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ストーンサークルの殺人 みんなのレビュー
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紙の本
面白かった
2024/04/28 11:07
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投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりにちゃんとした警察ものミステリを読んだ気がする。
話の流れは進むに連れて明らかになってゆく様が割りと意表を突いていて飽きさせない。
が、何より世界観というかキャラ同士の空気感が良くて、もう少しこの世界を共有したいという気持ちになる。
紙の本
もっと緊張感があれば……
2023/11/06 21:40
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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ユニークなバディ、センセーショナルな殺人、謎を解く鍵となるメッセージ、登場人物たちのしがらみ、忌まわしい過去……数々の魅力的なフックを緻密に積み重ねた構成力は脱帽に値する。死体に主人公の名前が刻まれていると判明したシーンには心を掴まれたものだったが、結局早々に緊張感は解けてしまった。のっけから緊張感が軽減された反動か、取り締まる側の人間視点で描かれる現在進行形の殺人劇だからか、どうしてもスリルから蚊帳の外にされている感じがして、途中まで冗長にさえ思えてしまった。最後まで読めたのは、ひとえにキャラクターの良さと一章ごとの軽さ、構成力のおかげだろう。
紙の本
不正や隠ぺいと戦う
2023/03/13 09:59
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーンサークルでの焼死体殺人事件を追う刑事ワイントン・ポーと驚異的な分析能力をもつティリー・ブラッドショーの二人のコンビが活躍するミステリー。猟奇的な連続殺人事件の犯人とその真相を追うが、結末は思わぬ展開になる。不正や隠ぺいはどの社会にも付き纏うという結論になるが、それが後味を悪くするのか。物語として、とても面白かったのは事実。シリーズものなので次巻を読むのが楽しみである。
紙の本
面白かった!
2023/02/13 12:49
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投稿者:ひの - この投稿者のレビュー一覧を見る
グロいシーンがあるのでその箇所は好みが別れるでしょうが文章自体は翻訳された方の手腕も良かったのか個人的に読みやすくて内容を理解しやすかったです!正義を貫いた主人公ポーに拍手を送りたい!
紙の本
二人の
2022/12/02 18:47
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投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポーとブラッドリーのコンビが好き。
一作目だけど読み終わった瞬間、次の話が読みたいってなりました。
作中の事件は胸糞悪く後味も最悪だったのでこの二人のコンビじゃなかったら耐えられなかったかも。そのくらいこのコンビは良いキャラしてます。
紙の本
続編にも期待
2022/08/14 01:13
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投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る
英国カンブリア州に点在するストーンサークルで次々と発見される焼死体。その被害者の体に、停職中のワシントン・ポーの名前が刻まれていたことから、ポーは捜査に加わり、連続殺人事件を追うことになる。本書はまず、 型破りながら粘り強く、また頭もキレる主人公ポーが魅力的であり、終盤に向けて一気に盛り上がっていくストーリー展開も面白かった。続編も読んでみたい。
電子書籍
コンビいい!
2022/03/24 22:11
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポー&ティリーのコンビがすごくいいです。ラストの、次への期待感を、そそるところ……うまいなぁ。ただ、かなり猟奇的事件なのは、ちょっとエグい……し、翻訳の文体が気になる箇所もあることはありますが。
紙の本
おもしろい
2021/02/06 20:35
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投稿者:りり - この投稿者のレビュー一覧を見る
被害の有様がかなり具体的に書いてあるのでその部分はちょっと読むのがキツイけど、主人公のポーやティリーを初めとした周りの人物が魅力的だし、何よりだんだん真祖に近づいていくところがわくわくする!
次のシリーズが早く翻訳されますように。
紙の本
分析官ブラッドショーの成長も楽しみ
2021/01/17 22:09
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
重大犯罪分析課の刑事ポーと分析官ブラッドショーのコンビが連続焼死殺人事件に挑む英国ミステリ。少しずつ明らかになる事件の真相、捜査手法の多様さ、軽妙なやりとりが楽しくて、ページの厚さを感じさせない。次回作が楽しみ。
紙の本
ゴールド・ダガー受賞作は本物だ。
2020/10/20 22:31
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投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
猟奇的な連続殺人事件、関連性のない被害者、真相を明らかにするためには手段を択ばない型破りな警察、と聞けば既視感を覚えずにいられないだろう。
私自身本書の序盤では、どこかありきたりだなと思ってしまった。
しかし本書の面白さはその既視感をぶっ飛ばしてくれる。
怒涛の展開で読む手を止めさせることなく、あっという間にラストまで持っていく展開力には脱帽だ。
過去の事件を掘り起こすと次々と浮かび上がってくる謎や巧妙に張り巡らされた伏線。
この様に書いてしまうと既視感が増すかもしれないが、本書のそれらは一級品でゴールド・ダガーを受賞したのも納得できるクオリティである。
真相を追えば追うほど更なる謎が浮かび上がり、予想だにしない描写が伏線だったと気づかされる。
これこそがミステリーの醍醐味だと改めて感じさせられた。
本書で起こる事件の手口は残酷で、目を覆いたくなるような惨い事実も明かされる。
それでも陰鬱な気分を引きづることなくサクサク読み進めていけるのは、キャラクターの持つ魅力だろう。
正義のためなら手段を択ばず、周りの警察からは嫌われている不器用な主人公ワシントン・ポー。
持ち前の直感と規則に縛られない行動力を見ているのはとてもすがすがしい。
そしてその主人公と同等かそれ以上に魅力的なのがティリー・ブラッドショーだ。
一般常識に疎く人付き合いが苦手だが、天才的な頭脳を持ちデータ処理においては右に出るものがいないほどの実力の持ち主である彼女。
ポーとの出会いをきっかけに、自らの正義を貫く逞しさと行動力を身に着けていく彼女の成長ぶりも本書の見どころの一つであろう。
そして何よりポーとティリーの友情が今後のシリーズにおいて最も楽しみである。
個人的に本書で最も好きなシーンはラストシーンだ。
1つの物語の終止符でありながらも、今後の展開にも期待させる見事な幕引きとなっている。
また、本書はシリーズなのでまだ完璧に謎が解明されたわけではない。
訳者あとがきによると、本シリーズはすでに三作品が刊行されているらしい。
本書ですっかりファンになってしまったので、翻訳される日がとても待ち遠しい。