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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/05/15
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/308p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-391204-2

紙の本

少年と犬

著者 馳 星周 (著)

【直木賞(163(2020上半期))】家族のために犯罪に手を染めた男が拾った犬。守り神になったその犬はある意志を秘めていた−。人生の無常と犬の神秘性を描いた全6編を収録。...

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少年と犬

税込 1,760 16pt

少年と犬

税込 1,599 14pt

少年と犬

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商品説明

【直木賞(163(2020上半期))】家族のために犯罪に手を染めた男が拾った犬。守り神になったその犬はある意志を秘めていた−。人生の無常と犬の神秘性を描いた全6編を収録。『オール讀物』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。

2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、金のために引き受けることに。そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、多聞は和正の「守り神」になった。だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか……

犬を愛するすべての人に捧げる感涙作!【商品解説】

収録作品一覧

男と犬 5−57
泥棒と犬 59−107
夫婦と犬 109−160

著者紹介

馳 星周

略歴
〈馳星周〉1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。「不夜城」で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞し小説家デビュー。「鎮魂歌」で日本推理作家協会賞、「漂流街」で大藪春彦賞受賞。

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みんなのレビュー556件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

犬好きにおススメしたいが

2020/07/30 15:09

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:southday - この投稿者のレビュー一覧を見る

犬がテーマで犬好きにおススメしたい小説ではありますが、必ずしもハートウォーミングというかハッピーエンドではありませんのでご注意ください。とはいえ、第一章から最後に至るまで、一貫した登場人物はシェパード(雑種?)だけですが、ひとつひとつのエピソードが生き生きとしていて一生読み終えるごとに一緒に生活したかのような臨場感がありその辺りはさすがご本人も犬を飼われていて必然的に書いたという著者さんのなせる業だと思いました。直木賞、納得です。

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紙の本

予測と違った小説

2020/08/12 15:08

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る

どうも、馳星周さんにはとんだ先入観を持っていたようだ。
 どこかで、犯罪どっぷりの「ハードボイルド」みたいな。
 そころが、読み始めて少し背筋が寒くなった。まるでこの犬が「守護天使」ではなく、死神のように思えてきたからだ。それほど賢い犬なのだろう。けれども、人の意を汲み、また、意に介さない。
 真意は投影する人の心次第とも、言えなくは無いのだ。
 ただ、最後まで読んで「ああ、そういうことなのか」と思った時、とても悲しくなった。自分の都合次第で犬の想いを斟酌する人の悲しさ、犠牲を払ってでも守ろうとする犬の忠誠心に……。
 それでも、人はこれを愛情というだろうか?
 オオカミの血を引く犬の、忠誠心は固いという。どう感じるか、読んで確かめて頂きたい。

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紙の本

感動的なラストに思わず涙が… 悲しく、そして心温まる物語

2020/09/15 08:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

震災で飼い主を失ってしまった犬の多聞が旅をする中で様々な人に出会う。苦しみながら生きていく人に寄り添いその人の心を癒す心温まる物語。犬がいかに人間の気持ちや感情を読み取ることができるか、がよくわかる小説。馳星周さんらしい裏社会の話もありおもしろい。馳星周さんといえば「不夜城」のようなハードボイルド小説のイメージが強かったんですが、今回のはとっても人情的な話。馳星周さんの小説を読んだことがある人は、いろんな意味で今までと違うので是非。読んだことがない人も、さすが直木賞なのでおもしろい。犬には不思議な力があると信じたくなります。犬が好きな人なら、「いやいやそんな犬絶対におらんやろ」的ツッコミどころがひとつでもあると一気に興ざめしてしまうかもしれませんが、この本は犬についての描写が隅々までリアルで、自然に感情移入させられます。

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電子書籍

直木賞受賞

2020/08/06 07:08

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

おめでとうございます!犬と東日本大震災と、涙の予感しかしないけれど、泣かせる為の小説ではない事は、なんとなくわかります。
読んで色々考えたいです。

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紙の本

連作なんだけど

2021/10/04 13:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る

連作の一番最後の「少年と犬」が、発表された順番では最初なんだよね。
はじめからそのつもりで書いてたのかな。
良い小説でした。

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紙の本

いい本でした。

2021/07/18 07:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BanKatsu - この投稿者のレビュー一覧を見る

最後の章の多聞には感動した。犬の能力は、人間が勝手に評価したもので、犬の本当の能力など未知の部分は多いのではないかと思います。
祖父が、かって軍用犬(シェパード)2匹と日本刀を持って写真に収まっていた聡明で凛とした犬の姿を思い出しました。
多聞は子供に会いたい一心で5年間の旅をした。色々な人間と出会って。彼ならきっとやり切れると思いながら読んでいました。
いつしか、多聞に関わった人間を応援していました。
私にとって良き本と出会ったと思います。
もう一度、犬と暮らしたいな。特にシェパードと。

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紙の本

すっかり遅れましたが

2021/06/11 20:26

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

なかなか読めないまま、積読になっていましたが、
やっと読むことができました。
やっぱり読んでよかったです。
評判がいいのもうなずけます。
それにしても、こういう夢のようなお話が、
こういう時期にもっともっと読まれるといいですね。

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紙の本

最後は涙しました

2021/05/12 11:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Strawbetty - この投稿者のレビュー一覧を見る

10年前に起こった東日本大震災から5年前に起こった熊本地震までの5年の間、会いたいと願っていた少年の所まで日本縦断をした賢い一匹の犬の物語だった。震災のショックで5年間も話が出来なかった少年が多聞のお蔭で話せる様になった時は多聞の苦労が報われた気がして胸が熱くなった。

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紙の本

一匹の犬の5年間の旅

2021/04/13 12:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る

一匹の犬が誰かを探すように南に向かう旅の途中で出会う人とのエピソードで綴る短編集。
犬とかかわった人は自分の中の満ち足りないものに気づき、犬と暮らす。
この犬は守護神なのか?それとも・・・
最終章で犬が会いたがっていた人と出会ってからのエピソードは素晴らしいファンタジーになっている。
大切な人を守って星になった犬。しかし犬は大切な人のそばによりそい続けている。

馳さんはハードボイルドの作家だと思っていたので、少し意外でした。

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紙の本

2021/03/04 18:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

考えられないくらい賢い犬が、いろいろな人との出会いを繰り返しながら、熊本の子どものところへたどりつくというお話です。最後にその子どもを助けて死んでしまうのがかわいそうでした。

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紙の本

人と犬との深い絆をあらためて想起

2020/12/29 21:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BenchAndBook - この投稿者のレビュー一覧を見る

人と犬との関係は古くから固いものがあると思っています。
読み進むにつれて関わる人々との終わり方を見ると、もしかしてこの犬は不幸を呼ぶ?
と連想させられましたが、最終章でそれは杞憂であったと氷解しました。
ただひたすらに気持ちを通わすことができた友達を求めての列島横断。
そしてその最後にただただ涙しました。

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紙の本

犬好きさん以外にも

2020/12/22 19:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うえありひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞受賞作品ということで読んでみました。
表紙を飾っている彼はとてもとても賢くて優しい犬です。擬人化されていない、何も語ることのない犬ですが、読み進めるほど愛着がわいてきます。
人の哀しさや弱さにそっと寄り添う姿には心がじんわりと温かくなりました。
とても読みやすいので普段あまり本を読まない人にもオススメしたい作品です。

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電子書籍

動物は良い

2020/07/24 18:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る

多聞と出会った人間。真摯なもの言わぬ犬に救われる物語は心が温かくなった。

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紙の本

1匹と6編

2020/07/20 10:04

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

どこからともなくやって来た多聞が人間に運んでくるのは、幸運とは限りません。苦しくとも懸命に生きる人たちを渡り歩き、ひとりの少年へとたどり着くラストが感動的です。

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紙の本

第163(2020上)直木賞受賞

2021/04/19 14:19

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

43*18=774*308=238.392/596/4.0h
 「男と犬」2018.1初出。舞台は仙台、震災から半年後。家族のために悪事に手を染める和正、馳星周らしいピカレスク作品。多門は守り神であり、セラピードッグでもある。エロスとバイオレンスは少なめ。「多門はおれの家族だ。いくら金を積まれても、売ることなんてできない」
 「泥棒と犬」2018.4初出。仙台から新潟への逃避行。ゴミ山のスカベンジャー出身のミゲルはおそらくフィリピン人。イラン人運転手のハーミとの会話が絶妙。「泥棒となんかと家族になれるか―そう言われた気がした」
 「夫婦と犬」2018.7初出。富山市、夏。すれ違っている、勘違い夫と浅はかな妻。犬は何も言わないが、それを鏡として人は真実を見つけ出す。「トンパはその裁判官のようだった。私情を交えることなく意見に耳を傾け、判決を下すのだ」「そんなこと、気にするな―そう言われたような気がした」
 「娼婦と犬」2019.1初出。大津市、冬。最初の場面で、だいたいネタが見えてしまっている。岩手県で飼われていた4歳の牡犬。「あなたたちの魔法って、人を笑顔にするだけじゃないんだね。そばにいるだけで、人に勇気と愛をくれるんだ」お守りとメモが後に続かなかったのは残念。
 「老人と犬」2020.1初出。島根、冬。「犬は言葉はわからなくても、人の意思を見極めようとする。話しかけることでコミュニケーションが密になり、絆が深まっていく。いざというとき、何よりも役に立つのは人と犬の絆の強さなのだ」「弥一は人にとって犬は特別な存在なのだということを理解していた。人という愚かな種のために、神様だか仏様だかが遣わしてくれた生き物なのだ。人の心を理解し、人に寄り添ってくれる。こんな動物は他にはいない」「そうか。愚痴をこぼしている暇があるなら前に進めか」最後は切ない。
 「少年と犬」2017.10初出。熊本、春。釜石で飼われていた6歳。5年かけて移動してきた。感動的なラスト。

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