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長英逃亡 改版 下 みんなのレビュー

  • 吉村 昭 (著)
  • 税込価格:7817pt
  • 出版社:新潮社
  • 発行年月:2011.11
  • 発送可能日:購入できません

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みんなのレビュー21件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (6件)
  • 星 4 (12件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
21 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

長英逃亡

2012/01/24 12:31

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:焼酎王 - この投稿者のレビュー一覧を見る

小伝馬町の労屋敷に、労名主の長英がいる。
町奉行の鳥居との、海防論のくい違い、奉行としてのやり取り、
長英が脱獄までの467Pをさっと読みきってしまった。

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紙の本

吉村昭さんの死と長英の死。二つの死の容に思うこと

2006/08/29 14:51

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

7月31日に他界された吉村昭さんの死の直前の模様が報道された。点滴の管と静脈に埋め込まれたカテーテルポートを自ら引き抜いた覚悟の死だった。病床に伏したときから延命治療を拒否していた。病院から自宅に戻っていたのだそうだ。夫人の津村節子さんは「家にいたからこそ、自分の死を決することができてよかったと思う」と述懐しておられた。
法と秩序と先例に縛られた閉塞の病棟から脱出し自由な空間で自らの死を決したところが吉村さんらしい。
『長英逃亡』を読み終えてこの報道を目にしたのだが、実はそれで、なるほど吉村さんが描きたかった長英の悲劇性はそこまで深いところがあったのかと思い至ったのだ。
長英の生きた時代は長英たちにとって社会の枠組みそのものがいわば獄舎であった。その閉塞空間を破獄し彼は視野を海外に広げようとした人物であった。しかし彼の生存中はこの閉塞空間からは逃亡できなかったのだと思う。
長英は脱獄して直後の友人宅で請うて脇差を譲り受けている。捕らわれる危険性は高く、そうなれば死罪は免れない。脇差は他人を殺傷するのではなく、捕らわれる直前に自刃するためのものであった。自ら死を決するために逃避行中の彼は脇差を片時も傍から離さなかった。危機が迫れば反射的に柄に手をかけた。死を選択する。運命に翻弄され続けてきた男が最終的に選択する死の容こそ、逆に運命を自ら切り開く唯一の行為だったはずだ。
通説は「捕吏に捕らわれ咽喉を突いて自刃した」で定着している。
ところが著者はあとがきでも触れているがこの通説をとらずに急襲した捕り方の十手による殴殺死をもってこの小説を締めくくっている。
このシーンはたいへんに凄惨な描きぶりである。
吉村さんの報道に接し、自らの死の容を決することができた人だ、よかったとの夫人の感慨はよく理解できた。一方、あえて通説を変えて表現したこの長英のみじめな死の容はどうであろう。長英にはやろうとしていた自決ができなかった。時代の先を行き過ぎた人物の悲劇性にやりきれなさがさらに加えられ、私は胸がふさがれるのをこらえられなくなった。
吉村さんのご冥福をあらためてお祈り申し上げます。

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紙の本

終盤が面白い

2017/05/08 21:56

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る

上下二巻の長い小説だが、高野長英の捕まり方と死んでからもなお処刑される場面の描き方がさすが吉村昭だと思わせる。

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紙の本

無残

2020/07/25 05:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

長きに亘って逃亡を続けた長英。その結末は悲しき悲劇に見舞われる。天才的な才能を持ちながらそれを生かす機会が少なかった。

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2011/04/14 18:33

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2011/11/03 20:24

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2012/01/09 22:06

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2012/02/25 22:32

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2012/06/23 19:40

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2013/02/17 11:42

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2013/07/23 16:25

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2013/08/25 13:20

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2016/06/14 07:31

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2019/01/22 21:12

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2019/07/26 12:22

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