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みんなのレビュー61件

みんなの評価4.1

評価内訳

61 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

活躍の場を得た竜崎のシリーズ第4作

2014/07/11 23:21

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

多作の作家、今野敏の隠蔽捜査シリーズ第4弾である。このストーリーの一部はテレビ化された際にすでに広く知れ渡ってしまった。できれば、文庫化を先にして欲しかった。もちろん、書籍とテレビとでは表現方法や情報量に差があるのだが、文庫の方が当然情報量が多いので、二番煎じを飲まされた感は強い。

 テレビを見ていると、麻取捜査官の横柄な態度や、捜査畑のコンプレックスがよく表現されていたと思う。捜査本流の警察に対する態度もあまりに大仰で、こんなことはありえないと思わせるものがある。書籍でも電話のやりとりの際の口のきき方など、尊大でやはり実際は有り得ないだろう。

 こういう箇所を除けば、今回も人間関係を始めとして面白く出来ている。たとえば、今回の被害者は外務省の役人である。被害者に関する情報を得られればかなり捜査の進展に有益である。こう考えたのは伊丹刑事部長である。伊丹は外務省にコネはない。あるのは過去に協力して仕事を行った竜崎である。

 伊丹は躊躇せずに竜崎にそのコネを使って情報を引き出せという。こういう話はよくある。コネを持っていることがどれほど有用かである。警察もそうかも知れないが、外務省の日常的な活動はわれわれ国民がほとんど目にすることはない。その唯一の露出点は霞ヶ関にある外務省の本局である。

 実際は多種多様な工作を行っている場合もあるが、自分は外交官に向かないと公然と言い切る外交官もいる。表に出ない分、小説家としては如何様に書いてもそれがもっともらしければ、真実性が深まるものである。如何に面白く、奥深く描くかが小説家の腕であろう。本書のように一般の外交官が相手方と接触を持とうと工作を行うことが通常行われているか否かは分からない。

 大森署の竜崎を助ける副署長、課長の存在も面白く、竜崎のリーダーシップがうまく描けているのではないか。今野のシリーズものはなかなか続かないのだが、本シリーズはもう5作目が出ている。まだまだネタ切れには早い。もう少し続けて欲しい。

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紙の本

さすが竜崎

2016/12/03 09:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る

相も変わらず竜崎節が炸裂で面白いです。
マトリを物ともせず畳み掛ける姿は圧巻です。それも本人は合理性と原則論を伝えてるだけと言うのがいい。
変人、唐変木と言われようが、原則論を推し通す姿は羨ましい限りです。

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2015/08/30 22:13

投稿元:ブクログ

隠蔽捜査シリーズ。
さすが竜崎は貫き通していてかっこいい。

いくつもの事件が起き、それが繋がっていく。繋がらない事件もあるが、多くの事件を竜崎のやり方で解決していく。その、芯の通り方が半端なくて、そんな芯、持ってみたいもんだ、と思う。

2015.08.30

2014/08/10 17:16

投稿元:ブクログ

外務省職員の他殺事件、悪質なひき逃げ事件、覚せい剤捜査を巡っての厚労省麻薬取締官との軋轢、娘の恋人の安否が気遣われる航空機事故

前の3つは関連が無いと思われていた事件なんだが、4つ目があったので外務省とのパイプを使った挙句、結果的に全部繋がったということでしょうかね。それで転迷。

原理原則の貫きっぷりは相変わらず好調。尾張一宮〜大阪の在来線往復の間、一気読みでした。


(2014/7/12)

2014/09/12 22:49

投稿元:ブクログ

2014/9/11
爽快。
竜崎さんは本当に素敵だ。
嫌っていた人や怒っていた人がペースに巻き込まれ、だんだんと理解していく様子が気持ちいい。
ついにずっと揉めてた野間崎まで取り込まれそうw
いっつもあんまり読まない解説だけど今回はたまたま読んだらなるほど!
全然変わらない竜崎さんのようだけど変わってるんだね。成長してるんだね。
ほんとだ!納得!

2015/04/13 22:21

投稿元:ブクログ

何気なく手に取った1冊でしたが、当たり。

長編にいろいろ詰まってるわ、主人公のキャリア警察官(降格人事で所轄署長さんですが)が魅力的だわ、で一気読み。

キャラがすごく際立っていてカッコイイ!
ここまで徹底されると気持ちいいくらいのすっきりさ。

シリーズ4作目を一番初めに読んでしまいましたが、後書きにもあった通り、最初から読んでみたくなりました。

2015/01/02 23:49

投稿元:ブクログ

寝正月用に購入。
実際に眠りこけてしまい、予定を過ぎて読了。

竜崎伸也の「唐変木」振りに憧れる。
ストーリー展開が面白く、夢中になってしまうわけで…
ドラマとオーバーラップしてしまうが、面白いことには変わりない。

2016/12/30 11:23

投稿元:ブクログ

だんだんマンネリ感が・・・w

娘の恋愛を妙にひっかけてきてるが、ちょっと無理矢理感が。息子の成長は、へぇ~という感じで面白いけど。

竜崎らしいのか、らしくないのか、微妙なところ。
前巻で恋をしたので変わっちゃったのよね。
唐変木の変人街道をもっと突っ走って欲しいのにさ~~!!!

2015/07/28 21:47

投稿元:ブクログ

大森署長に左遷されたキャリア警察官僚竜崎伸也を主人公とする「隠蔽捜査」シリーズの第4弾。本作も原理原則を貫く竜崎の活躍が痛快である。本作では、外務省や厚労省との省庁間のせめぎ合いも見どころとなっている。

2016/03/02 10:25

投稿元:ブクログ

変人キャラの警察官僚、竜崎伸也

安定しておもしろい
先ではまた偉くなるのかな?
署長のポジションで
水戸黄門みたいな感じもいい

2015/01/18 17:07

投稿元:ブクログ

4つ5つの事件が同時におき次から次へと懸案事項が増えていく竜崎。これらのトラブルにどう対処するのか,が見もの。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file6/naiyou15605.html

2014/07/05 19:35

投稿元:ブクログ

前回の疑心では序盤、竜崎が振り回され読んでいてやきもきした。

だが、
今回は徹頭徹尾、竜崎フルスロットル。
相変わらずの原理原則で事案を片付けていく様は爽快。

とはいえ、
署長になって時間も経ち、
周囲の環境もあってか竜崎の心境に変化が。
最後の竜崎の一言がやはり"それ"を象徴しているのかなぁ。

2014/12/31 16:53

投稿元:ブクログ

280
後半にかけて盛り上がってくる、いつもの爽快感みたいなのがもっと欲しかった。…というのは言い過ぎですね。
同著書、読了7作目。

2017/01/04 20:40

投稿元:ブクログ

隠蔽捜査シリーズ4巻目。
主人公の竜崎も大森署長となって警察庁にいたころとは大分に変わってきている。
当初は原理原則が絶対だったが、大森署長となって現場の係員との接触の賜物か態度が軟化してきている。
大井署で殺人、大森署でひき逃げとどちらも外務省絡みの被害者の事案が発生。
どちらも捜査本部が立って、そこに警視庁の刑事部長の伊丹が絡んでくる。
また、厚生省の麻薬取締と大森署の麻薬密売反が絡み、さらに娘の恋人の安否確認とてんこ盛りの様相。
ここに公安も絡み、次第に事件の真相が明らかになるが、最後は竜崎がすべてを仕切り、各情報をつなぎ合わせて一気に片が付くというストーリ。
やや終わりがあっけなかったが、それなりには楽しめる内容だった。
1巻目あたりのような手に汗握る展開を期待するとやや拍子抜けするかも。
ここまで来たら、これまでの人間関係がどのように変化していくのかを楽しむしかないのかも。

2014/05/25 00:25

投稿元:ブクログ

事件やステークホルダーが絡み合う事案を竜崎が結果的に取りまとめ解決に導く、どんな時もぶれない信念、原理原則を徹底が、根底にあるとこのシリーズで1番感じる内容やった。交渉を逃げず望む姿勢、自分はできてないな〜と反省してしまった、、

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