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みんなのレビュー1,346件

みんなの評価4.2

評価内訳

1,324 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

漱石先生の作品の中でも珠玉、18歳以上にお勧め

2023/07/17 20:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Ottoさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

文学は、人間の欲望、主にお金と性に対しての欲望に関すること、そこから展開して個人、家族、社会、国家間でのいさかい、言い訳、誤解、争ごとを表現したもの。欲望は動物にもあることを知っているが、人間はことばを持っているので言葉で表現または正当化しようとする行為の一部が文学だ。
 先生は新潟の資産家の息子だったが、両親の死後、後見人だった叔父に財産を騙し取られ、下宿していた家の娘に一緒に下宿していた友人が恋をしたところをある計略で友人を自殺に追い込み、自分が娘と結婚するという、人間の欲望に翻弄された影の部分を持つ。先生は相当な教養人でもあるのに定職に就かず、漱石の小説によく登場する「高等遊民」である。その先生が明治天皇の崩御を受けて殉死した乃木大将をさらに追うようにして、長文の遺書を私に残して自殺してしまう。小説のほぼ後半は、先生の遺書である。この先生の遺書を使って漱石は、現代にもつながる日本人の欲望=悩み=不安を解明しようとした。

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紙の本

夏目漱石の後期三部作のうちの1つ

2023/04/02 15:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「彼岸過迄」「行人」と並んで、夏目漱石の後期三部作のうちの1つ。
と言いながら、私は「こころ」しか読んでいないのですが。

読んだきっかけは教科書に載っていたから。
一部だけ教科書で読んだという方も多いのではないでしょうか。

後期三部作は「人間のエゴイズムや知識人の苦悩」をテーマにしたものだが、
この「こころ」もそれを追及している。

最後、先生の遺書を受け取った「私」が、危篤の父を見捨てて電車に飛び乗る場面は、
普段の私ならわからないけれど、この「こころ」の中ではそれが自然なものとして受け入れられる。

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紙の本

おもしろい

2023/01/09 17:03

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投稿者:ゆうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

表現が面白い、たしかになぁと思わされることが多々ある。
昔の表現が多くて読みにくいということは全くない。
途中から展開が気になり1日潰して7時間ほど読んでいた。

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紙の本

ジャケ買い

2021/03/21 14:43

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投稿者:ココ - この投稿者のレビュー一覧を見る

毎年、夏の文庫フェアで一冊は買うと決めています。この夏も本屋に行くと、白地に青文字の新装版が目に止まりました。私にとって、こころは高校の教科書で抜粋部分を勉強した作品です。1人の女性をめぐる三角関係とは映画や本の中では頻回に取り上げられる題材ですが、この作品は先生の心の苦しみ・葛藤を描きます。もっと早く読めばよかった。そう思いました。生きること、恋すること、レポートのこと、単位のこと、講義のこと、、、ワクワクするような青春の只中で読んでいれば、また違う感想を持ったはずです。

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紙の本

昔とは違いじっくり読めた

2020/11/01 21:56

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投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

国語の教科書で読んだような気もしますが、大人になってしっかりと読むのは初めて。旧かなは難しいですが、趣があっていいです。先生のお手紙が思った以上に長くて、手紙というサイズ感ではなかったんでは?今でいうと宅急便サイズですね。とか現実的な事を考えてしまいました。昔の人は事細かに考える傾向が強いですが、根本は今の人も変わっていない気がするので、だからこそ夏目漱石は今でも読まれるし、考えさせられるのだと思います。

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紙の本

何度でも読み返したい

2020/02/02 05:54

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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校生の頃に国語の授業で読まされた時には理解できなかった、先生の深い闇に触れたような気分です。全ての人間が背負わされている、罪深さについても考えさせられました。

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紙の本

人間の複雑な心理を見事に描写している。

2017/11/14 12:50

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投稿者:ss1021 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「私」から見た「先生」について、また「先生」からの「私」への長文の手紙を通して、「先生」が大切な親友を裏切ってしまったことによる懺悔の気持ちを見事に描いていると思いました。

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紙の本

さらり

2017/06/23 15:52

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投稿者:ポージー - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて夏目漱石を読んだ。文章がしつこくなくてさらりと読めました。そりゃ流行作家にもなるだろうという感じ。

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紙の本

こころ

2016/10/25 09:47

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投稿者:のん - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校の教科書に掲載されている最後の部分だけ読んだことがあるという人も多いでしょうが、ぜひ最初から最後まで読んでほしい作品です。「恋は罪悪ですよ」...何度読んでも、まさに「こころ」に刺さります。

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紙の本

よい

2015/12/30 20:08

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投稿者:なちこび - この投稿者のレビュー一覧を見る

教科書にも載っている「こころ」ですが、ルビも多すぎず、少なすぎずで読みやすいです。また後ろにある注釈もわかりやすいです。

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紙の本

本当の愛を考えさせられる本。

2001/07/21 12:32

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投稿者:りーこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 高校の教科書で一部を読んで、その日のうちにすぐに買いに行った、思い出のある本です。
 話し手の“先生”(主人公の学生が勝手に先生と呼んでいる)が、今の奥さんと結婚する為に、自分がどんなにひどい事を親友”K”にしたかを、語っていくストーリーです。
 いつの時代にも恋愛問題でもめることはあっても、過ぎたこととして忘れていくことが多い中、“K”の自殺によって“先生”は、何十年たった今でも悔いており、懺悔し続けているのです。奥さんを、罪と共に愛し続ける苦悩が、ひしひしと伝わってきて、本当はどうすれば良かったのか、親友とは、本当の愛とは何だろうと、とても考えさせられる一冊です。何度読んでも考えされられる名作だと思います。

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紙の本

心は口以上に雄弁である

2000/09/10 02:38

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投稿者:読ん太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 恋心、猜疑心、虚栄心、平常心、心寂しい、心苦しい、心踊る…。心とは、高熱を発したかと思えば氷のように冷たくなってみたり、カメレオンのように色が変化してみたり……まるでバケモノだ。そして、人はすべてこのバケモノを有することとなる。
 漱石の『こころ』は、我が身に宿るバケモノに命を奪われた、あるいは、このバケモノに戦いを挑み勝利したとも言える「先生」のお話。
 人はこのはかない現世に生きた証を、美しさも醜さもすべて残して逝きたいと思うものらしい。これが本心。
主人公「先生」は、自分の(醜い)過去について綴った長文の手紙について、他の人の参考にして欲しいと言う。ただ、妻が生きている間は公にすることはならないと言う。これは、妻に対する親切心、と同時に虚栄心。
 心を打たれる1冊であった。

最後に一言。
漱石の作品は海外にも数多く紹介されているようだが、本書を多くの外国人が「ホモ小説」と扱っている、という内容のことを耳にしたことがある。悲しい気持ちがしたが、日本人であり、漱石の「こころ」を解する自分に満足感も持つこともできた。

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2010/08/17 22:23

投稿元:ブクログ

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2004/09/20 19:40

投稿元:ブクログ

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2004/09/20 23:00

投稿元:ブクログ

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