紙の本
気持ちが悪いんです、いい意味で
2021/11/26 08:09
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
気持ちが悪いんです、いい意味で。
登場人物が入れ代わり立ち代わりそれぞれ話をし、
時間軸はあっているのに繋がらない、
同じ話をしてる話なのにどこかズレてる、
何か引っかかってるのに見つからない、
あれ、なんの話を読んでたっけ……
とすわりの悪さが、ずっと気持ち悪い。
やっとスッキリして迎えるラストも、
一瞬ハッピーエンドに見えるのがまた気持ち悪い!
紙の本
いつかの人質
2022/10/10 17:59
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人の誘拐の動機に、そのために誘拐までする?と思ってしまった。また、犯人の被害者少女への行動の粗暴さが、普段の犯人と重ならず、それが犯罪と言われればそうだろうが、違和感があった。
夢を追い続けることの残酷さが際立っている中、少女の芯の強さが救いだった。
電子書籍
後悔しないように生きたい
2022/08/29 07:58
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだか自分勝手な登場人物が多くて、それに振り回される子どもたちがかわいそうです。トラブルや問題が起こるのは避けられないこともありますが、できるだけ後悔しないように生きたいと思います。
紙の本
なんだか違った
2018/11/29 10:49
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投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は、騙されていてそして途中から気が付いた。まあそれだけでも良しとするか。でも礼遠の動機に納得がいかない。自分の妻位自分でコントロールしろよ!
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文章も読みやすいし面白かったけど、動機がなぁ・・・・。
読後感が悪い。
そしてラスト。
あぁ、救われないなぁ。
夢を見るって残酷なことなのねぇ。
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もうプロローグだけで心鷲掴み。プロローグを読んだら、もうあと一気読みするしかない。
正直、プロローグから思い描く物語とは違う方向に進んだ。だけどこれまた大いに予想外な展開を見せたわ。
第一の誘拐事件の被害者である愛子が、悲劇の主人公然としていないところが良いなあ。
そして何より、優奈の心理描写が。どことなく共感してしまう。諦めさせてほしい、引導渡してほしい、でも、まだ諦めきれない。そんな、誰でも、何かで経験していることが描かれていて、胸がぎゅーーーっとなった。
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最近、芦沢さんの本にはまっている。結構どんでん返しとかが多く、私は単純なので、まんまとはまってしまう。ぐいぐい引き込まれて読めます。
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12年前に誘拐された宮下愛子が、また誘拐されてしまうお話。
12年前の誘拐が偶発的なものだったとしても、尾崎典子、そして尾崎優奈がしたことは、ただの誘拐でしかなかったと思う。すぐにでも警察に連絡していれば良かったのに。
そして、12年経って、また宮下愛子が誘拐され、その容疑者として浮かび上がってきたのが、江間礼遠と結婚して姓が変わった尾崎優奈だった。
しかし、江間優奈は誘拐事件の半年程前に行方をくらましていた。
どんでん返し的な話を期待していたからこそ、少し残念な終わり方だったように思う。単行本では文庫版と違う結末らしいから、そちらも読みたいな。
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芦沢央のサスペンス?ミステリー?エンタメ作品(^_^;)
3歳の頃誘拐事件に巻き込まれ、視力を失った少女が12年後に再び誘拐される事件を軸に、被害者家族と12年前の加害者家族の人間模様を描いています。
先が気になっての一気読みでしたが・・・
ちょっと御都合主義感のある展開と、不思議な読後感・・・イヤミス?とまでは言いませんが・・・
ただ、単行本とは若干ラストの描き方が違うようなので、単行本しか読んでない方は、一読の価値があるかも・・・
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かつての誘拐事件の被害者が再度誘拐され、その犯人は元加害者の娘―?息をもつかせぬ展開に頁を捲る手が止められず、思わず一気読。誘拐された愛子が犯人に危害を加えられる様子や、犯行動機の身勝手さに強い憤りを覚える。スリリングな展開が続くが、ミスリードを誘導するあまり、犯行の時間軸は本当に整合性が取れているのか怪しく思えた。全体のバランスより、描写のディテールにやたらとこだわる作品はやはり苦手かもしれない。加害者側の優遇(異様に軽い刑量やハッピーエンド)が過ぎて、被害者側が置いてけぼりの違和感が拭い切れなかった。
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初読みの作家さん。前から気になっていたけどこんなに面白かったとは!人生において【誘拐】されるという事態が2回も起きてしまうなんて、、でも物語は【誘拐】という事柄だけに焦点が合わせられているだけでは無く、親と子、だったり、夫と妻、だったり、2組+1組(優奈の実母)の家族のいろいろな背景が絡み合って複雑に展開されていくお話にぞくぞくしながら読み終えました。解説を読むと!なにやら【単行本】と【文庫】では終わり方や物語の途中途中で違っている箇所が有るとか!単行本も読んでみよっかな。
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幼い頃に偶発的に誘拐され、その12年後に再び誘拐された少女。なぜ2回も。偶然なのか。加害者側の過去や少女の目が見えないという設定か効果的に使われていて緊迫した空気が作られていく。誘拐事件の本当の目的は。そして事件とは別に夢を追う人の心の動きも描かれていて夢を追うことの苦悩、迷い、諦めがちらつく心情がよくて、それが事件とうまく繋がっていく終盤が面白い。
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3歳の時に連れ去られた宮下愛子は、視力を
失っていた。そして、12年。誘拐犯の娘が
夫とともに宮下家を訪れた後に、2度目の
誘拐事件が発生した。犯人は誰なのか、
そして何の目的で愛子を狙ったのか…。
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途中まで面白いのに終盤とエピローグがつまらない。あと超個人的感想だけど、漫画オタクの描写が細か過ぎてなんか引く。
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面白かった。後半一気読み。ミスリードさせつつしっかり裏切るラストの展開も良かった。説明にならず連続した感情描写の文章も厚みを保ちながらとても読みやすい。作者の芦沢央、1984年生まれだって。注目。