子、優我と風我の物語。父親のDVなど最悪の家庭環境ながらも支え合い生きていくが、そんな二人に襲い掛かる試練。たまたま知り合った小玉なる少女を虐待から救ったりとテンポ良く話は進むが、どうにも晴れないモヤモヤ感。この感覚は、ある一言で澄み渡り拭い去られる爽快感、でも物語は…。伏線が巧みに張られ、後半で鮮やかに回収される伊坂さんらしい物語ですが、描かれる虐待や犯罪が陰湿なこと、そして起きる出来事により読後感は決して良いとは言えない。それを受け容れられる人には満足できると思う。自分は満足。
紙の本
読んでいてちょっと辛い描写がありました
2021/12/23 20:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は新刊で買ってもしばらく(長い時には年単位・笑)は
放っておくことが多いのですが、
伊坂幸太郎さんの作品は結構すぐに読んでしまいます。
作品に対する期待感が高いのはもちろんなんですが、
今まで読んだどの作品もすべてが非常に読みやすかったおかげで
集中力がなかったり目の調子が悪かったりしても
一度読み始めると最後まで一気に読めてしまうからだと思っています。
本作ですが導入部分で主人公たちの過酷な子供時代が語られるのですが、
これが結構私にはこたえました。
作品はいかにも伊坂さんの作品らしく途中から急変するのですが
最後はほろ苦くはあっても希望は感じさせてくれる終わり方でした。
この作品を知った時にタイトルからはどんな物語なのか想像できませんで
したが、これを書くためにカバーをアップした時に初めて
英題がついていることに気がつきました。
TWINS TELEPORT TALE
こちらの方がなんとなく内容を想像しやすくていいなぁと思ったりもしま
した。
紙の本
キレが無い
2023/01/08 11:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
題材が題材だからかなあ。
気持ちよく読み進められるかというと、そんなことはない。
むしろ、感受性の強い人は読まない方がいいと思う。
電子書籍
風我と優我
2021/11/10 06:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
双子って良いなと子供時代、あこがれていました。自分も双子の片割れだったら良いのにーと。ところが、こんな不思議な双子って……。誕生日は入れ替わる?それにしても回りの人間がひどすぎる……読んでいてつらいくらい……
紙の本
少数意見なんでしょうが
2021/12/01 12:35
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bird - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気作家ですが初めて読みました。ストーリーは、何だか漫画を読んでいるみたいな気がしました。しかし、それよりも気になったのは文体です。文章が上手な作家を大人だとすると、大変失礼ながら、子供が書いたような印象です。ファンの方からは非難されるでしょうが、個人的には他の作品を読む気にはなれませんでした。