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紙の本
イデオロギーの浸透に使われるマーケティング手法
2017/11/27 12:58
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hontoカスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和の軍国主義を擁護している人の主張に、耳新しいことはなく、根拠も継ぎはぎの知識のため論理的な反論は、難しくないと本書では述べられています。やっかいなのは彼らが権力と結びついている点と、マーケティングの手法を用いてメッセージを発している点だと思います。マーケティング的には論理的な正しさより、需要(不安)を喚起しそれを満たす手段を提供して感情を動かせば勝ちとなります。顧客(対象)にとっては歴史的事実かどうかは重要な意味を持ちません。事実を根拠に説得することができなければ、こちらの陣営もマーケティングの手法を用いて対抗するのが有効な手段ですが、事実の基づいたほうがそれを無視して反論するのは、相手の土俵に乗ってしまうために、泥仕合になってしまうリスクがあり有効な対抗手段が思いつかないのが正直なところです。
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