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無脊椎動物はすごい
2023/01/05 20:58
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投稿者:レムロム - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか日の当たりにくい無脊椎動物について触れた本で、生物に詳しい人が読んでも面白いと感じることができる本です。
あらためて説明されると、なるほど
2018/05/20 08:56
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
本川達雄『ウニはすごいバッタもすごい』のサブタイトルは「デザインの生物学」。
生き物のからだのつくりや形がテーマです。
へえそうなんかというオモシロ話題満載ですが、なんとなく当たり前のことだと思っていることがらが、科学的な記述になるとすごく納得できる。
そのあたりが科学者の本だなあと思いました。
動物はエサを求めるために動きやすい細長い形になり、先端に感覚器と口が集まるので頭ができるって、あらためて説明されると、なるほどって思います。
おもしろい
2017/11/24 09:53
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投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて楽しい本であり、研究テーマとはいえ、その蘊蓄に感心する。一気に読むよりは、少しずつ読み進める方が味わいが深まるだろう。昆虫に始まり、普段は縁遠いサンゴやヒトデのこと、食用としても馴染みがあるウニ、ナマコ、ホヤなどの話は新書版ではあるが、圧巻である。著者が東工大で行った講義がもとになった内容だそうだ。先生得意の歌も出てくる。
「ゾウの時間 ネズミの時間」もおもしろいが、充実度満点のおもしろさがあり、売れているのも頷ける。840円+税 の値段はお得だ。
著者流の「生物学」講義を聴いているよう。
2017/04/28 19:40
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
動物形態学講義というタイトルで著者はこのような講義をしていたのではないかな、と想像しながら読んだ一冊。教科書的な内容にとどまらず、自身の研究から得た考え方などがふんだんに盛り込まれていてとても面白い一冊になっていると思う。
動物の中でも著者の研究してきたものが中心なのでナマコ(棘皮動物門)やサンゴ(刺胞動物門)などに多くのページが使われている。哺乳類などに興味のある人は少しがっかりするかもしれないが、形からその生き物の性質が「こうなる」と展開していく説明はとても面白く納得させられる。ウミユリ、ヒトデ、ウニ、ナマコがなぜ同じところに属しているのか、も構造を単純化して考えると関係が良くわかる。
ヒトデの星形の「なぜ5なのか」を考察するのに植物の「花弁の数」も持ち出してくるあたりは楽しい。楽しいだけでなく、このような柔軟な考え方も大事なことを考えさせられた。
これまでの著書でも、扱った生き物の歌を作詞・作曲して掲載してきた著者。本書でも期待通り楽しい歌が載っている。
生存戦略の巧みさは驚きの連続
2018/09/07 14:11
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投稿者:Buchi - この投稿者のレビュー一覧を見る
興味深い内容で読んでいてすごく面白いです。
とても硬派な内容なのに説明がうまく理解しやすかったです。
それにしても、生物の体型デザインというか生存戦略の巧みさは驚きの連続です。共通の先祖からどうしてこんなにも多様な生物が進化してきたのか興味はつきません。
講義は さぞ楽しそう!
2017/08/13 21:54
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投稿者:ふみしょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
生物学の専門的な事柄を 楽しく学べる。
作詩作曲までなさり、譜面が記載されてるなんて! いやぁ 面白く勉強できました。
歌う生物学
2017/05/11 21:08
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
群体マーチなど巻末に筆者作詞作曲の楽譜付きの歌が載せられている。
様々な生物の生活する場での、適応した体の形とその仕組みを案内してくれる。進化についても考えさせられる。