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戸村飯店青春100連発 みんなのレビュー
- 瀬尾 まいこ (著)
- 税込価格:737円(6pt)
- 出版社:文藝春秋
- 発売日:2012/01/04
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紙の本
正反対だけど
2015/11/05 12:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
正反対だけどどちらも憎めない兄弟。笑わせてくれたり、ほろっとさせられたり、あたたかい気持ちで読むことができました。
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2人にエールを!
2012/11/02 00:37
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投稿者:ヤエチン25 - この投稿者のレビュー一覧を見る
家を出たかった兄が家へ戻り、家にいるつもりの弟が家を出る...。結局逆転してしまった2人だけど、それぞれの未来を応援したくなる、できれば今後の展開も続編で読みたくなるようなお話でした。お兄ちゃんのトラウマわかるなぁ〜!
電子書籍
ふんわりほっこりした文体 雰囲気
2021/09/01 11:43
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作者らしいふんわりほっこりした文体 雰囲気がとてもいい。舞台に珍しく大阪が登場する。やや強調され過ぎのきらいはあるが「そうそう大阪人ってこんな感じやな、なんでもない会話が漫才になっている。」と大阪在住時何度も感じたのを思い出した。大傑作の「そしてバトン..」と比較すると、ストーリー展開や登場人物の性格づくりがややテンプレすぎるかな。
紙の本
上白石萌音さんが推薦しているコメントあり、オトナ買いした中でも一番に読みたくなった。
2021/05/02 16:04
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投稿者:オオハシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
瀬尾まいこさんは、「そして、バトンは渡された」にて一発で引き込まれてしまって先日オトナ買いをしてみた著者。「そして、バトンは渡された」の解説の部分に上白石萌音さんが推薦しているコメントあり、オトナ買いした中でも一番に読みたくなった。
萌音さん、『読書家の知人から是非にと渡されたのが、「戸村飯店 青春100連発」だった。その日のうちに夢中で読み切り、明くる日には他の著書を探すべく最寄りの書店に走った。』『そして、わたしの「瀬尾まいこさん勝手に応援キャンペーン」は始まった。』とあったので、せっかくオトナ買いしたのなら、まずはこの本から読み始めよう(その後はまた改めて考えよう)と思って読むことにした。本日レビュのために改めて二回目を読み終えたのだが、読後感『家族に「ただいま」を言いたくなる。』まさに本の帯ってすごいなぁ、よく表しているなぁ、とも思いました。
ストーリーとしては、戸村飯店という大阪の中華料理屋で育ったヘイスケとコウスケの兄弟が高校生、高校を卒業してというまさに青春真っただ中を成長していくストーリーなのだが、こういう小説にはやはり自分を重ね合わせて読んで感情移入してしまっています。僕も姉がいて、二番目の子供ながら長男で、(一番目の行動を見て考えるもあり)家を継ぐ・継がない、そうしたことがあったり、認められたい、という話があったり、お前は人の想いを裏切れんやつや、というくだりがあったり、「お前そんなに、そやけど、そやけど、言う男ちゃうかったやん」「お前はいっちょやったろかってやつやろ」があったり、順番めちゃくちゃだけど、自分が中学の時にめっちゃがんばった大地讃頌の指揮の話(これはバトン渡されたでもあったが)があったり、とにかく自分として感情移入する話がたくさんで、『からだと心に沁み渡る瀬尾さんの言葉』という萌音さんのコメントすごく伝わってきた。
1章読んで2章読んで、あぁこれはよくある、二人のストーリー・視点がそれぞれ独立で動きながら、最後は交わっていく話だな、と思いながら、二人の成長・悩み・気づき合い・助けあい、が、心温まるストーリーだった。 また上記、自分のストーリーと当てはめて(「好きなことやれ!」と育ててくれた実家の両親に感謝しつつも)、少しでも「いっちょやったるか」となっていかなきゃいけないな、と自分に喝!を送りたくなってきました。
抜粋というか残したかったフレーズ
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P295 ウルフルズなんて今までちゃんと聞いたことがなかったのに、なるほどと思った。歌詞は関西弁なわけではない。でも、このまんまな歌。ストレートで何も手を加えてなさそうで、深くて熱い歌。心に率直に入ってくる歌。これは関西の人が作った歌だ。関西の人が歌う歌だ。そう思った。そして、それがわかったら苦しくなった。
どうしてたまたま聞こえてきた曲に、こんな気持ちにさせられなくちゃならないんだろう。ふと流れてきた歌声に、こんな風になってしまうのだろう。十九歳にして生まれて初めて抱いた感情。さっさと消してしまおうと思うのに、どんどんこみ上げてちっとも止まらない情けない気持ち。(中略)
認めたくないけど、どうしようもなかった。情けなくて格好悪いけど、仕方がなかった。
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それぞれの立場・・・
2021/04/20 17:59
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投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る
兄が家を離れたがっていて弟がその兄の様子の親の反応を見ながら過ごしていて。。。弟の気持ちがよくわかる!!と思いながらつい弟をひいき目にしながら読んでしまった。
兄は兄で色々背負いながらも最後は家・店に帰ってくる。。。ほのぼのしつつもこの日本の昔からの風習でかえられないものなのか~と残念にも思ったりしている。
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おもろい
2019/10/27 16:26
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
瀬尾さんの作品で、大阪が舞台だったり、大阪弁が出てくるのは珍しい気が。
戸村飯店の息子二人をめぐる1年間の物語。
おもしろくて一気読みでした。
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ないものねだり
2017/10/21 22:16
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
正反対の兄弟だけど、お互いにないものねだりをしているのかもと感じました。そして戸村飯店の料理がおいしそう!
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男兄弟ならでわ
2016/05/28 11:17
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投稿者:ぽにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
坪田譲治賞受賞作品。
読んでて爽快感があり、男兄弟の間にかならずある葛藤が非常にうまく書かれていた。