紙の本
面白い!!
2020/01/19 12:13
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投稿者:まっしゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今をときめく神田松之丞さんの若かりし日の当時の関係者さんたちの証言と、それにまつわる松之丞さん自身の少し自虐的な回想が交錯するように描かれている。とくに氏自身による回想部分が生々しくて面白い。どうやって現在の「神田松之丞」が作られたかが身近にわかる良本だと思う。
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講談師神田松之丞としての始まりと新たなる未来
2023/12/21 14:20
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投稿者:シルビア - この投稿者のレビュー一覧を見る
今やチケットの売れない講談師にして大名席を継いだ六代目神田伯山。
伯山誕生する前の神田松之丞時代を中心に彼のこれまで歩んできた壮絶な人生と松之丞時代での足跡が綴っている。
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講談への情熱
2023/04/07 21:44
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投稿者:令和4年・寅年 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼少時代から青年期、落語、講談との出会い。師匠神田松鯉との出会い。修行時代から成金結成。伯山襲名。伯山という名前を背負うことの意味とそれに対する責任感の強さが印象的。
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これからの期待
2020/03/27 13:29
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投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京在勤中の若い頃には、上野、浅草、新宿などの定席やホールでの落語会などへ出かけていったものだが、地方に落ち着くとめっきりその機会は減った。独演会として東京や大阪から落語家がやってくる。それはそれで楽しんでいるのだが、講談や浪曲に至ってはほとんどそのような機会はない。
松之丞の独演会もチケットがなかなか買えないので、テレビでその講談を視聴したりしている。かつて桂米朝が上方落語を掘り起こし、再興させたように、講談もポピュラーなものに興隆させてほしいものだ。真打ち伯山として益々の精進と弟子の育成に期待する。
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松之丞の人となりが赤裸に表現されてる。
御多分に漏れずラジオから触れた僕だけど、あんなに傍若無人な発言繰り返してるのに根底にはどかっと芯が通ってると信じてたよ。そんなところが微塵も見えないという体で、ちらちら垣間見えるところか魅力的。
いつか講談聴きたいなぁ。
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松之丞さんの山田真龍軒をyoutubeで初めて見たとき
約7分の動画に強烈に引き込まれた。
まだ、寄席や独演会に行ったことは無いが
お客側の立場に立った松之丞さんの講談を体験したいと思う。
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神田松之丞という人をラジオやテレビだけでしか知らない人間からしたら、この一冊を読むことでこんなにも真面目で真摯に取り組んでいる人なのかと印象が変わる。また、そういう姿勢による意図、思惑通りの一冊となっている。
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今夢中でしかたない人のひとり。神田伯山。
知れば知るほど魅了されていく。
36歳。
理想を追い求め、今この瞬間もイライラしているのかもしれない。満足することなく、常に高みを目指して。
この人の本や映像に触れると、ふわふわと流されながら楽して生きている自分に喝を入れたくなる。
こんな程度で何疲れたとか言ってるんだ。
人生あっという間だぞ、ぼーっとしてる暇なんてあるのか。
命の終わりを意識している人だからこそ、今を全力で生きられるのかもしれない。
どんなふうに歳を重ねていくのか、伯山も、自分も。
あのとき伯山の存在を知ったときからわたしも頑張ってこられた、誰にも負けないくらいがむしゃらに生きたと、のちに言えるくらいの生き方がしたい。
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改めて、談志の影響が強いんだなぁ、と思った。
まぁ、講釈師としては、己に酔うより斜め後方から己を眺める方が相応しいんだろうけど。
いまは余裕がないだろうけど、ゆくゆくは義士伝を通しでやって録音を残して欲しいね。
とりあえず、「三村の薪割り」だけでもやって欲しい。
あと、「鮫講釈」も是非、と思ったらYouTubeで聴けるのね(笑)
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昭和の頃には「漫談」というジャンルがあり、関西では西条凡児・浜村淳・上岡龍太郎がその代表格。それぞれの話芸を生んだ背景には、西条凡児=落語、浜村淳=漫談、上岡龍太郎=講談 の芸脈が流れていた。
上岡龍太郎の、あの立て板に水の流暢かつ抑揚の効いた口調と理路整然とした語りの裏には、講談の影響があったわけですな。確かに、歴史上の出来事を語る口調は講談師の軍記物語りそのものだった。
さてその講談。かつては落語と並び称せられるぐらい人気を誇ったものの戦後は徐々に人気に陰りをみせ、存続を危ぶまれるほどに。自然の成り行きで演者も減り、「絶滅危惧芸能」の扱いを受けるようになって久しい。
そんな限界集落的芸能の世界に飛び込んだひとりの青年。浪人時代に談志落語の洗礼を受け、おっかけに。以来、落語・歌舞伎・浪曲等のあらゆる舞台や高座を聴きまくり、中でも神田伯龍の講談に衝撃を受け、講談師を志す。本人が自嘲して語る“寄席育ち”で、講談師 三代目 神田松鯉に入門。神田松之丞を名乗る。弟子っ子修行では着物をたたむこともできない落ちこぼれ。ひとたび高座に上がれば、前座でありながらいっぱしにマクラを話す生意気さを発揮。
それを咎めることなく温かく見守る師匠 松鯉。「生意気といわれる子の方が伸びる」と語る。人間的魅力にあふれた師匠のもとで修行を積み、確かな話術、迫力ある口跡、落語から得た芸風の広さと創意工夫で松之丞講談を確立。大名跡 六代目『神田伯山』を襲名。
松之丞は語る。「うちの師匠を選んだのは、僕の中で最良の選択であった。完璧だった」と。方や師匠 松鯉は「これからの講談界を背負って立つ逸材」と語る。
「生意気さとビッグマウス」。これを求道者の証と解す師匠。期待に応え出世を果たし、今や講談界の牽引者に。昨年、師匠 松鯉は人間国宝に弟子 松之烝は本年真打に。この師匠と弟子の関係は、現代版『父子鷹(おやこだか)』としても読める。
講談という古典芸能がこんなに奥深く、面白いとは…。一度YouTubeの松乃烝の講談、ご覧あれ。たちまちにして引き込まれます。
松之烝の「寄席育ち」という出自が講談に新鮮味を与え、“講談にわかファン”を急増させている理由に膝を打つ快著。
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時々テレビ等で見かけた神田松之丞氏。生い立ちや学生時代、講談師になったきっかけ、入門してからのこと等多岐に渡って対話形式で語られています。芸に真摯に対峙してる事がよくわかりました。真打ちに昇進してからの活躍が楽しみです。
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ラジオからの流れで手に取った。
神田松之丞、彼の半生を振り返る。面白かった!
講談にかける想いに心打たれた。自分もなにか人生を捧げられるものを見つけたい。
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伯山先生がどんな風に講談界を引っ張っていくのか楽しみにしています。
生で是非講談聴きたいと思います。
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よくある有名になった人の最初に出る本かと思ったけど違って結構、自分の中に余韻が残る本だった。まず、神田松之丞が父を亡くしていたという、原点みたいなのがサラッと出てくる衝撃的な書き出しから、早い時点で神田伯山が神田伯山だったことがわかってくる。肯定的に書かれているのもあるけど、落研を批判して、とにかく見ておかねばと古典芸能の場に、信条のままに通い詰める。後から見ると、自分の芸への物差しみたいなものがちゃんとできるわけなんだけど、それができているのにびっくりするし、神田伯山って最初から神田伯山じゃん、っていうか、天才って言われる所以ってそういう執着っていうか、そういうところだよね。あと、美談風になってるが、色々も計算もして、立ち回っている。この感想も掌の上。そういうことができる人への素直にリスペクトだし、表現へのまっすぐな思いがかっこいいとも、素直に思える。読んだ後伯山チャンネル見ると面白い。いつか、伯山の勧進帳みたくなるよね。
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神田伯山はすごい先の事を計算して考えているなって思った。
ここまで考える人が成功する人なんだなと思った。
この伯山の考え、今の自分の仕事(接客業)に繋がるなと思ったので、色々と参考になった。
ビジネス書かと思ったw