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御子柴弁護士シリーズ 第五弾
2021/03/01 23:05
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジェットコースターのようなストーリー。最近の中山七里さんの作品の中では出色の一冊と思いました。過去のエピソードへの言及もあることから、シリーズを最初から読むのをオススメします。
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洋子さんについて
2021/01/01 11:09
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
事務員洋子さんに殺人容疑が掛かります。もちろん弁護は御子柴先生。
普段から側にいることが当たり前の洋子について何も知らないことに気づかされます。
平凡で特徴に乏しい無個性な事務員だと思ってた洋子の過去が明らかになっていきます。
事務員不在の穴埋めに宝来先生も投入。今回の御子柴ちゃんはイイ奴寄り。
あ、猪俣先生の弁護どうなった?
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いいねぇ~
2022/02/07 08:07
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投稿者:ちょびリッチ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの作品も御子柴先生の過去のつながりがあって
先生の周りの評価も人それぞれで
読んでいて気持ちもいいし、目が離せなくて
めくる手も止められないです。
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事務員さんの過去が明らかになる!
2021/09/04 09:31
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
御子柴弁護士の事務員さんが嵌められて殺人容疑で逮捕され、無罪にするために御子柴弁護士が奔走する過程で、事務員さんの過去が明らかになる話。面白かったです!でも、著者は裁判員裁判の勉強が足りていない感じ。実際には公判前整理手続があるので、ああいう風に公判で真実を明らかにしていくことはあり得ないと思います。
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シリーズ第5弾
2020/11/17 00:10
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投稿者:かき - この投稿者のレビュー一覧を見る
【ネタバレあり】
御子柴弁護士シリーズ第5弾。
今回は洋子の過去がメイン。事務所を支え、いつも寡黙な洋子の過去には驚きと同時に悲しくもなりました。みどりちゃんとの繋がり、そして無戸籍……。
今作は法廷パートは少なめ。
御子柴が段々人間らしくなっていくなあ。いいラストだった。
ずっと続いて欲しいシリーズ。
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御子柴さんますます……
2023/01/05 19:18
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめの頃と少し印象が違ってきたと感じるのは自分だけでしょうか……。弁護士の仕事は無罪にすることで、真相を明らかにすることではないという御子柴のポリシーが、貫かれている一作です
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御子柴礼司シリーズ第5弾
2022/08/20 19:49
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
御子柴の過去が明らかになっても、何故か御子柴について行く事務員の洋子。シリーズの最初から不思議というか気になる存在だった洋子を、御子柴が弁護する。弁護する過程で明らかになった洋子の過去。無事に洋子の無罪を証明するのだが、事件のトリックは酷くて、最初から犯人ととトリックが分かってしまった。
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弁護士・御子柴シリーズ第5弾。
単独の御子柴シリーズは久しぶり?他の作品にも、ちょいちょい登場するから、前作からどれくらい経っているのかが分からない。
しかし。
今作はいきなりプロローグで、いきなりボディブローを食らったような衝撃。
御子柴の弁護士資格をはく奪すべく、「この国のジャスティス」と名乗る人物が書いたブログを読んだ大勢の人が、懲戒請求を求めてくる。
その数、御子柴の事務所に届いただけでも、850通…
「匿名」に踊らされ、いっぱしの正義感に駆られる愚かな行為は昨年のあおり運転事件の「ガラケー女」のデマの拡散を思い起こしたが、作品自体は先に書かれている。
その行為に対し、全ての人物に賠償請求を行うとする御子柴だったが、その最中、御子柴の事務所で働く洋子が殺人の容疑で逮捕されてしまう。
御子柴の失墜の為に仕掛けられた罠なのか?
これまで触れられてこなかったが洋子とは一体何者だったのか?
その二つを軸に物語が展開する。
今までに比べると、描かれる犯罪は派手でないものの、御子柴の人間らしさが垣間見えるようになっている。
どんでん返しは、若干控えめだけど、プロローグで十分衝撃を受けたので、今作も楽しく最後まで一気読み。
テレビでは連日「ドクター・デスの遺産」のプロモーションが流れているが、犬養もいいけど、御子柴もいい!と思える仕上がり。
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弁護士・御子柴シリーズ最新作。
30年前に5歳の幼女を惨殺した過去を持つ御子柴、過去の名前を捨て、生き直していたにもかかわらず自ら罪を暴露する。そのことで、過去に重大な罪を犯したのに弁護士という職業についていること自体に不満を持つ人たち、また現在高額の報酬を取る悪徳弁護士という評価を快く思わない人々が《この国のジャスティス》と名乗る者の呼びかけで御子柴に懲戒請求書を出す。その数800人以上。ただでは起きない御子柴、逆に彼らに損害賠償を請求することにし、その事務作業を事務員の日下部洋子に丸投げしていた。ところがその洋子が殺人容疑で逮捕されてしまう。タイトルに『復讐』と付いていたので真犯人の目的はそれだろうから過去の御子柴の事件の関係者だろうことは予想がついたが、彼の正体を知っても彼から離れなかった洋子という人物が興味深い。彼女自身の生い立ちから固定概念なしでちゃんと今の御子柴を見れる人。洋子の過去を追って自身の故郷を訪ねた時出会った倉科スミという老婦人も然り。自分の汚名を顧みず他人のために頑張ろうとする人と・・・外面や肩書で人を判断するような人間にはなりたくない、ちゃんとその人の本質を分かる人間でありたいと思った。
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やっぱり、面白い!中山七里。
凶器のトリックまでは読めたが、最後の最後の真相は読めなかった。これだから、中山七里は面白い。
御子柴礼二も、やっぱりなんて言うか憎めないというか、好きだなあ。
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★3.5
御子柴弁護士の人となりが浮き彫りにされる度に、好感度が上がっていく。彼を指して能面のような…という表記があったが、別作の能面刑事とは異なる印象を受けるのは、本作までに心の逡巡や内面を垣間見てきたからか。
ずっといて当たり前の脇役。でも謎だった事務員洋子さん。殺人容疑で捕まり、それを無罪にするという流れだが、途中までは滞ること多く、残りの項で解決するの?と思ったけど、ラストで怒涛のスパート。欲を言えば、御子柴シリーズ名物の探偵パートをもっとじっくり堪能したかったということに尽きる。
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御子柴法律事務所の唯一の事務員・日下部洋子がある事件の容疑者として逮捕される。明らかに嵌められた洋子を救うべく、御子柴は洋子の知られざる人となりを調べる事になり…
毎回御子柴と関わりのある人が容疑者となるけど、今回は洋子がターゲットに。優秀な事務員の洋子だけど、あの御子柴の元で働き続ける理由が明らかになり、やはりあの事件に繋がっているんですね。洋子の過去と御子柴が園部少年だった頃と繋がるとは思いませんでした。
洋子が本当の意味で御子柴の人となりを見出してくれて良かったです。
唯一の癒しの論子が今回も登場してて、それだけがこのシリーズの救いでした。
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シリーズ作品を読んでなくても単独作品として読み応えありました。御子紫弁護士は、何故忌まわしい事件を起こして、洋子さんが語ったように人間は変われるかもしれないと思えるようになれたのかを。シリーズ作品を読みたくなりました。
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安定して面白い御子柴弁護士シリーズ。警察の捜査が甘すぎて、検察敗北の逆転裁判になるのが見え見え。まあ予定調和とはいえ、確りと読ませてくれるので文句はありません。
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やはり御子柴シリーズはいい。シリーズの他の作品に比べると若干迫力に欠け、どんでん返しも無理があるような気もするが、面白さは間違いない。今回は自身の弁護士事務所の事務員の弁護だが、よくもまあ、次々と自分の身内や関係者をサブ主人公に据えて物語を紡ぐことができると感心する。今年2020に毎月新刊刊行をしている体力・能力にも感服するが、それが中山七里の凄さなのだろうな。