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電子書籍
サクッと読める分量
2018/11/29 01:44
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くれーぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本としては薄く、さっと読み終えられた。
芥川賞ということで話題作となった本だが、私には今ひとつ素晴らしさはわからなかった。
普通でないと思われる主人公の考え方や言動には、妙な違和感を覚えた。常識や不文律に支えられ、平穏な日常があるらしい。縄文時代から変わらないとは思えないけれど。
読み終えて、スッキリした気持ちにはならない本だった。今のところ、もう一度読みたいとは思わない。
紙の本
楽しくはない小説
2020/12/20 13:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
たぶん発達障害があると思われる女性が主人公。コンビニ店員としてでないと、社会で上手くやっていけない女性が、しょうもない男性と同居してそれなりに一般社会に適合しているようにみせかけようとするが、やはりコンビニ店員としてでないと生きていけないと気づくところで終わり。こういう人は社会に一定数いるんだろうなぁと思いました。読んで楽しい小説ではありませんでした。
電子書籍
格差社会により衰退していく日本社会
2023/09/24 22:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:R - この投稿者のレビュー一覧を見る
難解な言葉も無くページ数も少ないので読了までにそんなに時間はかかりません。ただし主人公の生き方を意味不明と思う人は多いかもしれません。多くの人が普通と思っている事を主人公が納得出来ていないシーンが多いため。
いくら優秀でもアルバイトという立場だと全く評価されない社会。悲しいですね、正社員になれば安泰という時代は既に終わったのに。
日本の人口は年々減り、代わりはいくらでもいるという言い分は将来通用しなくなるでしょう。にも関わらず正社員かフリーターで地位の格差をつけ日本人同士マウントを取り足の引っ張り合いをして日本滅亡を加速させている。フリーターの地位をもっと上げても良いのでは?
主人公は思考回路の変わったアルバイトですが仕事ぶりは超優秀です。そんな人はもっと尊重されて良いと思います。主人公はコンビニ店員という立場に不満もないし。何事も適材適所。フリーターでも熱心なら生きていける社会になれば良いですね。
格差社会の改善や新卒の人材育成に力を入れないと純血日本人は絶滅するでしょう。
長々と感想を書いてしまいましたが纏めると格差社会は健在、人口は年々減少しまだまだ生き辛い世の中だなと感じさせられました。物語の面白さとしては悪くはないけど特別良くもないかなという印象
紙の本
生き方を考えさせられる
2023/02/13 20:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私のいとこは独身でパートで働いていて、
親戚みんなで彼女のことを心配していた。
けれど、この本を読んで、余計なお世話だったかなと思った。
彼女にも彼女なりの生き方があるのだから。
紙の本
共感できることもあり、やはり理解できないこともある
2022/09/19 14:11
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投稿者:マメム - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代にコンビニ店員を実際にやっていたから、コンビニあるあるに懐かしさを感じて読みやすかったです。
でも、白羽の登場から次第に嫌悪感を抱きつつ、主人公の言動に何故?と思いつつ、でも最後は、やっぱりコンビニ店員だなぁ~と感じる結末で読後感は程好かったです。
紙の本
面白かったです
2021/11/19 10:37
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分がこの世界において、「異物」であることを潔しとする古倉さんと潔しとしない白羽さんのお話。静かで抒情的な読んでいて心地よい物語です。
紙の本
不愉快が当たり前
2020/04/23 14:02
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投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る
さらっと読める。
社会不適合な主人公がいわゆる『ふつう』の人に擬態化できるのが、マニュアル化されたコンビニという世界の中であり、結局その狭い中でしか生きられなくなっていっている。
『ふつうのひと』として存在する登場人物も自分本意でしか他者を見られない現実を突きつけられるので読んでいて苛立つこともあった。
登場人物がすべて不愉快。でもそれが現実なのだろうと思う。
難しい世の中だ…
電子書籍
病気だわなあ
2019/01/13 10:08
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これはもう…病気だわなあ。
カウンセリングで治るものなんかね?
もうコンビニで一生を終えればいいじゃん?
本人も一番幸せでは。
紙の本
なかなか
2019/01/08 09:27
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投稿者:おれお - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか読ませる小説でした。ただ「この終わり方なのね・・」感が大きいかも。結婚っていいものだよ、と言いたい私の感想です。
紙の本
普通とは
2018/11/24 10:09
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投稿者:銭 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読了後の第一印象としては、狂気を感じた。
内容は、所謂一般常識とは異なる感性を持ち合わせた主人公が、コンビニでバイトをし、コンビニという基準に自分を合わせることで、幼少期からのトラブルを長い間回避していた。
そんな中、婚活目当というバイトが採用されてから、再び主人公の基準が揺らぎ始める。
最終的には、就職という目的のために辞めたコンビニに、再び舞い戻ろうとする所で完結している。
普通とは何か、というテーマを読者に問いかけられる、良い小説だと思う。
私も日頃から、他人の「普通は〜」という会話に違和感を感じていた。
その普通の定義は何なのであろうと。
結局それは、その人の物差しであって、普通が何たるかというのは、各個人で異なるものである。
読んでいただいた方にも、ぜひこれからの人生、頭の中に入れておいてほしいテーマである。