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紙の本
関ケ原の戦いで敗れた石田三成、小西行長、大谷吉継らの廃城を描いた興味深い紀行文です!
2020/06/05 13:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ノンフィクション作家として、またスポーツライター、エッセイストとして活躍されている澤宮優氏の作品です。同書は、関ケ原の戦いで敗れた石田三成、小西行長、大谷吉継らの廃城を描いた紀行文です。同氏は、歴史において戦に敗れ、消え去った者たちにも名将が存在し、名城が築かれてきたと言います。こうした名城を訪れることで、歴史の表面には現れてこない、別の歴史の一面が感じられるとも主張します。そうした目的で著されたのが同書です。同書には、佐和山城、敦賀城、坂本城など12人の敗将の13名廃城について、そこに見られるもう一つの歴史を読者に教示してくれます! 同書の構成は、「プロローグ 廃城との出会い」、「第1章 関が原の敗者たちの城」、「第2章 信長に敗れた知将の城」、「第3章 秀吉に敗れた名門武将の城」、「終章 勝者も敗者に転じた豪将の城」、「エピローグ 時代の陰に学ぶ」となっています。
紙の本
敗者
2019/07/31 23:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤 - この投稿者のレビュー一覧を見る
敗者にスポットを当てた本。
彦根城より佐和山城にひかれるところになんとなく共感しました。
知らなかったこともたくさんあり、これも敗者ならではなのかと思った。
紙の本
敗者の城跡を訪れた紀行
2021/01/11 18:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一般とは少し違った視線、敗者の側からの城跡については、興味を沸かせてくれる。城めぐりが人気に成るのも良いが、やはり、こうじっくりと寂しさを味わいながら見て回りたいとも思う。
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