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暗殺の幕末維新史 桜田門外の変から大久保利通暗殺まで みんなのレビュー

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (7件)
  • 星 4 (4件)
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  • 星 1 (0件)
16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

らは「愚か者」だったのか

2021/02/25 16:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「暗殺」というのも殺人であるが、「多く、政治的に対立している要人を殺すこと」と「広辞苑」にあるように、いささか区別して使われている。
 歴史をひも解けば、古くは「大化の改新」もそうだし、戦国時代にも多くの「暗殺」が行われてきた。
  中でも突出しているのは、幕末から明治維新の頃で、「わずか十数年の間に、その数は百件を超す」という。
本書は副題にあるように「桜田門外の変から大久保利通暗殺まで」の主だった暗殺事件の、起こった背景(つまりは「殺人」ではなく「暗殺」として括られる政治・思想を明らかにする)や殺された側と殺した側の人物像にも迫ろうとする試みである。

 幕末の「暗殺」者として有名なのは、「人斬り以蔵」と呼ばれた土佐藩の岡田以蔵だが、彼の場合斬ることを巧みに利用されていた節がある。
 この頃の「暗殺」にはそういう安易な誤解で行われたものも多い。
 数多く書かれている「暗殺」事件の中で、印象に残ったのは横井小楠を暗殺した男の息子が語ったという次の言葉だ。
 「私の父は善人だった。(中略)その半面におゐて私は父が時勢を洞察することの出来ぬ昧者であつた」。
 「昧者(まいしゃ)」というのは、愚か者という意味である。

 そこまでいうのは酷としても、少し熱を冷ませば凶刃を手にすることはなかったかもしれない。
 しかし、その熱があればこそ、時代の歯車は間違いなく、ガラリと回ったともいえる。

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紙の本

暗殺の幕末維新史

2021/05/27 23:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

幕末、そして明治以降の日本の政治的暗殺を列挙している。尊皇攘夷派の襲撃が桜田門外、坂下門外の変を経て、名を上げる為の暴力に変わっていき、単に命を奪うだけでなく、過度な暴力や侮辱を与えるようになっていった様子も分かる。
明治維新後、それまで権力側を襲ってきた人々が権力側となり、今度は暴力を取り締まるようになると、自分たちの行ってきた行為のみを肯定するようになる、などとても面白かった。

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紙の本

明治期の様々な暗殺事件のリアルな実相と世間の反応を詳細に描いた興味深い一冊です!

2021/03/02 10:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、歴史研究家で、『幕末歴史散歩 東京篇』、『同 京阪神篇』、『高杉晋作』、『坂本龍馬を歩く』、『高杉晋作を歩く』、『司馬遼太郎が描かなかった幕末』などの著作で知られる一坂太郎氏の作品です。同書の中で筆者は、「明治維新は近代日本の原点とされる。だが、日本史上、これほど暗殺が頻発した時期はない。尊攘論の洗礼を受けた者たちはなぜ暗殺に走ったのか。大老井伊直弼暗殺から内務卿大久保利通に至る国家の首班、外国人、坂本龍馬なのど志士、さらには市井の人々が次々に標的となる」と書かれています。同書は、こうした事件のリアルな実相と世間の反応を描くとともに、後世、一方で暗殺者を顕彰し、もう一方で忌避した明治国家の対応が詳述されています。闇から見つめる幕末維新史の一冊とも言える歴史愛好家には興味をそそられる書です!

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紙の本

明治維新あっつい

2020/12/02 19:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸から明治へ、日本の近代化に向けて熱い熱い思いの男たちの物語。
考えが違う、なら殺してしまえ。それを野蛮というか、正義というか、武士としては、
当然の行動なのか…。
教科書に必ず掲載されている政治家や紙幣でおなじみの人々も、意外と人の命を軽く扱っていたらしい。少し驚きました。

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2020/12/15 21:50

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2020/12/06 10:00

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2020/12/12 05:32

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2021/03/07 21:10

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2021/04/01 17:55

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2021/04/29 18:28

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2021/05/10 10:07

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2021/05/13 19:29

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2021/06/13 19:23

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2021/10/22 07:35

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2021/10/26 17:33

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