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映画も観たくなった
2020/06/29 22:20
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化もされているのが観ていない。でも、高良健吾、石田ゆり子、大竹しのぶ、椎名桔平って、私が読みながら想像していた配役どおりだった。キャスティングに携わっている人って、小説を真面目に読み込んでいるんだね。当たり前か
愛が最大のテーマ
2016/08/15 02:36
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投稿者:suka - この投稿者のレビュー一覧を見る
天童荒太さんのインタビューが新聞に掲載されており、現代社会の問題を深く考えている方だと感銘を受けたことが、本書を手に取るきっかけになりました。
静人の旅の理由が、まだ腑に落ちない部分があったので、下巻でどのようにエンディングになるのか気になります。
祈りをささげる。
2016/01/26 23:09
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投稿者:ピーチパイ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が今まで歩んできた人生を俯瞰で見るような気持ちで読んだ。私をここまで運んできた抗えない力が体の奥底でぞわぞわと蠢くのを感じながら読んだ。毎日のニュースに無関心になって、誰かの身に降りかかる不幸から目を背けることで心の平和を保つようになって久しい。正しく誰かを愛せるかしらと、今の自分は正しいかしらと、考え始めたらきりがなくなって、足元掬われて浮遊感。安全な道を注意深く歩いたことで、結果的に誰かが地雷を踏んでしまうようなこの世界で、誰も傷つけずには生きれない。静人が悼む度、自分の真価を問われた気がした。
不思議な行動
2019/01/02 09:29
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投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語には特に関係しないんですが、個人的に時代設定が気にかかった。
現代ではないが、随分昔という訳でもなさそうという事くらいしかわからなかった。
物語の内容は自分とは全く関係のない人の死を悼み続ける静人。
自己満足と言える行為に人は不審者として扱いながらも興味を持つ。
記者の蒔野の母親に対する不躾な態度にはイライラしたけど、ここまで思ってる事をストレートに口に出来るのは、ある意味あっぱれ。
そしてなぜ静人が悼む人になったのかは読者も知りたいところ。
とにかく静人が早く母親に会う事を願いながら下巻へ!
物語は主人公以外の三人の視点で進んでいく
2016/12/18 19:30
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は坂築静人という人物であるが、物語は主人公以外の三人の視点で進んでいく。テーマは明白であるが、物語自体の設定は不思議な話である。異様と言ってもいい。上巻を読んだ時点ではその不思議さ、異様さの核にあるものは解明されない。下巻に期待する。
堤幸彦監督映画化原作
2016/03/21 13:10
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の作品にしては珍しく、生者と死者が会話をしたり死後の世界が登場する。悼む人の行為が、読む人によっては傲慢に感じるかもしれない。