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日本国憲法を読みやすく噛み砕いてあり、憲法の全容を理解するには良い本だった。
民主主義や国民主権は一様ではなく、国ごとにもつ意味が変わってくるということが、中国や北朝鮮の憲法を読んでみてわかった。
憲法は国民の権利を保障しているものである。
もっと理解を深めて、不当な改正には声を挙げないといけない。
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知ってるようで知らないのが「憲法」
いつの時代でも、その解釈が問題となる。
「一回、ちゃんと内容を理解しておこう!コロナ禍で自粛どし、ゴールデンウィークで」
なんて思った人がいたら(笑)
いいと思うなあ!
5月3日は、憲法記念日だし、もってこいか!
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「はじめに」で天皇が皇族による東京五輪招致に懸念を示していたとあるが、この事が国民的議論になったという記憶はない。自分も天皇発言については知らなかったし。その他、公民館利用の問題等々、こういうタイムリーな視点で憲法を語るのはジャーナリストならではで、それなりの存在価値はあるように思える。
ただし、全体的にはジャーナリストが書いた本なので、良くも悪くも「いい加減」な所があるような印象。よって、初心者が手始めに読む分にはいいかもしれないが、池上彰は結構間違いも多いので、これで終わりにせず大学の教科書レベルの本を何冊か読み比べした方がいいだろう。そうでなくても憲法は人によって考え方や解釈が異なるので。
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本文中で日本国憲法の解説があり、巻末には全文が掲載されている。興味がありつつもこれまで読まれた経験がない方におすすめです。
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憲法の知識が殆どない自分にも分かりやすく憲法が解説されていてなかなか分かりやすかった。
41条からの国会がちょっとややこしかった。図にしてくれたらいいのに。
何はともあれれ憲法を中国や北朝鮮みたいに暗黙の了解で無視されないよう、国民一人一人がその内容を知っておかないと行けないね。政府が暴走したら、「国民の不断の努力によって」きちんと止めなければならないね。
憲法で定められた国民の義務 憲法の順番 天皇 国民統合の象徴
戦争の放棄 9条 戦争の放棄 芦戸修正 裁判所の逃げ
国民の権利 基本的人権 犯すことの出来ない永久の権利 「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立」最低限度の生活 70% 義務教育は誰の義務? 働く権利と義務
基本法とは 憲法と法律を結ぶ役割 義務教育は無償
31条 「自由を奪はれ」るの事は何人たりとも許されない 職質 逮捕状
国会 唯一の立法機関 最高機関 二院制 参議院 衆議院 不逮捕特権 院外で責任は問われない 弾劾裁判
内閣 議院内閣制 文民 内閣法 国務大臣を任意でクビに
司法 裁判員制度 弾劾裁判所は特別な司法 裁判官はクビになる?
財政民主主義 建設国債 赤字国債は財政法違反 会計検査院
地方自治 地方自治法 道州制 トップは直接選挙 国の制度はイギリス風 地方制度はアメリカ風 「住民」は日本国民? 条例 大坂都構想
改正 安倍晋三 96条 3分の2 国民の過半数 硬性憲法 ドイツ
憲法記念日 明治節を刷り込ませる
憲法解釈問題 集団的自衛権 国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄
北朝鮮の憲法 朝鮮労働党 主体とは
中国 中国共産党 人民主権 社会主義制度を敵視するのとは闘う 全ての権力は人民に 人民とは共産党 出産の義務 カトリックは外国勢力の支配
アメリカ 負けの条項は残したまま 奴隷制前提
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憲法を変えることはとても難しいと思っていたが、同時に守っていく、維持していくことも難しいことがよく解った。
北朝鮮、中国は何のために憲法なんて作ったんだろう、と思う。
日本が中央集権で細かなことまで政府にお伺いを立てる仕組みは憲法に端を発していたんだ、ということも解った。でもここは変えるべし、だな。大前研一が言うとおりだと思う。どこかに案を作らせてそれを国民に諮るよりも、国民を上手く巻き込んだ議論をすべきじゃないかな。その後の微調整はプロにやってもらうとして。
憲法そのものを変えずに解釈だけを変えていくと、間違って北朝鮮や中国のように憲法が骨抜きになってしまう。今、東アジアに存在する
危機、米国との本当の関係を全国民が理解した上での議論が必要だ。