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なんか心に引っかかるところがあったので、それだけでもよかった。これ読んでから憲法談義を聞くと理解が進んだ。
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20160718
何冊目かの池上彰解説。
日本国憲法の全文を44年の人生で初めて読んだかも。
この夏の参院選で衆参共に改憲勢力が2/3を超え、いよいよ憲法改正が現実味を帯びてきた。
現在の近隣諸国との緊張感から、本当に改正が必要なのか、まずは今の日本国憲法をしっかりと理解しなければ自分自身で正しい判断ができないと思う。
池上解説じやなければ、なかなか全文は読めないだろう。
前文は大変素晴らしいもので、この部分は改正するべきではなく、未来永劫守っていくべき。
9条については、国民と自衛隊員の命を守ることを最優先にした、部分改正をするべきと思う。
権力の強くなりすぎた安倍政権の暴走と思い上がりは止めなければならないと、あらためて感じた。
基本的に本は溜め込まずに売るほうさだが、この本は長い間本棚に置いておこうと思う。
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池上さんの手にかかるとさすがである。
とても分かりやすかった。
難しいものだと思っていたが、私たち国民に直接関係のあるものだから、身近な内容で書かれている本書は誰でも簡単に読めるだろう。
ただ、その解釈となると話は別である。
本書は、タイトルにもあるように日本国憲法の超訳であり、解説ではない。
つまり、分かりにくい原文を著者が訳しているという内容である。
超訳であるから、そこには著者の主観も含まれているがそれでも憲法を知るために有意義な一冊である。
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今の憲法の根本を知ることは、改正論議の礎となるべきことと考えます。改憲を党是とする政党が衆参両院で与党第一党となっている今、日本国憲法を知ることはとても重要です。
そのためにオススメできる一冊。
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憲法のことを学び直したくて手に取りました。
改めて「なるほど」と思う部分もいくつか。
日本国憲法、大切にしていきたいです。
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そもそも憲法は国民が守るべきものでは無い、というところからして、知らない事をたくさん教えてもらえた。
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アメリカにいてニュースを聴いたりアメリカの歴史書を読んでいる「Constitution」という言葉に多く触れる。
特に今年は大統領選挙の年でもあり、特にその関連のディベート、報道では顕著だ。
大統領は連邦最高裁判所の判事を指名する権限を持ち、判事に任期がないこともあり、大統領を選ぶにあたり、この権限の重要性を訴えるケースも多い。
(日本では考えられないこと)
アメリカの「Constitution」は連邦国家の最低限の定めを記したものなので極めてシンプル。
故に、州レベルで定める法律が「Constitution」に沿ったものなのか法的解釈の争いが絶えないし、その意味で連邦最高裁判所の人選に政治家は過剰に反応する。
アメリカは多民族国家なので個々人の価値観もまちまち。却って憲法に忠実にならないと、社会が成り立たない、という事情もあるのかもしれない。
アメリカの事情を知ると共に、この本を読んで、自分が日本国憲法のことを余りにも知らなかったこと、学生時代の勉強の題材程度としか認識してこなかったことに気恥ずかしい思いを抱いた。
改めて憲法全文を読んでみると、意外な気付きもあったりする。
法律の条文は無味乾燥なものと思いがちだが、憲法は、国の在るべき姿を定めたものであり、文章に精神が宿っているともいえる。
憲法はもっと身近な存在であるべきなのだろう。
立憲主義を掲げる法治国家としても。
以下引用~
・一般の法律の多くが国民が守るべき内容を定めているのに対して、憲法は「その国の権力者が守るべきもの」なのです。・・・・ どんな権力も、憲法の規定に従って統治しなければなりません。この原理を「立憲主義」といっています。
・最高裁判所裁判官の定年は70歳です。ちなみに、アメリカの連邦最高裁判所の判事に定例はありません。
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池上彰が日本国憲法を解説する一冊。
日本国憲法について復習できたのは元より、最後にアメリカ、北朝鮮、中国の憲法も載っており、実際には憲法改正云々よりも、それを運用する国家体制が大事だと感じた。
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【由来】
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【期待したもの】
・
※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
・
【ノート】
・
【目次】
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元NHK記者・ニュースキャスターで、現在は東工大特命教授も務めるフリージャーナリストの池上彰が、日本国憲法について、一読ではわかりにくい部分の超訳(口語訳)を含め、解説したものである。
新潮社の月刊誌「波」への2013年4月~2015年1月の連載をもとに2015年4月に出版されたが、連載が始まる直前の2012年12月に、改憲に強い意欲を示す安倍晋三氏が二度目の首相に就任しており、連載のきっかけは安倍首相就任だったと思われ、事実、憲法改正論議に関わる説明が相対的に丁寧になされている。
また、それ以外の部分についても、我々が日々見聞きするニュース報道等の大前提となっている、立法(国会)、行政(内閣)、司法(裁判所)、財政等に関する考え方や制度が、憲法のどのような条文に基づいたものなのか、網羅的かつ平易に説明されている。
立憲君主制、皇室典範、戦争と武力行使、基本的人権、公共の福祉、幸福追求権、一票の格差、国民の三大義務、一事不再理、通常国会・臨時国会・特別国会、証人喚問、罷免と弾劾裁判、議院内閣制、最高裁判所の大法廷・小法廷、建設国債と赤字国債、予算委員会、皇室財産、会計検査院、二元代表制、国民投票、官報、等々。
一般の人々が日本国憲法について一通りの知識を整理するためには、とても有用な一冊と思う。
(2019年3月了)
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憲法と言えば9条だが、それだけではない。99条まであり、補則までいれれば103条まである。だいたいの内容を知るにはわかりやすい。
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池上版憲法の解説書。訳だけでなく、分かりやすい解説付きなので、初心者にも最適です。憲法改正の問題点などについても触れられています。
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2015/7/22「憲法はむずかしくない」(ちくまプリマー新書)が10年前の著書だったので、それに現状や近隣諸国の状況を追加したもの。合わせて読んだ。★4
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久々に日本にいるGW。
憲法記念日。
GW1日一冊目標の今朝、この本を本棚に見つける。
わかりやすく、読みやすい。
そして読むべき本。
学んだはずの憲法も、すでに色々忘れてる。
そうか、国会って、とか、内閣ってっとか、地方自治って、とか、改めて思い出す。
今時分、読むべき本。
改めて、政治参加しないと。
そして、前文が、泣ける。
20200503
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日本語憲法を解説を交えながら誰にでも分かりやすく説明してくれる本。難しい学術書ではなくても憲法とは何たるかを理解できる!