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知らなかった歴史に感動
2015/01/31 22:12
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:柑橘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一つ一つの話題が短いし読み易いので、暇な時間にちょこちょこ読んでいたのですが、忍者の毒薬や命懸けの色紙、石川五右衛門のルーツなど、初めて知る事柄に胸が高鳴りました!
また、震災の歴史では説得力のある事実の数々を読むことができました。もっとたくさんの人に知ってほしいことばかりです。
埋もれた歴史の数々を掘り起こして伝えてくれる磯田先生に脱帽です!
今後の御活躍を楽しみにしています
へぇー、がいっぱい!
2016/03/01 09:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yucco - この投稿者のレビュー一覧を見る
忍者や戦国、江戸時代、幕末・・・、知られている話に隠れた“秘話”がとても面白い。古文書が読めるとこんなに歴史の世界が開かれるのか、ならば古文書を読めるようになりたい!とさえ思うほど。著者の歴史への愛が伝わってきます。
NHK-BSプレミアムの「英雄たちの選択」の司会者として、著者を知っていたので本書を選んだ。
2018/12/19 18:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オカメ八目 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの「英雄たちの選択」での、著者氏の生き生きとした歴史解説に、引き込まれて、いつも番組を楽しませてもらっているが、本書は、それとは一味も、ふた味も違った味の「歴史」のようだ。 この著者は、本書を読むと、遺跡発掘の人たちが、せっせと土砂を掘り、また、かき分けて遺物発見を喜ぶように、古文書の中を「発掘」する「古文書発掘、探検家のインディージョーンズ」のような人だと感じた。 特に本書の4章は「災害大国」に暮らしてるンだなとつくづく感じ入るものだし、また「石川五右衛門」の章は、何やら凄みすらあるから、単なる「歴史の愉しみ」程度からは外れると感じた。
歴史人
2018/09/30 06:28
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本史の場面で魅力ある項目に注目。古文書に造詣が深い著者ならではの解説本。これからの著述も期待できる。
とにかく面白い生きた歴史の裏側
2017/10/21 00:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セーヌ右岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
4年半ほど前、まだ著者の名前も知らない頃、丸善でタイトルに惹かれてページをめくったところ、教科書では味わえない古文書に基づく、戦国時代から明治にかけての著名な人物から忍者などに至るまでの歴史の実態・裏側や地震・津波の事例などが各項目・事例毎に分かりやすく簡潔にまとめられ、引き付けられ、即購入。歴史好きの少年が、13歳の時に祖母から頂いた磯田家に伝わる古文書の解読に没頭し、3ヶ月で解読。その後の人生を徹底的に古文書の探求と解読、そして、世の中への周知と歴史からの教訓の啓蒙に努めている。今、読み直しても面白く、引き込まれる。その後、本著者の本を何冊も買うこととなった。
ぐいぐい引き込まれた一冊。
2022/05/29 06:53
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
磯田さんは古文書や史料に丁寧にあたってから、文章を書くから、その裏付けに安心して読める。
もちろん、ご苦労を想像するが、ご本人は苦労よりも興味が先立っているのだろう。
読んでいても、尻すぼみになる本が世間には意外と多い。
著者の疲弊や読者の飽きもあろう。
しかし、この本は最後まで良かった。
関ヶ原見物作法、これは非常に面白い。
なるほど、「作法」があるのか。
いつか新幹線で関ヶ原付近を通ることがあれば、作法を重んじ、なるべく真似てみたい。
歴史のほんとうを古文書に探す
2013/02/11 15:16
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
1つの話題が、3ページ程度でコンパクトにまとめられています。たいへん読みやすく、磯田氏の歴史(古文書)への思い入れが率直に伝わってきて、好著でした。また、このての歴史エッセイは内容が散漫となりがちですが、本書は全く気になりませんでした。
まず、まえがきで「昨今の歴史小説は面白いものが少ない」、つまり生の古文書にあたることなく、誰かの本をもとに想像を膨らませて歴史が書かれているために、「本物の歴史像」から離れてしまっているという問題意識が提示されています。この問題意識から、磯田氏は全国の古文書を手掛かりとし、話題に取り上げられることはない瑣末なこと(殿様はお湯で手洗いしていたのか等)から、龍馬暗殺や関ヶ原の戦い等の大事件にまで迫っていきます。読みごたえのあるエッセイでした。
なかでも、戦国武将は血みどろになってちょんまげを結っていたこと(34ページ)、国民性としてのマニュアル好きは江戸時代からあったこと(79ページ)、日本人の習性(強み・弱み)は江戸時代に形成されているものが多いこと(90ページ)、龍馬暗殺時の政局メモ(98ページ)、関ヶ原の戦いで島津がなぜ中央突破できたか(186ページ)等々の話を古文書をもとに解明していて、とても新鮮でした。
本書は「歴史のほんとう」を知りたい方に、お薦めの本です。
最近、想像だけで書かれた珍説・奇説が、もてはやされているように思います。その中で、本物の歴史像にこだわり、史料(古文書)を解き明かしていく磯田氏の著作に大いに期待します。
面白い
2024/01/11 09:09
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
忍者や合戦などを通して、歴史を知ることができて、楽しく読むことができました。具体的なエピソードが、面白かったです。
感動をわけてあげられるような
2018/05/09 23:12
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は「殿、利息でござる!」というオモロイ映画の原作者。
歴史学者で古文書解読に強いので、古い災害記録を読み解いて防災に役立てようとしている人です。
これはすごいことだと思います。
そう思って読んでいくと、新幹線から関ヶ原の車窓風景を楽しむために、雪で徐行運転になると喜ぶなんていうあたりはただの変なおっさんか、とも思ってしまいます。
でも、娘が生まれて、「感動を知った人にはなってほしい……まわりにもその感動をわけてあげられるような人になってほしい」なんていうあたりは、いい人だね、と思いました
エッセイを集めたもの
2021/12/07 18:27
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投稿者:健 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごく読みやすい。電車の中でも楽しめそうなとっつき易さです。特に忍者のことに触れているくだりが、印象的でした。