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ソヴィエト旅行記 みんなのレビュー

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電子書籍

ソビエト旅行記

2020/05/19 15:06

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

1936年にソ連を旅行したアンドレ・ジッドが、旅行によって裏切られた失望を記した本。平等を求めるジッドだが、「労働者の国」ソ連では、ある種高等労働者と、貧しい労働者に分けられたり、スターリンに反対する人間が粛清されたり、自由な言論が侵害されたりすることへの反発。

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紙の本

「プロレタリアートの祖国ソ同盟」を素直に見ると

2019/03/19 21:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ジッドが見たままのソ連を書いた事で有名な本の新訳。勿論、ソ連当局がおめでたい「進歩的知識人」や「ソ連の友人」といった連中に見せる為の見学者コースだが、それでも素直に見れば、それなりの事は見えてくる。見たまま書いたからソ連をはじめフランス共産党などから罵倒されたが、どちらが正しいのかは未だに「プロレタリアートの祖国ソ同盟」を崇拝するようなスターリン主義者でもない限り明白だ。
 ただしこの本が書かれた時期での「浮浪児たち」とは「革命後」ではなく所謂「農業集団化」とホロドモールで家族を失った子供達が殆どだろう。
 「修正」の方でソ連批判を書いた人達の名前が出て来るが、邦訳のある人はどの位いるだろうか?もっともジッドも「修正」に出て来るので「ソヴィエト旅行記」を書いてから読んだようだが。トロツキーや「裏切られた革命」のフランス語訳の仕事をしてからトロツキーと敵対関係に入ったヴィクトル・セルジュ、邦訳者が惚れ込んだので邦訳が出ていたスヴァーリンの「スターリン」といった本は読んでいたが、セリーヌの「懺悔」は彼の著作だから邦訳があるだろうと探して入手した。
 セリーヌはジッドと同じ1936年にソ連を旅行したが、訳注では「ソヴィエト政府の招待を受けてソ連を旅行したが」とあるが、国書刊行会から出た「懺悔」の解説では「夜の果ての旅」のロシア語訳がアラゴンの妻によって「セリーヌの同意なく大幅に削除した箇所がいくつかあった」ものがソ連で刊行されて「そしてこの翻訳の印税がソ連邦内で消費すべく定められていたので」彼がソ連を旅行したとある。これではセリーヌがソ連に招待されたというより問題のある翻訳で得た印税を消化する為(おそらくルーブリをソ連から持ち出せないからだろう)に訪ソした事になる。こんな話しは初めて読んだ。セリーヌの「懺悔」は彼の狷介な文体が災いして読みづらいが、ソ連批判は読み取れる。
 「修正」にはジッドのようにソ連礼賛者からソ連批判に回った人達の名前が出て来るが、ソ連の実態を見たり粛清の報道や独ソ不可侵条約などでソ連に幻滅してから、かつてのフランス共産党の幹部だったジャック・ドリオのフランス人民党に加わった人もいるかもしれないし、トロツキストになった人もいるだろうし、ユダヤ教やカトリックに帰依した人もいるだろう。スヴァーリンの「スターリン」のようにポグロムで生地から追われてヴィシー政権に逮捕された事もあるユダヤ人でも晩年にヴラーソフ将軍を礼賛する記述を付け加える人もいる。

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紙の本

今日読んでも意味のあるもの

2023/12/27 15:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

ソ連を擁護していたジッドがソ連を訪れ批判を記したものだが、反共としてではなく、圧制とそれを支える仕組みについて考えるためにも今日読んでも意味のあるものだろう。「今、為政者たち人々にが求めているのは、おとなしく受け入れることであり、順応主義である」。この言葉も今日的だろう。「私はいつも真実の側につく。もし党が真実から離れるのなら、私もまた同時に党から離れる」。

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2019/04/17 21:58

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2019/06/21 18:23

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2020/01/14 23:23

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2020/07/22 21:14

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2021/01/31 19:36

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2021/01/25 22:50

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2022/01/17 18:42

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2022/05/18 00:40

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