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少年と犬 みんなのレビュー

163(2020上半期)直木賞 受賞作品

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みんなのレビュー613件

みんなの評価4.1

評価内訳

598 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

1匹と6編

2020/07/20 10:04

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

どこからともなくやって来た多聞が人間に運んでくるのは、幸運とは限りません。苦しくとも懸命に生きる人たちを渡り歩き、ひとりの少年へとたどり着くラストが感動的です。

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紙の本

第163(2020上)直木賞受賞

2021/04/19 14:19

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

43*18=774*308=238.392/596/4.0h
 「男と犬」2018.1初出。舞台は仙台、震災から半年後。家族のために悪事に手を染める和正、馳星周らしいピカレスク作品。多門は守り神であり、セラピードッグでもある。エロスとバイオレンスは少なめ。「多門はおれの家族だ。いくら金を積まれても、売ることなんてできない」
 「泥棒と犬」2018.4初出。仙台から新潟への逃避行。ゴミ山のスカベンジャー出身のミゲルはおそらくフィリピン人。イラン人運転手のハーミとの会話が絶妙。「泥棒となんかと家族になれるか―そう言われた気がした」
 「夫婦と犬」2018.7初出。富山市、夏。すれ違っている、勘違い夫と浅はかな妻。犬は何も言わないが、それを鏡として人は真実を見つけ出す。「トンパはその裁判官のようだった。私情を交えることなく意見に耳を傾け、判決を下すのだ」「そんなこと、気にするな―そう言われたような気がした」
 「娼婦と犬」2019.1初出。大津市、冬。最初の場面で、だいたいネタが見えてしまっている。岩手県で飼われていた4歳の牡犬。「あなたたちの魔法って、人を笑顔にするだけじゃないんだね。そばにいるだけで、人に勇気と愛をくれるんだ」お守りとメモが後に続かなかったのは残念。
 「老人と犬」2020.1初出。島根、冬。「犬は言葉はわからなくても、人の意思を見極めようとする。話しかけることでコミュニケーションが密になり、絆が深まっていく。いざというとき、何よりも役に立つのは人と犬の絆の強さなのだ」「弥一は人にとって犬は特別な存在なのだということを理解していた。人という愚かな種のために、神様だか仏様だかが遣わしてくれた生き物なのだ。人の心を理解し、人に寄り添ってくれる。こんな動物は他にはいない」「そうか。愚痴をこぼしている暇があるなら前に進めか」最後は切ない。
 「少年と犬」2017.10初出。熊本、春。釜石で飼われていた6歳。5年かけて移動してきた。感動的なラスト。

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紙の本

犬好きな方ならなおさら響きます

2022/01/31 15:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞受賞作だけになかなか図書館の順番が回ってこなくて遅ればせながら。多聞の姿・存在感を頼もしく、愛らしく思ったり、関係する人たちの死を悲しく思ったりしながら、味わい深い一冊でした。

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紙の本

馳星周さん直木賞受賞おめでとうございます

2020/12/19 14:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

人と一緒に生きてこそ犬は幸せなんだと思う。
東日本大震災で別れた男の子に会うために、犬は南を目指す。旅を続けるために、生き続ける為に、満たされない人々と出会い幸せな時を与えて、南を旅する。
馳星周さんの小説はデビュー作が印象強過ぎて読んでいませんでしたが、すっかり犬に魅せられ、メロメロな犬好きの愛する小説でした。

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電子書籍

ペットを大事にしてる人にオススメ

2020/10/10 14:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

東日本大震災後、多聞(たもん)という名の犬にまつわる人との6編の物語。多聞は賢く健康で、犬好きの琴線に触れるような犬です。
 物語の奥には『貧困』がひそんでいて、ストーリーと読者の胃をぎゅっと引き締めることかと思います。
 災害が起きたとしても、生きているのならば生き続けなければならない。そんなやりきれなさに寄り添い、居てくれる生き物へのありがたさが全編通して記されています。
 事実を見つめて素直に受け入れる、そこから生まれる行動を躊躇わないこと。また、過ぎた怠慢は大きな後悔を呼ぶこと(防災グッズの用意大事!)。忘れずにいたいなという所感です。

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紙の本

犬の旅

2020/07/19 00:03

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

受賞された日の夕方に、書店に寄り購入しました。
普段は歴史小説ばかり読んでいるので、こういった本は久しぶりに読みました。
やはり最初は慣れなかったけど、読み進めていくうちに段々面白くなってきました。
第1章の最後で「えっ」となり、第2章を読み進めていくと…なんだかミステリっぽい?
ミステリ好きなので歓迎なのですが、ちょっとイメージと違って意外でした。
主人公の犬はやりたいことをやり果せたのかな。

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2020/04/03 12:47

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2020/08/31 15:47

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2020/06/15 23:48

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2020/08/13 15:47

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2020/08/30 22:26

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2020/09/25 22:38

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2020/05/30 01:41

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2020/07/15 20:59

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2020/06/19 09:14

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