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泣き童子 三島屋変調百物語参之続 みんなのレビュー

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みんなのレビュー194件

みんなの評価4.3

評価内訳

194 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

やっぱり!宮部みゆき

2013/07/08 14:09

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yoji - この投稿者のレビュー一覧を見る

三島屋シリーズも3作目です。1作目の「おそろし」にくらべると、おちかちゃんも、ずいぶん明るくなったように感じます。
たぶん、変わり百物語の聞き手としての縁で、お勝さんや、いたずら3人組や青野先生と知り合ったせいで、おちかちゃんの閉じこもっていた殻が、徐々に開いてきたような感じがします。
3作目では新たに三島屋に、おえいちゃんとそのおっかさんが奉公に来ました。
そのおえいちゃんを心配して、おちかちゃんに挨拶に来たおこぼさん。「小雪舞う日の怪談語り」このあたりは、さすが!宮部みゆきだな~と思う語りです。表題の「泣き童子」はかなり救われない話なのですが、やはり宮部さんはそれだけじゃなくて、こんな素敵な話も同じ本に入ってる。だから、また次の本で三島屋シリーズの皆に会いたくなるんですよね。

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紙の本

語る人。 聞く人。 それを見守る人々。 悩みのない人はいない。 苦労のない人生などない。 どんなに運命に翻弄されようとも。 人は幸せになるために生まれてきた。

2022/09/03 16:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

今日も三島屋に客が訪れてくる。
だが、買い物のためではない。

黒白の間を訪ねてくる。
だが、主人の囲碁の仲間ではない。

言うに言われぬ話を抱えてやってくる。

語る相手は、主人の姪っ子おちか。

語って語り捨て。
聞いて聞き捨て。

それだけが約定である。

「怪異を語るということは、人の世の闇を語ることだ。怪異を聞くということは、語りを通してこの世の闇に触れることだ。闇のなかには何が潜んでいるかわからない。そのわからなさまでをもまとめて聞き取って、胸に収めてゆく覚悟がなければ、この聞き手は務まらない」(第一話 魂取の池 P15)

「人は、故郷から離れがたいものなのだ。ふるさとは、血の流れのなかに眠っている」(第二話 くりから御殿 P94)

「男の目が焦点を失い、動きを止め、とろんと呆けた。まるで一瞬だけ死人になったかのように。
 初めて、おちかの背中にひと筋、糸のように細いけれど冷たいものが、すっと走ってすぐに消えた」(第三話 泣き童子 P120)

「怪異を語り、怪異を聴くと、日頃の暮らしのなかでは動かない、心の深いところが音もなく動く。何かがさざめき立つ。それによって重たい想いを背負うこともあるが、一方で、ふと浄められたような、目が覚めたような心地になることもあるのだ」(第四話 小雪舞う日の怪談語り P177)

「語りたい。だが語ってはいけない秘事だ。ただ世間の評判だけを頼りに、赤の他人に打ち明けていいものか。いや、赤の他人だからこそいいではないか。赤城信右衛門の心のゆれる様が、おちかには目に見えるようだった」(第五話 まぐる笛 P319)

「おちかは、その<商人>と名乗る男を知っている。その男が春一に述べた口上も聞いたことがある」
「--私は商人です。
 ふたつの場所をつなぐ道筋で、お客を相手にしているんです」(第六話 節気顔 P421)


今日も対話が続いていく。

魂に火をともす対話が続いていく。

語る人。
聞く人。
それを見守る人々。

悩みのない人はいない。
苦労のない人生などない。

どんなに運命に翻弄されようとも。
人は幸せになるために生まれてきた。

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紙の本

お地蔵さん!?

2017/02/28 21:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る

読んだはずなのに、どうしても内容思い出せなくて再読!
三島屋おちかちゃんの百物語第3弾
人を食ら獣まぐるのお話、こわかった。
でも、目に見えて火で追えるし笛でしのげる。 目に見えず正体もわからず、
どうやって逃れたらいいかわからない 災厄よりもましだ。。。。
これ、まさに、その通り
でもそのまぐるは、実は人の恨みが生み出した。。。
やっぱり怖いのは人である。。。

ちなみに私は、おちかちゃんがお地蔵さんと出会ったエピソードが とても好きだ。

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紙の本

アラビアンナイト

2016/02/22 03:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

神田の三島屋に行儀見習いとして上がったおちかが、百物語りに挑む。宮部版アラビアンナイトの趣といったところ。時代物は、考証などが難しく、今後どうなるか心配だけに、宮部氏に寄せる期待は大。

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紙の本

たぶん、再読。

2017/04/21 19:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「小雪舞う日の怪談語り」「まぐる笛」「節気顔」あたりは読んだ覚えがあるのだが、「魂取の池」などはほぼ初見状態。
「まぐる笛」はなんだか「荒神」と読感が似ている。道具立てとか人物の役割とかが似ているからだろうか。

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2013/07/26 00:07

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2013/09/23 19:14

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2013/08/19 20:17

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2013/10/09 21:08

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2014/01/25 23:32

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2013/07/18 23:03

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2014/01/21 19:09

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2013/07/04 07:06

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2013/07/09 12:59

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