超訳日本国憲法 みんなのレビュー

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投稿者：キック　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

国民的な改憲議論は避け、既成事実だけは着実に積み上げていく安倍政権ですが、憲法の内容を最低限知っておくべきと思い、本書を読みました。
　内容は、憲法の解説に加え、集団的自衛権の考察と北朝鮮・中国・米国の憲法の解説といった構成です。憲法条文は30年ぶりくらいに読みましたが、すっかり忘れていました。本書は、憲法の平易な解説や、随所に豆知識が散りばめられており、無味乾燥な条文にもかかわらず、全く退屈しませんでした。池上氏の考えの押し売りもありませんので、安心して読めます。中高生の社会科のサブテキストにしても良いくらいの良書で、学び直しにも最適な本だと思います。
　ところで、安全保障環境が急激に悪化する中、日本も必ずしも安全とは言えなくなってきています。また、いざという時に自衛隊員たちの命を守るためにも憲法９条は改正すべきと思いますし、やみくもに改憲反対を叫ぶ方々は、どうやって自国を守ろうと考えているのでしょうか。一方で、私は「平和憲法は素晴らしい」という教育を受けた世代ですので、それを簡単に捨て去って良いものか、私自身まだ判断ができていません。

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投稿者：じろう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

今最も話題となっている憲法９条。木を見て森を見ずではないが、憲法の全容や作成された経緯、諸外国の憲法や国連憲章も考慮しながら考えていくべき問題だと感じている。

安保反対で説明を不十分だからという理由を声高に叫ばれる方々自分が勉強不足だと言っているようなものではないのか。もちろん内容に関して不鮮明な部分もあるが。
具体的にどの部分が説明不足か教えていただきたい。

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投稿者：6EQUJ5　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「超訳」というと古いところではシドニー-シェルダンを思い出しますが要は同じように、憲法を池上さん流の分かりやすい言葉にくだいた一冊です。憲法を総覧してみる良い機会になりました。

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投稿者：もろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

日本国憲法の全てと北朝鮮、中国、アメリカの憲法を
ざっくり教えてくれる
比較ポイントも教えてくれるので有用な一冊

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投稿者：七無齋　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

憲法を開設しているが初歩的なものといえる。巻末に全文が掲載されているが解説は割愛されている箇所もある。北朝鮮や中国、アメリカの憲法の一部も紹介されている。

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投稿者：タオミチル　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

池上彰さんに憲法のコト聞いてみようて感じで手に取った。「超訳」とつけただけあって、ざっくりわかりやすく読みやすい一冊。
日本人の暮らしのベースとなる法律の数々、その大本となるのが憲法であることを理解し、そのことをきちんと知って、個人的な考えをきっちり整理し、積み上げる。そんなことがなんとなく体感できる。バリューな一冊。

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投稿者：セーヌ右岸　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、憲法条文やその解釈に接する機会の少ない人向けに、初歩的・基本的な解釈を提示することにより、そのような方々に憲法理解を手助けすることを目的としたものと思います。中立的な立場で、解釈を提供しようとした結果だと思いますが、内容が中途半端で、もう少し深みがあっても良かったのではないでしょうか。特に、議論の分かれる第９条の解釈に関しては、両論の観点から、もう少し解釈の変遷と根拠を詳述した方が良かったと思います。「超訳」にはなっていないと感じました。

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投稿者：なんでも評論家　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あーそうだったんだ、という池上さん書籍に期待することを裏切らない。日本人なのに理解不足だった自分に気づかされる一冊。