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紙の本
新聞社シリーズ4
2018/06/30 00:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一穂ミチの描く登場人物は、起こる事件が普通の生活とはかけ離れたことであるにもかかわらず、とても等身大でリアリティがあるように思えますね。
つづられる心情が、珍しい比喩を使っているにもかかわらず、表現が美しくわかりやすいためにすっと入ってるくるんですよね。
今回の二人も、「不正の社内告発の報道発表」という、普通の人ではまず体験することのない出来事でありながら、その当事者となった二人の出会いと別離、隔たれた年月やその間の感情にグッときました。
読んでよかったです。
電子書籍
中盤
2017/11/19 15:44
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は買って失敗だったかなというぐらい、しょうもないお話がダラダラ続く感じなんですが、途中から急激におもしろくなってきます。
電子書籍
事件性のあるストーリーに惹きこまれました
2016/03/27 22:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
燻ってる新聞社員×製薬会社社員。
今回はどちらかと言えば、物語成分のほうがラブよりちょっと多めだった印象。
物足りないラブ成分は、多分攻めの想いが熟す前に(というか気付いた時点で)受けが離れてっちゃったからだと思う。
受けを何年も想い続けるのには、二人のやり取りが物足りないような気もします。
が、それを某事件が起こったためと納得できる要因も用意されてるのが、一穂さん抜かり無いな...と思ってしまう所以でもあります。
シリーズを通しで読むと、1990~2010年代の経過もテーマにされてるのかな?と感じました。
紙の本
銀杏の手紙
2022/04/04 05:47
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
新聞社シリーズ4
話自体は前3作を読んでいなくても大丈夫ですが
西口さんや静(義時)さんがでてきているので
順番に読んでいると別の意味で楽しめる
(しかも結婚前の西口さんや菊池さんに会えるとかとか)
新聞社に勤める冬悟
製薬会社に勤める望
かなりすっとんだ出会いから
二人が交流を深めていく。
携帯電話もまだまだ復旧していない時代の話
そして17年後へ。
この二人の純愛にも似た恋の話も痛々しいほどに切ないのですが
仕事に関する話がどん
ときた話でした。
報道のあり方
報道する人のあり方
組織(会社)の中での人のあり方
人としてのあり方
それらがどんと真ん中に据えられていた話でした。
だからこそ、17年間が彼らの間に横たわざるを得なかった。
写真を二人がどうしたかも含めて。
最初の出会いもそうでしたけれど、
望の行動は本当に色々と斜め上いく感じでしたけど。
でも、それはそれでまっすぐで。
表紙の銀杏の絵はさらりと見ていたのですが
この銀杏並木が真ん中に据えられているような話でした。
☆4.5
電子書籍
製薬会社の不正事件に絡むサスペンス・ラブ
2021/04/18 16:41
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投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
証明写真の撮影ボックスに飛び込んできて、大泣きする大泣きする喪服の有村
有村の胸ポケットに名刺を入れて、何かあったら連絡して、と告げて去る記者の和久井。
・・こんな奇妙な出だしで始まるサスペンス。
有村と音信普通になった後、郵送で届いたCDには
縊首した研究者の内部告発、製薬会社の不正事件の資料が記録されていた。
スクープの後、17年国外へ出て帰社した和久井に、有村と名乗る少女が会いに来る。
有村は生駒の妻子を扶養していた。
銀杏の葉と霧笛。一晩の恋から17年。
あの日と同じ場所で再会する二人。
著者には、報道業界を舞台にした作品が多いのはなぜなんでしょう?
電子書籍
泣けます
2021/10/01 09:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ももる - この投稿者のレビュー一覧を見る
もー。なんとも言えない気持ちになります!
でもよかった。ほんとよかった。それだけです。
電子書籍
中盤からぐいぐい
2016/02/24 20:39
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投稿者:さち - この投稿者のレビュー一覧を見る
台所のシーンからあとが好きすぎて何度も読み返した。
電子書籍
新聞社シリーズ
2021/06/08 18:31
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズの中で一番胸が痛くなり感動した話で「新聞社」の仕事が一番表に出た話に思える。
想いを伝えあったわけじゃないし、むしろ攻めは利用し裏切られたと思ってもおかしくない別れだったのに…
二人にとって17年後の再会は必然だったのだろうか。