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紙の本
夢か現か幻か
2013/01/23 20:17
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nori - この投稿者のレビュー一覧を見る
恥ずかしながら筒井康隆初体験。アニメのパプリカを観て原作を読みたくなったのだけど、原作の方が遥かに複雑で深く、そしてエロチック。第二部のハチャメチャな展開には少しばかり「う~ん!?」となるけど、それでも精神世界(夢)をテーマにしたストーリーの圧倒的な面白さがある。今更ながらだけど、これをきっかけに筒井康隆の他書も読んでみようと思います。
紙の本
無意識という恐怖
2021/03/03 16:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:山椒魚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2日で読み終わりました。面白かったです。
ちょっとズレてるけど、無意識が人間の行動をほとんど制御しているというのは本当なのかと考えさせられました。もしそうだとしたら、催眠なども似たような手法を活用しているのかもしれませんね。
恐ろしいけど、興味深かったです。
紙の本
SF感が覆される
2020/12/28 23:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きなこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段SFをあまり読まないのですが、この本を読んでSF感が覆されました。SFって面白い!そして凄い!
不思議な世界観にハマってしまいます。
紙の本
夢の二重構造=現実?
2020/07/12 10:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
言わずと知れたことだが、今敏監督のアニメ映画の原作である。
この作品を読む前に映画を観たので、一体どんな作品なのかと興味はあった。
夢を操作する=記憶を操作するといった概念は昔からあったろう。その夢をセラピストが診ることで、対象者(患者)のトラウマ、抑うつ症、精神的な苦痛などを取り除くために活躍する「パプリカ」の話であるが、恐らく執筆時は『夢物語』として書いたに違いない。
しかし、誰もがスマホやケータイ、PC、タプレットを持ち歩き、仮想現実や拡張現実の世界に慣れつつある現代、夢物語では無い気もする。夢依存なんて言葉はないが、夢を夢として認識できている分にはまだいいのか。
先にも書いたように、アニメ「パプリカ」の原作ではあるが、その公開前、テレビアニメ(確かWOWOWだった)放送された「妄想代理人」の底本ではないだろうか。いくつかのキーワード(登場人物など)が似ている。
物語自体は夢物語としても、特に後半は「小説内の物語」なのか、「物語の中の夢」なのか、更には「物語の夢のまた夢」なのか混乱してしまう。それこせが作者の狙ったことで、読者を物語に没入させる手法なんだろう。
最終章を読み終えた時、「もしかしたら、この(小説上の)物語自体が夢だったのでは?」と思えた。すなわち、夢オチであって、全ては夢の中の物語ではなかったか。
それならばそれで、読者をいい意味で欺く壮大な物語で面白いが、一方で「今まで何していたんだろう?」と虚無感にも囚われる。いやまあ、小説だから難しく考える必要もないが・・・・。
紙の本
面白い
2019/07/23 02:39
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投稿者:すねよし - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々アニメの方が好きで知っていたが、この度原作にも挑戦。現実と虚構(夢)との混ざり合いについていけなくなる自分もいたが、立ち止まっては進みを繰り返し読了した。
一方でもっと先に進みたくなり目を追うスピードを速める自分もいた。最後の方は一気に行けるほど面白かった。
電子書籍
今敏監督映画化原作
2018/05/25 04:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
心理学を活かしたストーリー展開がスリリングでした。夢の先に待ち受けている、現実世界のハッピーエンドが感動的でした。
紙の本
アニメを見て読んでみた
2017/02/11 17:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
隅から隅まで作者の奇想で埋め尽くされてる異色の作品です。混ざった夢の描写が圧巻でした。ぎっしりとした情報密度に驚くしかありませんでした。